インタビュー
巌流島の試合場にアメフトの爪痕を残したいと思います!|和久憲三(アメリカンフット...
アメリカンフットボールの選手として大学時代から日本代表として活躍し、突然冬季オリンピックのボブスレーに挑戦し、短期間で日本の強化選手に選ばれるなど、抜群の身体能力を誇る和久憲三。格闘技経験ゼロの和久がわずか1ヵ月間の練習でこのトーナメントに挑みます。一体どんな試合を見せてくれるのでしょうか……? ——昨年の11月に巌流島イベントの記者会見を行ったんですけども、和久選手はその頃から巌流島のことはご存じでしたか? 和久いつ見たか忘れたんですけど、アメフトの河口(正史)さんとFacebookで友達になっていて、河口さんが「実行委員会として格闘技に携わることになった、自分は出ないけど」ってのっていたので、なんだろうなぁと思いながら見ました。 ——で、和久選手の出場は河口さんから誘われたことがきっかけだったそうですが、最初に言われた時はどう思われましたか? 和久格闘技なんで、「えっ?」と思ったんです。でもボブスレーをやった時もそうですけど、新しいことをやるのは楽しみでもあるのでね。今までも綱引きとか腕相撲とかのテレビ番組でアメフト代表として出させていただいたことがあったんですけど、それで大ケガするということはほぼないじゃないですか。でもさすがに格闘技は殴られたら危ないしというのもあったので、「綱引きに出てみない?」と言われた時の感覚とは違いましたね。さすがにすぐには出ますと言えなかったですから。 ——でも、あまり悩まずに出場を決められましたよね。 和久そうですね。格闘技かぁと思いながらも、逆に出たいと言っても出られない方も大勢いる中で、舞台は違いますけどアスリートとして勝負できるというのは魅力的だとは思いました。アスリートしてボブスレーに出た時も、いろんなスポーツの中から選ばれた人達と競ってオリンピックを目指したんですけど、その時と同じ気分で、一人のアスリートして巌流島という新たな格闘技イベントで、押し出しもあったり、(試合場)の広さもあったりとか今までの総合格闘技とはルールも違いましたし、いろんなスポーツ選手が活躍できるルールは盛り込まれているので、一人のアスリートとして他の種目の選手たちと競い合った時にどこまでやれるんだろうかという気持ちから出ようと決めました。あとは、アメリカンフットボールの選手って凄いんだなって思ってもらえる機会にもなるのかなと思いまして。僕が学生時代とかに、テレビ番組で河口さんとかが他のスポーツ選手と競って勝っているところを見て誇らしかったので。 格闘技経験ゼロの和久のために、元K-1ファイターの金泰泳氏は基礎を徹底的に叩き込んだ ——なるほど、それで出場することが決定した後は元K-1ファイターの金泰泳さんのところで練習をすることになったんですよね。練習始められたのは2月に入ってからということですが、和久選手は格闘技の練習は初めての経験だったと思いますが、最初に練習をしてみていかがでしたか? 和久最初、いきなり金先生から「(自分は)打たないから好きに攻めてこい」と言われて、僕が向かっていったんですけど、今まで4分という勝負をしたことがなかったので、1R終わって吐きましたね。 ——でも、いきなりで4分間動ききったんですね。 和久いやでも、シンドかったですよ。もうゼイゼイいいながら、ちょっとこかされて(=転がされて)上に乗られたら動くのもシンドいし。最初3分でなくてワザと4分でやったんですけど、4分間ってどんだけ長いんだろうって思いました。 ——試合に向けて特に重点的に教えられたのはなんですか? 和久いろいろあるんですけど、言いたくない部分もあるんで……。 ——あ、そうですね、作戦もありますからね。言いたくないなら大丈夫ですよ。 和久僕、ケンカもしたことない人間なんで、パンチの打ち方から、ガードの仕方から、グラウンドの防御とか立ち上がり方という基礎中の基礎を叩き込んでもらいました。 ——この1ヵ月間練習をされて、一番キツイ練習ってなんでしたか? 和久ラウンドを闘うってことですかね。3分やって1分ブレイクでまた3分やって1分ブレイクっていう試合形式の練習をやった時に、予想以上にスタミナを奪われまして。なので、試合時間に合わせた練習をし始めた頃は身体はどんどん重くなっていくし、パンチも最後はスローモーションみたいになってしまうし、そういうのはシンドかったです。 ——練習の中で、アメフトの動きで活かせる部分っていうのはありましたか? 和久そうですね、今回はぶつかってもいいので、今までのようにヒットしてもいい部分とか、フットワークの部分では近いところはあると思います。あとは相手の動きに対してリアクションするというのも、フットボールにはありますから、そういう部分でも活きてくるところはあると思ってます。 ——では、トーナメントのことを伺いたいのですが、出場選手をみてどう思われましたか? 和久フフフ。どなたも強そうなので……僕は誰とやりたいというレベルでもないですし、誰とやってもシンドイ試合になるのは間違いないので、僕はド素人なんで金先生に教えて頂いたことを信じてやるだけだと思ってます。 ——なるほど。特にマークしている選手や対戦してみたい選手っていうのはない感じですか? 和久やってみたいというのであれば、8人の中でいえばミノワマン選手ですね。ミノワマン選手がボブ・サップ選手やチェ・ホンマン選手を倒したのはテレビで見ていて、小さな日本人選手が遙かに大きな外国人選手を倒す姿っていうのは、競技は違えど凄く勇気をもらえました。そのミノワマン選手と同じリングに上がれる機会があるとすれば、光栄なことですね。 ——でも、ミノワマン選手と闘う場合は決勝戦でしか実現しないんですよね。 和久なんとか僕も頑張って、決勝の舞台で実現できれば最高だと思います。サイトのミノワマン選手のインタビューで「日本人は僕と和久選手だけですから」って僕の名前を出してくれたことが嬉しくて。「ああ、名前知ってくれているんだ」ってちょっと嬉しかったです。 わずか1ヵ月間とはいえ、密度の濃い練習ができたようだ ——その前に、まずは1回戦突破が大きな目標になると思いますが、相手は相撲の星風選手ですね。 和久巌流島のお話しをいただくよりも前の話ですけども、僕、今まで相撲部屋に行かせていただいたことがあって、ぶつかり稽古とかも何度かやったことがあるんですよ。だから、力士の方の強さは分かっているんです。当たっても強いですし、そういう面では皆さんはアメフトと力士ということでぶつかり合いもみたいと思うので。 ——星風選手の総合の試合をご覧になってますか? 和久見ました。皆さんの力士のイメージってどちらかというと、大きくて力はあるけど動けないというイメージを持たれていると思うんですけど、(星風選手の)試合を見させていただいて、デカいけど動けるし、気持ちも前に出しているファイターだと思いましたね。デカくて、動けて、気持ちも強いと。 ——対星風選手対策として、金さんはしっかりプランを立ててくれているんですよね? 和久そうですね。こういうふうに闘えというプランは教えてもらっているので、僕はそれを信じてやるだけです。1ヵ月ですけど頑張ってきたので面白いものはお見せできると思います。 これまでボブ・サップやチェ・ホンマンらの指導経験のある金泰泳氏(写真一番右)は「和久君いいですよ。ボブやホンマンよりも楽です(笑)」。和久にはどんな秘策を授けたのだろうか? ——では、ルールのこともお聞きしたいのですが、このルールを最初に聞いた時はどう思われましたか? 和久普通のリングで、これまであったPRIDEやK-1やDREAMのような試合だったら、断っていたと思うんですよ。今回は(試合場はリングでなく)広くて、押し出しもアリで、絞め技もなくてとか、多少自分にも利点があるんじゃないかと思ったんでオファーを受けた部分はありますね。 ——今回、巌流島に挑戦されて、この試合の後も格闘家としてやっていこうと思っているのか、それとも今回だけの挑戦という感じで挑まれているいるんですか? 和久やってみないと分からない部分はありますけど、僕は今日(インタビュー日)もアメフトの練習に来ているので、僕はあくまでもアメリカンフットボールの選手ですから、フットボーラーとして巌流島に上がるつもりですし、試合が終わってもすぐにフットボーラーに戻ると思ってます。 ——そうなんですね。ではこの1ヶ月間金さんから教えられた中で一番印象に残った言葉はありますか? 和久頭の中に残っているのは、試合の時にこれができれば、勝てる。これをやってしまうと負けるっていうのでいくつかのことを言われているので、それだけは頭に入れて試合に臨もうと思ってます。 ——楽しみにしております。それでは最後にトーナメントに向けての抱負をお願いします。 和久アメフトの選手は強いんだと思われるような試合をしますんで、応援をよろしくお願いします。巌流島の試合場にアメフトの爪痕を残したいと思います!
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相撲取りが格闘技の試合に出て負けて情けない。だから、奴らにオレは強いんだよってア...
巌流島ルールに一番適応能力があるのではないかと言われているのが、元十両力士の星風選手。体力が衰えて引退したのではなく、現役バリバリで未練を残して辞めたため、「まだまだ自分に力があるところを見せたい」と今回のトーナメントへの参加を決めました。そんな星風選手のトーナメントへの意気込みをお届けします。 ——まずお聞きしたいのは、なぜ巌流島に出場しようと思いましたか? 星風この話を聞いて自分に合うんじゃないかと思って。自分は相撲をやっていたんだけど、ルールが相撲と似ているところがあったので。 ——他の格闘技もありますけど、巌流島のほうが魅力を感じた部分はありますか? 星風ありますね。ちょうどいいんじゃないかと。この新しいルールだと相撲は有利じゃないかと思いました。 ——具体的にはどんなところが有利だと思われますか? 星風押し倒しとか、投げ倒してボコボコにするのはいいんじゃないかと。 ——そういう点は他の競技よりも活躍の場になるんじゃないかという感じですか? 星風まあ、それは試合を見てもらえれば分かると思いますよ。 ——試合に向けてどんなトレーニングしてますか? 星風まだ(試合まで)2週間あるので、これからいろいろやっていきます。自分なりにどこまでやれるか。みんなが喜ぶ試合をしたいと思ってます。 ——相撲時代よりもレベルアップしたところはどこですか? 星風相撲とは全然違うからね。今は一からやってるし、相撲の感覚と格闘技の感覚は別物だからね。だからレベルアップしているとは思わないです。 ——巌流島の舞台でどんなところをアピールしたいですか? 星風自分も相撲取りだったし、投げが得意だったんですよ。どんな投げでもできますから、みんな下に叩き落として沈めたいね。 ——闘い方は相撲の動きを活かしてという感じになりますかね? 星風投げてからの流れで。最初から押し倒すとか考えないでブッ倒すようにいきますよ。突っ張りもパーじゃなくてグーでいけばいいし。 ——試合場も土俵に近いですよね。 星風ロープになれてないからそのほうがいいと思ってます。 とにかく自信に満ち溢れていた星風。発言のひとつ一つが強気だった! ——なるほど、では、1回戦の対戦相手の和久選手についてはどう思っていますか? 星風何にも考えてないし、誰が来てもいつでもかかってこいという感じです。 ——相手は元アメフトの選手なんですが、格闘技経験がないということでなりふりかまわず来るという可能性もありますが……。 星風全然! 喜んで受け止めます(笑)。リングの上にあがったらどっちかが勝つだけだから。 ——星風選手自身は戦術的にはどう考えてますか? 星風自分の持っているものを活かせばいいと思ってます。 ——やはり狙うは優勝ですか? 星風ミノワマンとか出てるもんね。だから、当たればいいじゃないかと。ミノワマン以外は知らないし、興味もない。 ——なるほど。巌流島のルールは相撲出身者に有利とも言われてますけども。 星風そう思います。(このルールで試合を)やったことないけど、自分がやってきたスポーツがモンゴル相撲や相撲なんで、十何年間やって来たことだから身体に染みついているし、有利だと思いますよ。 ——その相撲でいう投げ落とすという部分を有利に使って、相手を落として勝つことを狙いますか? 星風狙うわけではないです。格闘技の試合だから投げ倒してボコボコにしてやりたい。投げることも流れならいいとは思うけど。 ——では、星風選手にとってこの巌流島に出る意義とは? 星風ここで全員倒して、上にたって、「オレは格闘技に向いているんだよ」ってアピールしたい。今まで相撲出身の曙や戦闘竜とか若麒麟とか格闘技の試合をしてみんな負けてるから。だから(勝って)「相撲取りをバカにするな」と。今までは弱い奴らばっかり出てるけど、オレは言っちゃうけど、あいつらとは違うからね。今まで相撲取りが格闘技の試合に出て負けて情けない。何のために出てるのって? 感じだよね。だから、相撲やっている奴らにオレは強いんだよってアピールしたい。 ——星風選手としては勝利して相撲の価値を高めたいという感じでしょうか? 星風それもあるしね。自分が相撲でどれだけ頑張ってたかということをみんな分かってないから、それをアピールしたい。これだけ力をまだ持っていて、まだまだイケるゼってアピールしたいですね。応援してくれる人もたくさんいるから、相撲の良さを出して、上に立てれば(=優勝すれば)いいことがあるんじゃないかなと思ってます。勝ちますから、応援してください! яндекс
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僕が優勝しなければ、(巌流島の)先はないと思ってます。| ミノワマン(プロレス/...
『巌流島』トーナメント出場選手インタビューをお届けします! 第1弾は日本代表、プロレス代表で出場するミノワマン選手です。新たな格闘技イベントに出陣するミノワマン選手の思いとは? ——まず始めに「巌流島に出ないか?」とオファーが来た時に率直にどのように思われましたか? ミノワマン率直にですか? 「ないな」、と思いました。 ——「な、ないな」ですか? ミノワマンはい。(出場するのは)ないな、と思いました。 ——それはルール的にですか? ミノワマンそうですね。ルール的にもですね。 ——やはり、ルールの部分で考えられましたか。まず、ルール的なことで伺いたいのですが、最初に巌流島のルールを聞いた時にどう思われましたか? ミノワマン「はぁ?」って思いました。自分のやって来たこととは全然関係のないルールでしたし、今、総合格闘技というスタイルが世界中で確立されている中で、そういう目線でお客さんも見てますから、また新しいルールで、しかも(場外に)落ちたりとかっていうルールが、とにかくないな、誰が出るんだよ、こんなルールって気持ちでした。 ——それがまたどうして出てみようという気持ちに変わったんですか? ミノワマン一度、「絶対にない」という気持ちまでになって、どうやって断ろうかと準備をするために、「2、3日待って下さい」と伝えて、断る理由を考えたんですよ。だけど考えているうちに、自分が(巌流島ルールで)試合しているイメージだったり、日本格闘技界のことだったり、せっかくオファーをいただいたというありがたい気持ちだったり、そういういろんな気持ちの全てを考えていたら、これまでのルールだったり、スタイルや、自分のマンネリ化しているスタイルに対して、そこに新しい技術だったり、感覚が入るんじゃないかなという思いが出てきたんです。 ——それで出ようと思われたんですか? ミノワマンはい、なんか自分でも分かんないですけど、チャンスって思っちゃったんです。新しいものが始まるっていう、そのスタートという意味でも出場しようと。 DREAMで行われた「ハルクトーナメント」ではチェ・ホンマンを踵固めで下したが、巌流島ではグラウンド状態になるとブレイクとなるため、ミノワマンの得意技は封印されることとなる ——そうだったんですね。確かにこの巌流島ルールはかなり変わってますよね。ミノワマン選手は足関節技が得意ですけど、今回のルールだと立ち関節技しか認められていないじゃないですか。そこでファンの皆さんたちは、ミノワマン選手といえば、アンクルホールドが得意なのに、どうするんだろう?と思っている部分もあるみたいなんですよ。 ミノワマンそうですね。僕もグラウンド状態での関節技は得意分野だと思っていますし、お客さんもそこの部分を注目して見に来たり、想像されていると思うんですけど、そこを省いた中での自分のスタイルってことでやるしかないですからね。例えば、カツ丼でしたら、カツがないのにカツ丼を作るとなると他の手段を考えるしかないじゃないですか。豚肉じゃなくて他の肉を使ってカツ丼っぽい味にするしかない。それで、それに近い状態の味で作って、食べた人がカツ丼だったと思う。でもその時に、実はこれカツじゃないよって言った時に「エッ?」っていう驚きの部分といいますか、カツ丼のカツがなくてもカツ丼は作れるよという。つまり、グラウンドでの関節技がなくても勝つことができるよって言いたかったんです。“カツ”“勝つ”になっちゃいましたけど(笑)。 ——あっ、カツと勝つですね(笑)。足関節技がなくても勝つところを見せてお客さんを驚かせられるよ、と。さらに、ルールの部分でいうと、試合場はロープがないんですけど、ミノワマン選手はロープなしの試合場の経験はありますか? ミノワマンプロの試合ではないですね。ロープがないという状況も組んだ時に、これまではロープがあるという状況で押し込んだりしてきましたので、なんかそれに設定した練習もしてみると、思いがけない動きになったり、そのルールが抜けて今までの動きが出て来たりすることもあったりという感じですね。だけど、ロープがないと仮定してやってみた時に出て来た自分の新しい動きは新鮮だなと思いました。身体の使い方も変わりますし。 ——全く別競技をやるという感じですか? ミノワマンそうですね、別物ですね。ただ、僕自身の考えは格闘技もスポーツ全般も、それこそ一般の方の仕事も全て一緒だと思っているんですね。だから、その置かれた状況で何を使うのか、何のルールなのかということだけだと思ってます。 ——では、今は巌流島ルールに沿った練習のみをやっていると。 ミノワマンそうですね。それ専用の練習しかしてないですね。 ミノワマンにとってもチャレンジとなる今回のトーナメント。どんな結果が待ち受けているのか……? ——なるほど。では、これまでもDREAMでの「ハルクトーナメント」など超人系の選手たちと激闘を繰り広げて来たミノワマン選手的には1回戦の対戦相手のウーラーハン選手はいかがですか? ミノワマン出てるメンバー自体の競技がバラバラなので、体重差とか僕のスタイルには関係ないと思ってます。そういう意味では僕にはあっているのかなぁと思います。 ——他の出場選手をみてどうでしたか? セネガル相撲だったり、カポエイラだったり、アメフトだったりって本当にバラバラなんですけど。 ミノワマン身体能力がズバ抜けている選手がこのルールには適しているのかもしれないですけど……。 ——今回は他のジャンルの選手たちにもオファーはしましたけど、1回目は様子を見たいという方が多かったみたいなんですよね。ある意味、今回出場を決めた選手たちはチャレンジャーだと思うんですよ。 ミノワマンチャレンジャーですよね。だからチャンスですね。みんなにチャンスがあると思います。 ——どんな試合になるのかが想像できないんですけど、そこがワクワクする部分でもあるんですよね。 ミノワマン僕もやってみて新鮮ですね。 ——大会自体もどうなるのか想像もつかないんですよ。 ミノワマン想像つかないですよね。ただ、僕が思うには僕が優勝しなければ、まったく面白くないと思ってますから。やっぱり格闘技なんで。日本人でトーナメントに出るのは僕とアメフトの和久選手なんですが、格闘技経験者は僕だけですから。見に来るお客さんも格闘技ファンで、そのファンの皆さんが選んだルールですもんね。日本で生まれる格闘技であり、(今大会は)最初にスタートするものなので、新しいスタイルという意味でも日本人が優勝しないと面白くないと思ってます。だから、僕が優勝しなければ、(巌流島の)先はないと思ってます。 ——頼もしいですね! 優勝目指してぜひ頑張って下さい!
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“日本発世界”の『巌流島』にふさわしい演武決定!! 世界を感動させた宇佐美里香(...
“日本発世界”……もう一度、日本に格闘技ブームを起こそうと始まった『巌流島』プロジェクト。2月28日(土)、ディファ有明では、その第1回目の公開検証が行われますが、当日行われるトーナメントの組み合わせやマッチメイクはすでに発表したとおり。そこに今回、第1回目の大会にふさわしい豪華演武が決定しました。 一人はYouTubeの再生回数400万回以上、世界中を感動させた空手・型の女子世界チャンピオン・宇佐美里香さんの演武です。帝京高校→国士舘大学時代から、各種大会を総ナメし、2009年から全日本大会4連覇、2012年フランスで行われた世界大会では見事優勝しましたが、その時の演武があまりに素晴らしくてフランスの1万人の観客が総立ちで拍手喝采。世界的にも有名な選手です。2020年の東京オリンピックで正式種目を目指している空手界にとって、彼女は親善大使的な存在。その素晴らしい演武が、ディファ有明で見られます。 世界を震撼させた素晴らしい演武が巌流島の舞台で披露されるのは楽しみ! ※宇佐美里香さんの写真提供:空手道マガジン月刊JKFan 宇佐美里香/Rika Usami 生年月日 1986年2月20日 出身地 日本 身長/体重 159cm バックボーン 空手 主な獲得タイトル 第30回全国高等学校空手道選手権大会(2003)優勝 第4回世界ジュニア&カデット空手道選手権大会<キプロス>(2005) 優勝 第8回アジアジュニア&カデット空手道選手権大会<シンガポール>(2006) 優勝 第35回全日本空手道選手権大会(2007)優勝 第51回全日本学生空手道選手権大会(2007)優勝 第36回全日本空手道選手権大会(2008)準優勝 第37回全日本空手道選手権大会(2009)優勝 第9回アジア空手道選手権大会<中国>(2009)優勝 第38回全日本空手道選手権大会(2010)優勝 第39回全日本空手道選手権大会(2011)優勝 第40回全日本空手道選手権大会(2012)優勝 第21回世界空手道選手権大会<フランス>(2012)個人形 優勝 もう一人は『巌流島』の実行委員にもなっている中国武術の山本千尋さんの演武です。まだ現役の高校生。3歳より武術太極拳を学び、中国でも修行。2012年のジュニアの世界大会では、中国人をおさえて金メダルを獲得。映画『太泰ライムライト』のヒロインにも抜擢され、今あまりいない日本人の女子アクションスターを目指している逸材です。絶対に将来は日本を代表するアクションスターになりそうな千尋ちゃんの演武もライブで見れます。 美しすぎるカンフー少女・山本千尋さんの演武にも大注目!! こうしても『巌流島』では、試合だけでなく、今後も武術の素晴らしい演武を披露していく予定。いきなり、豪華な競演となりますが、ぜひお楽しみにしてください!!
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『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』第3回放送収録! 大予想では意外な選手...
CS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』で月イチで放送している『巌流島』の情報番組『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』。その第3回放送の収録がフジテレビ本社で行われました。おかげさまでCS放送の中でも視聴率が良く、好評を博していますが、今回のテーマは放送日が大会一週間前ということもあり「トーナメント優勝大予想」。 出演者は議長の千原ジュニア、MCの山﨑夕貴フジテレビアナウンサーに加え、実行委員会から旭道山和泰、平直行、山本千尋、ゲスト格闘家として「世界のTK」髙阪剛、所英男、格闘技大好きタレントとして水道橋博士、大槻ケンヂ、三又又三、ターザン山本の9名で、激論を交わしました(敬称略)。 「トーナメント大予想」は、1回戦第1試合から一戦一戦それぞれが予想。最終的にその試合ごとに多数決で勝者を選び、準決勝→決勝まで誰が勝つか予想していきました。また、それぞれの未知の強豪の映像や、詳しい選手情報を公開。相撲代表の星風やアメフト代表の和久憲三のトレーニング取材映像も用意して、それを見ながら検証。この手の格闘技の予想番組は久しぶりとあってか、出演者の皆さんは熱くなり、討論は時間をオーバーするほどでした。 「UFCも、K-1も立ち上がりの時は本当に何が起こるか分からなかったので、一番ワクワクした。今回の『巌流島』がまさにそう」「カポエラとか、セネガル相撲、太極拳、そしてアメフトなど、未知すぎて、予想が難しい」などの意見が飛び交う中、出演者の優勝予想は意外な!? 選手が残りました。そして、サプライズゲストまで登場! 放送は大会一週間前の2月21日(土)、22:00~24:00まで。皆さん、お見逃しのないよう、テレビ情報をチェックしてください(詳しくはこちら)!
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トーナメントの組み合わせが遂に決定! 1回戦でいきなりカポエイラVSセネガル相撲...
すでに2・28『巌流島』公開検証のトーナメント出場選手8名を発表しましたが、その組み合わせが正式に決定しました。組み合わせは、オフィシャルサイトの「議論」に寄せられたファンの意見をもとに、実行委員会で検討。最終的に下記の組み合わせとなりました。 1回戦第1試合はいきなり未知の強豪同士の対決。注目のセネガル相撲初登場の相手は、カポエイラの選手となりました。マーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ブラジル)VS アブドゥーラ・ニャン(セネガル相撲/セネガル)。抜群の身体能力と地上最も原始的な闘いをするセネガル相撲に対し、これまでダンスにしか思われていなかったカポエイラの達人がどう闘うのか? いきなり衝撃的な一戦となりそうです。 1回戦第2試合はパワーの激突! 相撲VSアメフトのぶつかり合いとなります。元十両でモンゴル人力士の星風(相撲/モンゴル)に対し、格闘技未経験のアメフト和久憲三(アメフト/日本)はどう闘うのか? 星風はすでにIGFで総合の経験も積んでおり、『巌流島』ルールはさらに向いていそう。一方の和久はK-1ファイター金泰泳氏のもとで格闘家として猛特訓中。もともと身体能力が高く、短期間でボブスレーの日本代表強化選手になったほどなので期待できます。どちらのぶちかましが凄いのか? 期待してください。 1回戦第3試合は、我らがプロレスラー、ミノワマン(プロレス/日本)が、中国武術の大巨人ウーラーハン(散打/中国)と激突します。ウーラーハンは、散打のチャンピオンにして、シュワイジャオという中国相撲の経験者。中国人には珍しい大型選手で、MMAの経験もあります。そんな中国版『進撃の巨人』に、かつてDREAMのハルク・トーナメントで、チェ・ホンマン、ボブ・サップらを破って優勝したミノワマンが再び怪物退治に挑みます。しかし、今回は寝技での関節技、絞め技がない分、苦戦は必至です。 そして、1回戦第4試合は、優勝候補本命同士がいきなり激突。ブライアン・ドゥウェス(キック/オランダ)VSカーメン・ゲオルギエフ(コンバットサンボ/ブルガリア)の対決となります。なんだかんだと言って、プロの格闘技の試合経験は、この二人が断トツ。中でも、コンバットサンボや散打で世界王者に輝いているカーメンは、『巌流島』ルールに最も向いている選手だと言われています。それが、1回戦でまさかの潰し合い。初の「巌流島』ルールでのレベルの高い試合を見せてくれるはずです。この2人の勝者が優勝の行方を占うのは、間違いありません。注目してください。 この1回戦の勝者4名が、準決勝、決勝へと勝ち進みます。果たして、この『巌流島』ルールでどの格闘技が強いのか? どんな闘いになるのか? 誰が優勝するのか? ぜひ、初の『巌流島』ルールの大会を会場でライブでご観戦していただき、皆さんも検証してみてください。 なお、リザーブファイトでは、下記の柔道vs空手対決も決定いたしました。これで全10試合、ぜひ、お楽しみに! <リザーブファイト> 森川修次 (柔道/日本) vs 三浦康彰 (空手/日本) 森川修次/Shuji Morikawa 生年月日 1978年5月22日 出身地 日本 身長/体重 178cm 105kg 所属 チームクラウド バックボーン 柔道 主な戦績 23戦13勝8敗2分 主な獲得タイトル 柔道 全日本実業団団体優勝(2部) 三浦康彰/Yasuaki Miura 生年月日 1985年9月10日 出身地 日本 身長/体重 183cm 77kg 所属 禅道会総本部 バックボーン 空手 主な戦績 12戦9勝3敗 主な獲得タイトル リアルファイティング空手道選手権82.5kg超級優勝(2005、2006) DEEPフューチャーキングトーナメントウェルター級優勝(2013) <既出対戦カード> (スーパーファイト) 渡辺一久 (ボクシング/日本) vs グゥオ・チェン(少林拳/中国) <既出対戦カード> (スーパーファイト) 山岸正史 (太極拳/日本) vs 岩丸祐太郎 (空手/日本)
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菊野推薦、ゆっくりとした太極拳は実戦で通用するのか? 対戦相手は実行委員・内田順...
CS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』で月イチ放送している『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』。その第1回放送にゲスト出演していただいたMMAの菊野克紀選手から、収録後事務局に一通のメールが届きました。 そこには、「北海道に太極拳の使い手がいて、本当に強いです。本人は“健康は強い!”をアピールしている人で、ぜひ巌流島に出してもらえませんか?」と。太極拳の達人? 健康は強い? その言葉に一気に幻想が膨らみました。 『巌流島』とはそもそも、未知の格闘技、普段試合をしていない実戦武術がどこまで通用するかを探るというテーマがあります。できれば、合気道とか、大東流合気柔術とか、少林寺拳法、気功の達人の試合が見てみたい。そんな折りに、武術的な空手でUFCに勝とうとしている菊野選手からの推薦。事務局ではさっそく、その太極拳の使い手に上京してもらい、実力を試そうとスパーリングをお願いしました。 何とも言えない、独特なリズムのスパーリングを披露した山岸選手 パンチにしても蹴りにしても太極拳の動きから繰り出されているそうで、実際の試合でどのような感じになるのか早く見てみたい スパーリング相手は、菊野選手自身。そして、詳しくは言えませんが、見た瞬間、確かに菊野選手相手に引けをとらない実力者だということが分かりました。しかも、その動きは明らかに競技的ではない、太極拳を取り入れたもの。これは面白いということで、北海道の太極拳の使い手・山岸正史選手の出場を決めました。 スパーリングだけでなく、重厚感のある型も披露してくれた山岸選手 山岸選手は太極拳の表演(型)のチャンピオンで、ほとんど組手の試合に出たことはありません。しかも、ご存知のように太極拳のあのゆったりとした動き。どちらかといえば、お年寄りが公園でやるイメージの太極拳が、巌流島でどこまで通用するのか? こんな楽しみな公開検証もありません。太極拳はそれほど、実戦のイメージとはかけ離れているもの。今回の裏メインイベントに挙げたいくらいの一戦です。 山岸選手と菊野選手の2ショット! 菊野選手推薦の実力やいかに? その山岸選手の相手は、実践融合空手を標榜する内田塾の岩丸佑太郎選手。九州出身で顔面ありのグローブ大会で活躍する選手です。内田塾の内田順久塾長は、空手最大の組織・全空連の全日本大会を3連覇、さらに世界チャンピオンにも輝いており、一方でフルコンタクト空手にも理解のある指導者。 内田塾ナンバー2の岩丸選手の活躍も楽しみ! そういうことから、空手代表として『巌流島』の実行委員会にも参加していただいています。その内田順久さんは同じく『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会」の第2回放送に出演し、巌流島で期待している選手として自分の息子さんの名前を挙げてくれました。 実行委員としても『巌流島』にご協力いただいている内田塾長 父母共に空手のチャンピオンというサラブレッドの内田雄大選手。巌流島のイベントにぜひ出て欲しいですね! 息子さんの内田雄大選手は全空連の学生チャンピオンとして空手界で名の通った選手。しかも、最近はUFCに挑戦すべく、総合格闘技の練習に取り組んでいる期待の大型選手です。最強の遺伝子(内田さんの奥さんも空手の女子全日本チャンピオン)を持つ息子ですが、実は最近レーシックの近視矯正手術をしており、今回の『巌流島』には物理的に間に合わないことが分かりました。お父さんの内田さんはそれを知らなかったのです。 そこで内田塾ナンバー2の岩丸選手を推薦してくれました。寸止め、フルコンタクト、グローブ、総合と、空手のあらゆる可能性を追求する内田塾は、まさに『巌流島』の空手代表としては打って付けといえます。 北海道VS九州、太極拳VS空手と、異色の対決とのなるこの一戦。ぜひ、巌流島の一つの可能性として、公開検証してみたいと思います。ご期待ください! <決定カード>(スーパーファイト) 山岸正史 (太極拳/日本) vs 岩丸祐太郎 (空手/日本) 山岸正史/Masafumi Yamagishi 生年月日 1976年10月15日 出身地 日本 身長/体重 173cm 77kg 所属 太極健愉会 主な獲得タイトル JOCジュニアオリンピックカップ準優勝(1992) 岩丸祐太郎/Yutaro Iwamaru 生年月日 1983年6月3日 出身地 日本 身長/体重 170cm 74kg 所属 実践融合空手道内田塾長崎支部 バックボーン 空手 主な獲得タイトル 誠勇館 第24回全九州空手道選手権大会優(2014) 内田塾 JAPANGAME2014 グローブ空手の部優勝(2014) 内田塾 JAPANGAME2013 グローブ空手の部準優勝(2013) 誠勇館 第22回全九州空手道選手権大会優勝(2013) 内田塾 JAPANGAME2012 グローブ空手の部準優勝(2012) 拳誠会流一進会 第13回西日本空手道選手権大会準優勝(2011) 誠勇館 第20回全九州空手道選手権大会優勝(2010) 内田塾 JAPANGAME2009 グローブ空手の部準優勝(2009) 拳誠会流一進会 第10回西日本空手道選手権大会優勝(2008) 和術慧舟会 アマチュアキックボクシングオープントーナメント長崎県大会優勝(2008)
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巌流島トーナメントの残り3枠は、セネガル相撲! 相撲! アメフトの選手に決定!!...
2・28『巌流島』公開検証! 当日は8名のワンディ・トーナメントを行いますが、すでに5名の選手を発表! 残りの3選手についても決定しましたので、お知らせします。 まず、すでに発表した5選手に関しては、これまでプロのキックボクシングやMMAの試合にも出場した経験のある選手ばかり。したがって、『巌流島』のようにルールが変わっても、対応しようという意識は高い選手ばかりなので、ファンの皆さんの意見にそってオファーしたところ、多くの選手に出場の意志の確認が取れました。その中で選んだ5名です。 しかし、残りの3名……セネガル相撲や大相撲、アメフトの選手は他のルールで闘った経験がないため、どの選手も慎重かつ、なかなかチャレンジしてみようという選手が出て来ません。「一度、大会を見てから考えたい」という選手ばかりでした。それが決定が遅くなった理由です。しかし、彼らにも向いているルールだと分かれば、雪崩式のように挑戦者は増えるという手応えも掴みました。そんな中で選んだのは……? まずはセネガル相撲。これは連盟にたどり着くまで一苦労しました。連絡先も分からず、やっとたどり着いた先が、全員フランス語しか通じません。悪戦苦闘しながら、交渉しましたが、連盟の返答は「やったことがないルールなので、我々にとって不利だと思います」また「どんな試合なのか、見てから判断させてほしい」という返事でした。しかし、日本に在住のセネガル人と接触して、セネガル相撲のプロの試合に出たことのある選手と個別に交渉。そこで推薦してきたのが、アブドゥーラ・ニャン選手でした。アブドゥーラ・ニャンのプロフィールは下記のとおり。この選手が突破口になり、大金脈のセネガル相撲の選手が多数流れてくれば、面白くなるのですが……。ぜひ、期待してください。 アブドゥーラ・ニャン/Abdoulaye Niang 生年月日 1980年1月12日 出身地 セネガル 身長/体重 174cm 90kg バックボーン セネガル相撲 主な戦績 14戦10勝4敗 次に大相撲。これは相撲関係者を通じて、最近現役を引退した選手や、八百長問題などで引退させられた選手の何人かに当たりました。モンゴルの選手なんかはファイターとしても本当に優秀な人が多いですから。中には話題となる超大物力士にも興味を持っていただきましたが、最終的にOKしたのがモンゴル出身の元幕内力士「星風」です。気が強くてIGFでMMAの試合に挑戦し勝利した選手で、試合っぷりがいいので選出することにしました。まさに巌流島向き。相撲の強さを巌流島で見せてもらいたいものです。 本当はもっと未知の強豪を期待していたファンもいるかもしれませんが、星風は試合にハズレがないことが読めますし、MMAよりもさらにイキイキとした闘いが期待されます。星風の活躍で、相撲の格闘技性が見直され、さらに優秀な選手が続々と挑戦してくることが期待されます。 星風/Hoshikaze 生年月日 1983年12月15日 出身地 モンゴル 身長/体重 181cm 110kg バックボーン 相撲 主な戦績 通算:407戦225勝182敗(大相撲/50場所) 十両:120戦58勝62敗(大相撲/8場所) 1戦1勝(IGF) 主な獲得タイトル 最高位 東十両三枚目(大相撲) 序二段優勝(2003 3月場所) そして、最後はアメフト。当初、元NFLのショーン・メリマンがという大物が候補に上がっていましたが、最終的に交渉が決裂。「どうしようか?」と元NFLのヨーロッパリーグにも出場していた日本のアメフト第一人者・河口正史実行委員に相談したところ、素晴らしい日本人選手を紹介してくれました。 それが、関西大学時代から活躍し、その後社会人リーグの名門「アサヒ飲料」やアメリカやカナダのプロリーグでも活躍した日本人選手・和久憲三です。河口さんから「とにかく身体能力だけでなく、根性がハンパじゃない」とお墨付きをもらい、本人にオファーしたところなんと二つ返事でOK! そもそも和久選手は冬季オリンピックがあれば、いきなりボブスレーに挑戦し、短期間で日本の強化選手になるほどの身体能力の持ち主。本人は格闘技経験ゼロですが、わずか1カ月間の練習でこの実験トーナメントに挑みます。現在は元K-1ファイターの金泰泳氏の元で、1日2回の猛練習中。アメフトの技術とパワーをどう格闘技に活かすか! 注目してください。 和久憲三/Kenzo Waku 生年月日 1985年3月15日 出身地 日本 身長/体重 178cm 103kg バックボーン アメリカンフットボール 主な経歴 —————————- 大学 19歳以下日本代表(2004) 関西学生オールスターゲームNEW ERA BOWL出場(2004、2005、2006) タッチダウン誌プレオールジャパン選出(2006) 関西学生VS関西社会人オールスターゲームえびすボウル出場(2007) —————————- 社会人 関西学生VS関西社会人オールスターゲームえびすボウル出場(2008、2009) えびすボウルディフェンスMVP(2008) X League West優勝(2008) タッチダウン誌オールジャパン選出(2008) ノートルダムジャパンボウル日本代表選抜(2009) —————————- Columbus Lions Player of the week(2011) —————————- Tronto Raiders Northern Football Conference ALL STAR(2014) ボブスレー日本代表候補、オリンピック強化指定選手選出(2013) 和久選手を巌流島に推薦した河口正史実行委員と!…
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コンバット・サンボや中国武術、カポエイラの世界王者参戦!日本からはミノワマンと渡...
K-1ともUFCとも全く違う日本発のオリジナル・ルールの格闘技イベントを作ろうと始まった『巌流島』。しかも、それをファン、格闘家、有識者で決めようというプロジェクトが始まって数ヶ月。その実験大会がいよいよ来月の2月28日(土)、ディファ有明で開催されますが、ファンの皆さんのご意見を元に出場選手が決まってきましたので、発表致します。 まず今回の2・28『巌流島』の公開検証は、8人の無差別級トーナメント+スーパーファイト、リザーブファイトの計9〜11試合で行われます。ファンの皆さんで決めたルールで立ち技の異種格闘技戦が行われるわけですが、どんな試合展開になるのか? それを世界のトップファイターで検証するのが主旨です。そのため、世界のあらゆる格闘技のジャンルから選手が選ばれることになりました。 まずは8人が出場するトーナメント戦に出場する選手を紹介します。 1.巌流島ルールに近いと言われるロシアのコンバット・サンボから、何度も世界王者に輝いているカーメン・ゲオルギエフ(ブルガリア)の参戦が決定。この選手は散打でも世界王者に輝き、MMAでも実績のある選手です。 カーメン・ゲオルギエフ/Kamen Georgiev 出身地 ブルガリア 身長/体重 183cm 93kg バックボーン コンバット・サンボ 戦績 33戦24勝9敗1分(MMA) 主な獲得タイトル 散打・散手世界チャンピオン(2009、2013) 散打・散手ヨーロッパチャンピオン(2009、2011) 散打国内チャンピオン(8回) World Sambo Cup Burgas優勝(2014) Combat Samboヨーロッパ大会準優勝(2007、2012) Combat Sambo世界大会第3位(2007、2011) Combat Samboヨーロッパ大会第3位(2010、2014) ブラジリアン柔術国内チャンピオン(3回) 柔道国内チャンピオン グラップリング国内チャンピオン(5回) 2.同じく『巌流島』ルールに適応しやすいと言われている中国武術・散打の世界王者で2メートルの巨人ウーラーハン(中国)の参戦が決定。ウーラーハンは新疆ウィグル自治区出身のハングリーな選手で、散打以外にもカザフスタン相撲、シュワイジャオ(中国相撲)を経験しており、MMAでもデビューをしています。 ウーラーハン/Wu La Han 生年月日 27歳 出身地 中国 身長/体重 205cm 90kg 所属 北京宝力高格闘クラブ/CFP バックボーン 散打 戦績 20戦18勝2敗3KO(散打) 3戦3勝2KO(MMA) 主な獲得タイトル 全新疆ウイグル自治区散打90kg級優勝(2008、2009) 新疆全運会散打90kg級優勝(2010) CKF中国功夫争霸戦90kg級優勝(2014) 3.続いてブラジルのカポエイラから、カポエイラのテクニックでMMAやキックボクシングのリングでKOを量産するマーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)の参戦も決定。変幻自在な足技は、打撃のプロのキックボクサーでも戸惑うはず。体重80キロながら、無差別級に挑みます。 マーカス・レロ・アウレリオ/Marcus Lelo Aurelio 生年月日 1986年5月4日 出身地 ブラジル 身長/体重 175cm 80kg 所属 アクセカポエイラアカデミーバンクーバー バックボーン カポエイラ 戦績 8戦6勝2敗 24戦13勝11敗7KO(K-1) 4.我らがプロレス界から、なんとミノワマン(日本)が参戦に名乗りを上げてくれました。DREAMではボブ・サップやチェ・ホンマンらを破り、ハルク・トーナメントで優勝したミノワマンが、久々に自分の輝ける舞台に上がりたいと参戦を決意してくれました。 ミノワマン/MINOWAMAN 生年月日 1976年1月12日 出身地 日本 身長/体重 175cm 88kg 所属 フリー バックボーン プロレス 戦績 104戦59勝37敗8分(MMA) 1戦1分(グラップリング) 主な獲得タイトル 第5回ネオブラッド・トーナメント優勝(1999/パンクラス) 初代BSFミドル級王者(2003) DREAMスーパーハルクトーナメント〜世界超人選手件〜優勝(2009) 以上、この4人は正式に決定。1月24日に放送された『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』で馳浩・実行委員長が名前を上げたアメフトの有名選手ショーン・メリマンとも最終交渉に入っています。メリマンが決まれば5人目。さらに、放送後にオランダのキックボクサーの強豪、ブライアン・ドゥウェス(オランダ)の参戦が急遽決定しました。ブライアンはGLORYの世界ヘビー級トーナメント王者、リコ・バーホーベンのスバーリング・パートナーでキックボクシングで41勝しているK-1ヨーロッパ王者。本人は柔道のブラックベルトも持つ、かなりの強豪選手です。 ショーン・メリマン/Shawne Merriman…
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第2回番組収録(1月24日放送)には宇野薫、大槻ケンヂ、ターザン山本が登場! 彼...
1月18日(日)、フジテレビ本社で早くも『巌流島』イベントの煽り番組『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』の2回目の収録が行われました。第1回目の放送のテーマは「巌流島のルールを作ろう!」でしたが、そのルールについてはこのオフィシャルサイトで発表したとおりに決定。それを受けて、今回2回目の放送は「2・28巌流島・実験イベントにどんな選手をツモろうか?」という、選手選びがテーマとなりました。 出演者は旭道山和泰(相撲)、松本天心(サンボ)、内田順久(空手)、斎藤裕也(ラグビー)、山本千尋(中国武術)といった巌流島・実行委員会のメンバーに加え、前回に続き、放送作家の大井洋一。水道橋博士がスケジュールの都合で欠席のため、ファン代表として三又又三(お笑い芸人)、ミュージシャンの大槻ケンヂ。マスコミからターザン山本(元週刊プロレス編集長)と朝岡秀樹(元格闘技通信編集長)。また、現役格闘家を代表して宇野薫の計10名が参加。選手選びということで、実行委員会以外の有識者も多く呼んで討論を行うことになりました。議長(司会)は、千原ジュニアとフジテレビアナウンサーの三田友梨佳(敬称略)。今回は山﨑夕貴アナが高熱のため、三田アナが代役を務めることになりました。 番組はまず『巌流島』のルール説明のおさらいから。実行委員より分かりにくい部分をVTRや実演で説明。次に馳浩・実行委員長より「選手を選ぶ上での提案」がVTRで説明され、選手を選ぶ前に「今の日本の格闘技界に何が足りないか?」「巌流島にはこんな選手が必要だ!」というテーマで出演者がフリップに意見を書き、プレゼンテーションしていくことに。もちろん、ここでは詳しく書けませんが、各出演者が書いた「足りないもの」「必要なもの」は、今の日本の格闘技界が復興するためのヒントばかり。これは業界関係者にもぜひ見ていただきたいものです。 続いて、ファンの方々がオフィシャルサイトの「議論」で挙げていた世界の「未知の格闘技」のVTRを出演者の皆で鑑賞し、意見を交換。プロの格闘家の皆さんも初めて見るものが多く、目を丸くして驚くものもありました。ここで、出演者の大槻ケンヂさんや斎藤裕也さんからも推薦VTRが紹介されたのですが、どちらも格通の朝岡秀樹・元編集長さえ「全く分かりません」と言うほどの驚くべき映像。改めて、我々が目にしている格闘技はほんの一部で、世界には実にいろんな格闘技があることを痛感させられました。 それらを踏まえて、最後に出演者一人ずつが「2・28巌流島イベント」に出したい選手、出てほしい選手をフリップに書いてプレゼン。具体的に選手名を書く人もいれば、格闘技のジャンルを出す人もいて、最後まで第1回放送以上に盛り上がりました。果たして、宇野薫選手や他の出演者は誰を推薦したのか? ぜひ、お楽しみにしてください。 なお、巌流島・事務局では今回の収録やファンの投稿を参考に、1月24日の放送日ギリギリまで交渉して決定した選手を番組最後に馳浩・実行委員長より発表してもらう予定です。ですから、この番組で出場決定選手が発表されますので、お見逃しのないように。また、番組放送以降に参戦が決定した選手については順次、このオフィシャルサイトで発表していきますので、よろしくお願いします! 第2回の放送日は1月24日(土)、22:00~24:00の2時間。CS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』で放送されます。詳しくは、フジテレビ視聴者センター TEL:0570-088-818 まで。
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注目の2・28『巌流島』実験イベントのルールが最終決定!
ファンの皆さんの投稿やCS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』の新番組『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』での有識者の討論を受け、巌流島・実行委員会で最終調整を行った結果、2・28『巌流島』実験イベントのルールが遂に決まりました! 主な再検討の結果は以下のとおりです。 [試合時間] 特に最後まで難しかったのは、試合時間。これについては、長いほうが良いという意見もあれば、立ち技なので短い時間のほうが良いという意見もあり、ラウンド制にするかどうかでもかなり意見が分散しました。結果、やってみないと分からないということで、今回、トーナメントは立ち技のボクシングやキックと同じ3分3ラウンドで行うことにしました。ワンマッチでは試合時間を変えて、行う場合もあるかもしれません。 [試合場から落ちる回数] また、「円形の試合場から何回落とせば勝ちか?」についても判断が難しく、今回は一番意見の多かった3回でやってみることになりました。ただし、これは双方落ちた場合はカウントしません。どちらか一方が落ちた場合のみ、落ちたほうがカウントされます。双方が落ちた場合はノーカウントです。しかし、落とされそうになった場合、2人とも落ちたらノーカウントということで「道連れにしよう」と、何度も自分から引き込む行為に対しては、判定で-1ポイント与えられる場合があります。円形の試合場の外に水をはるという意見については、マットの防水性や危険度をさらに研究し、またの機会に実験したいと考えています。 [グラウンドの有効と反則] 反則で分かりづらかったのは、グラウンド状態での攻防です。まずマウントパンチはOKですが、膠着ブレイクの判断は時間制限ではなく、レフェリーが行うことにします。キックについては、一方がスタンドの状態ならば、顔面以外のキックは有効となります。双方、グラウンド状態にいれば顔面・頭部へのキックもOKですし、グラウンド状態の選手がスタンド状態の選手の顔面・頭部をキックするのも可能です。ただし、ヒジ打ちやヒザ蹴りについてはグラウンド状態での顔面・頭部攻撃は一切反則となります。グラウンド状態の関節技、絞め技もまた反則となります。 一方がスタンドの状態ならば、顔面以外のキックは有効 グラウンドの状態では首から上へのヒジ打ちは反則になる [立ち関節技] 立ち関節技については、基本的に有効ですが、そのまま体勢が崩れてグラウンドになる場合が多いので、これも議論の対象となりました。これについては、立ち関節技を仕掛けた方がグラウンド状態になった時点でブレイクすることにしました。 この状態では立ち関節技として認められる 立ち関節技を仕掛けているほうが、ヒザをついてしまった場合はグラウンド状態とみなされてブレイクとなってしまう [ヒジ打ちと頭突き] また、立ち技でもヒジ打ちは全て禁止ではなく、首から下の攻撃の場合は有効です。同じように頭突きに関しても、故意に頭部・顔面を狙うのは反則となりますが、首から下は有効。相手の頭や道着を掴んでの首から上への頭突き、あるいは掴んでなくてもボクシングのバッティングは反則となりますが、ぶちかまし、体当たり等が相手の頭部・顔面に当たってしまったら、故意ではなければ反則を取らない場合があります。このあたりの判断もレフェリーに委ねられます。 ヒジ打ちも首から下の攻撃はOK! 頭部や顔面への頭突き、ヒジ打ちは反則となる [服装] 服装については、特に揉めたのが靴の採用ですが、今回は安全性と公平性を喫するためになしとし、全員素足で闘うことになりました。また、袖なし道着については、下のパンツをどうするか? が再検討となりましたが、道着のような長ズボンとスパッツのような半ズボンを主催者側で2パターン用意し、選手に選んでもらうことになりました。 [決まり手の判定] 最後に判定決着になった場合の説明をします。判定は基本的にポイントシステムを採用しないで、ボクシングやキックのようにジャッジの主観で判定していきます。判定方法は総合格闘技に多い加算式ではなく、打撃系の試合に多い10点満点からダメージを重視した減点法を採用します。しかし、優先順位として、以下の3点は明確にマイナス1ポイントをつけていきます。それは、(1)打撃でダウン相当のダメージを受けた場合(2)柔道の「一本」に相当する投げ技、あるいは綺麗に投げなくともダメージのある投げ技を受けた場合(3)試合場から落ちた場合(2人同時に落ちても)の3点です。 これにより、「柔道やレスリング選手の投げ技が勝敗に結びつかない」という意見や、「落とす回数が多すぎる」とか、「2人で落ちればカウントされないから引き込んで道連れにすればいいや」という考えをなくそうと考えました。以上の3点に加え、レフェリーがイエローカードを出せばマイナス1ポイント。あとはジャッジの判断で、アグレッシブ差があった場合、劣勢だった場合などでマイナス1ポイントの差がつけられることがあります。そのあたりも理解して観戦していただければ、さらに試合が面白くなるはずです。 いずれにせよ、今回決まった『巌流島』ルールは、あくまでも2・28実験大会のルールなので、これが最終形ではありません。今回決まったルールで試合をやってみて、再びファン、関係者、有識者で議論を重ね、実行委員会で煮詰めて完成型のルールに近づけていきたいと思います。 その意味でも、2・28実験大会を検証しながら、ぜひ観戦してください! 今回の撮影は左から巌流島実行委員会の松本天心氏、平直行氏、そして巌流島実験イベントの競技役員の大成敦氏にご協力いただきました! 2・28実験大会のルール詳細はこちらから!
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新しい試みに格闘家の議論も白熱! 説得力が違う!! 12・28『千原ジュニアのニ...
業界初の試み! ファン、有識者で作られる注目の「巌流島」ルールはどうなるのか? 12月28日(日)、19時から2時間に渡ってCS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』で始まる新番組『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』。その第1回放送の収録がフジテレビ本社で行われた。 「フジテレビ×格闘技 再始動!」をキャッチフレーズにして始まるこの番組。出演者は実行委員会の魔裟斗(立ち技)、篠原信一(柔道)、旭道山和泰(相撲)、平直行(総合武術)、松本天心(サンボ)、河口正史(アメフト)の他、現役格闘家の田村潔司、菊野克紀、タレントの水道橋博士と放送作家の大井洋一という豪華な顔ぶれ。出席者にはあらかじめオフィシャルサイトの「議論」に寄せられたファンからの投稿に目を通してもらい、それをもとにテーマごとに討論を展開していった。 討論の内容は「1.リングやオクタゴンでもない新しい試合場を作ろう」「2.何を身につけて闘うか?」「3.反則はどうするか?」「4.決まり手はどうするか?」「5.試合時間はどうするか?」の5ブロックに分けられ、それぞれ細かく話し合われていった。 例えば、「反則」については、具体的に「頭突きは?」「金的は?」「ヒジは?」と、議長の千原ジュニアからひとつずつ議題として取り上げられ、みんなの意見がほぼ変わらなければその場で「決定」し、議論が分かれたものについては「検討」として、持ち越されることになった。持ち越されたものに関しては、後日実行委員会等でさらに協議して、来年2月28日にディファ有明で行われる実験イベントのルールが決定する(決定ルールはオフィシャルサイトで近日中に発表します)。 オフィシャルサイトの「議論」でもそうだが、実際に格闘家や有識者がルール作りを公開で議論し、決めていくというのは初めての試みであり、専門家がどういう意見を持っているのかを聞けるだけでも貴重で、興味深いものばかり。それぞれが真剣に話し合っている模様は、ぜひファンの皆様にも見ていただきたいのだが、テレビ制作サイドとしては、これをどのさじ加減で視聴者に伝えるかは悩みどころだろう。 たとえば、「パウンド」とかの用語や「大道塾のルールでは」と言っても分からない視聴者も多く、そのあたりをどこまで見せるのか? 地上波に合わせた議論では薄くなってしまうし、CSといってもあまりにマニアックになってしまうとついていけない。また、『朝まで生テレビ』のような討論番組を見ても分かるように、その場で結論を出すのもかなり難しい。そういった意味でも『巌流島』だけでなく『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』も実験番組としてとても興味深い新しい番組になりそうだ。 討論はそれぞれのジャンルの違う格闘家が話し合っているだけに、お互いのバックボーンを意識した意見が飛び交い、かなり真剣に悩み、白熱した。魔裟斗が「それはヒジがあれば……」と言えば、篠原が「柔道家だったら、こう闘う」と言い、旭道山が「素手でもいいんじゃない?」と発言してみんなを驚かせたり、平が審判らしく「安全性」を強調する。菊野や大井に関しては、ファンの議論にも出ていない面白いアイディアも飛び出した。それぞれのジャンルの一流の人たちだけに、説得力が違う。ぜひ。皆さんにも見ていただきたいし、こうした熱い思いから日本の格闘技の復興をめざしていきます。12月28日、『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』をぜひ、お楽しみに!! 視聴の問い合わせは、フジテレビ視聴者センター 0570-088-818まで。(文中敬称略) 2015年2月28日(土)、ディファ有明で開催される第1回の実験大会の大会概要も決定! そのベールが遂に明かされる!! また、放送翌日の12月29日から発売される2015年2月28日、ディファ有明で行われる実験大会の大会概要も決定したので、合わせてご確認ください! 大会概要は、こちらから! 会場のキャパが1000人弱なので、チケットはぜひお早めにお買い求めください。
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ファンが望む道着が作れるのか? 道着製作ミーティングにファン代表が参加!
先日、試合のコスチュームとなる道着について、実行委員会のメンバーである松本天心・日本コマンドサンボ協会理事長と谷川貞治『巌流島』事務局広報部長が、武道・格闘技ショップの老舗「ISAMI」の磯社長にアドバイスをいただいた模様を紹介しました。 その時には、意外(?)にも、巌流島ルールで闘うのに適した道着はサンボで使用されているものが一番近いのではないかという話になったことをお伝えしましたが、より具体化していくためのミーティングが再び「ISAMI」さんで行われました。 なんと、今回は『巌流島』サイトの議論で試合場やコスチュームをご自身で描いてアップしてくれるなど、積極的に参加してくださっている伊藤三世(議論で使用されている名前)さんが、ファンの皆さんの代表ということで参加してくれました。 ベースとなるサンボ着に実際に触れながら、ご自身の希望が可能かどうかを磯社長に確認する伊藤さん 自ら描いてきたデザイン画を見せながら、松本氏、磯社長にプレゼンをしていた伊藤さん 伊藤さんはファンの皆さんや有識者の意見で作り上げられていくという「巌流島」のコンセプトに非常に興味を持ってくださり、議論でも連日様々な意見を出してくれてますが、この日のミーティングでは議論でファンの皆さんが出して下さった意見を元に作成したデザイン画を持参してプレゼンテーションをしてくれました。 そして、理想に一歩でも近づけるようにと、襟の形や帯の長さなど細部に渡ったこだわりの部分が実現可能かどうかをいくつも磯社長に質問。今後は今回の打ち合わせを受けて、伊藤さんがさらにデザインを作り上げ、「ISAMI」さんで試作品を作っていただくという流れになりました。 道着だけでなく、道着の下に履くものやヒジパットなども、磯社長がいくつか候補を見せてくれました。「ヒジパットは選手はズレてやりにくいから嫌がりますよね」と松本氏。このあたりはルールにヒジありかヒジなしになるかで大きく変わってきそうです 前回に続き、忙しい中、ご協力くださっている「ISAMI」の磯社長は、ファン代表の伊藤さんも参加して行われた今回のミーティングについて「巌流島については結構、格闘技界でも話題になってて、僕らも応援していきたいです。こうしてファンの声を取り入れていくところが面白いですよね。業界にどっぷり浸かっていると見えないものがいっぱいあるので、格闘技復興のいい起爆剤になると思います。ルールも議論して作っていく過程を見てるだけで楽しいし、このルールで相撲取りとか、アメフトの選手とか、どうなるのか幻想があります。道着については、競技になれば普及すると思います。この10年間で言えば、柔術がそうだったように、競技として普及して初めて売れるようになって来るものです」とコメント。 普段は会社員として勤めているため、覆面を被って参加した伊藤さん。お仕事もデザイン関係をされているとあって、被っている覆面も実は伊藤さんがデザインされたものだそうです ファン代表として参加した伊藤三世さんは「巌流島の第一回大会に向け、最終的な道着やグローブなどのデザインを決める打ち合わせに参加させて頂きました。私はデザイナーとしての視点で、谷川さんはプロデューサー的な視点で、ISAMIさんの磯社長は現物を作る立場での視点で、松本さんは実践を踏まえた選手の視点で、とそれぞれ違った立場での意見を交えつつ、ファンの議論によって生まれた複数の選択肢の中から、最終的な結論を出して行くという、非常に責任のある、刺激的な時間を過ごさせていただきました。この巌流島のコンテンツの持つ面白さや、それに関わる人達の熱量が業界全体に伝わって行く様に、これから全力でデザインに取り組みたいと思います。本日はありがとうございました」と打ち合わせの感想を述べてくれました。 どうやら、巌流島オリジナル道着は、サンボの道着をベースにして細かい部分の変化が加えられ、最初の試作品ができる模様。伊藤さんデザインによる試作品がどんなものになるのか、どうぞ、ご期待ください!
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田村潔司、菊野克紀も参加! 12・28「千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会」...
『巌流島のルールを作ろう!』の議論のページでは、早くも1000件以上の投稿があり、ますます白熱しておりますが、CS放送『フジテレビONE スポーツ&バラエティ』で放送される新番組『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』では、皆さんのご意見を元に、巌流島・実行委員会のメンバーや格闘技界の有識者を集めて討論会を行い、最終的に「2・28実験大会」のルールを決める予定です。その第1回放送は、12月28日(日)19:00〜21:00の2時間でオンエアされますが、その出演者がこの度正式に決定しました。 MC&議長 千原ジュニア MC 山﨑夕貴(フジテレビ・アナウンサー) 魔裟斗(立ち技格闘技代表) 旭道山(相撲代表) 篠原信一(柔道代表) 平直行(総合・武術代表) 松本天心(サンボ代表) 河口正史(アメフト代表) 田村潔司(現役・総合格闘家) 菊野克紀(現役・空手家) 水道橋博士(ファン代表) 大井洋一(放送作家・格闘技イベント・アウトサイダー準優勝) 実行委員会だけではなく、格闘技の各界を代表する豪華メンバーが、早くも「ニッポンの格闘技復興」と、『巌流島』新イベントに集結。このメンバーで、「試合場をどうするか?」「何を身につけて闘うか?」「決まり手はどうするか?」「反則は?」など、巌流島のルールについて語り合います。果たして、どんなバトル・トークが繰り広げられるのか? ぜひ、番組をご覧ください。 視聴方法、番組に関するお問い合わせはこちらへ フジテレビ視聴者センター TEL:0570-088-818
インタビュー
64歳の私が闘うなら5秒前後で決着をつける。いわゆるとてつもなく痛い思いをさせる...
競技化のポイントは反則技から決める 現在、『巌流島』サイト上で活発に議論されている「巌流島のルールを決めよう!」ですが、巌流島実行委員会のメンバーの皆さんの個人的見解もできる限り紹介していきたいと思っています。第一回目は倉本塾の倉本成春塾長にお話しをうかがってきました。今回は後編をお届けします。 (聞き手/谷川貞治) 他流試合の本質は「ルールがない」ということ —— 突っ込んでくる相手にはパンチもなかなか当たらないということですが、蹴りもそうですか? 倉本 蹴りもです。昔、ミルコVS藤田戦で、藤田が胴タックルに行って足を掴みにいった時にミルコが逃げようとしてヒザが上がったことがありましたね。それが、たまたまここ(左眉横)に当たった。最初からあれほどきれいに当たることは、ミルコも想定外だったはずです。(藤田が)入っていく時に両手でいったから。まあそれも一つの展開の中で起こりえることなんですけども、何回もビデオを見たら分かると思います。あれはミルコが蹴ろうと強く意識したんじゃない。そのタックルから逃れようとしただけのことなんです。 —— なるほど。ボクサーが打撃をかわしているのは、相手が殴ろうとしているから、それをずらしているだけということですね。 倉本 そうです。打撃をかわすというのは、不確定要素です。人間が打ってくるやつを見ながら避けていたら、だいたい当たります。私がボクサーに打ってみろと言っても当たらないのは、打つという行為を違和感としてとらえているから、相手のパンチを読んでいるだけなんですよ。見ながらだったら無理ですから。 —— じゃあ、そういうふうに打ってくる人に対してドーンと突き飛ばしたら……。 倉本 まず、当たらないです。当てにくいですね。 —— 当てても体重が後ろに下がっていたりとか、バランスを崩したりとか。 倉本 カウンターを合わせるのは、本当に難しい。一撃必倒という言葉がありますけども、元来、一撃というのは、剣の世界の話なんですね。殴るという行為の一撃というのは元々なくて、一撃というのは、空手の世界でも今は一撃とか使いますけど、元来は剣の世界の言葉で、スパーッと斬り殺すことを一撃というんです。それはご存じでしたか? —— 知らなかったです。 倉本 こういうのを知っておかないといかんですよね。例えばマイク・タイソンにジッと立っておくからと言ったら、一発のパンチで倒すのは簡単だけど、「殺してみろ」と言ったら、彼は「ノー」って言いますよ。なぜか? 自信がないから。人の命というのは1+1=2のようには死につながらないからです。意外なところでチョンと当たっただけで死んでしまう場合もある。でも、一発のパンチで殺せるかと言ったら、これは分からない。もろくて弱い人体のありようですね。だから、一発で殺せるかどうかと聞いたら、「ノー」というでしょう。 —— 確かに、タイソンでも確実にパンチで人を殺せるかと言ったら、「ノー」でしょうね。 倉本 私なら「イエス」と言います。指一本でこと足りる。 —— んあ〜。先生、その差はなんなんですか? タイソンは殺せないといって、先生は殺せる。 倉本 人間がなぜ死ぬかということを医学的に知らないからです。医学的に知っていたら、指一本で人を殺すことは何も難しいことではないんです。それは特殊な技術ではなくて、だれでも、それこそ女の人でもできることなんです。ただ、そういうことを言わないだけですね。だから、どの状況では何が不利で、どの状況では何が有利かっていうのは、お互いがよく分かってルールを設定しなければ、不公平が生まれてくる。なんだ、結局は異種格闘技と言いながら、こっちに勝つようにルールが設定されているではないかと。こういうことになってしまうんです。そもそも、「他流試合」の意味って分かりますか? —— 他流試合! うーん、お互いにやってきた格闘技の技術を試し合うということですか? 倉本 昔はよくボクシングVS空手とかね、キックボクシングVSレスリングとか、柔道VS○○とか一般受けするじゃないですか。競技の本当の本質をよく知らなければ、何VS何というのはいつの時代もウケてきましたよね。 —— 今もウケると思います。 倉本 だけど、見てる人は他流試合の本質は分かってない。一般の人は「あれはもともと○○をやっていた人」として見ていますが、実際は例えばK-1だったらK-1で同じルールで闘っているわけです。他の異種格闘技でもそのルールの中で同じことをやっている。ということは本当は何VS何とはならない構図なんですよ。例えば柔道VSボクシングってなった時に、柔道家はグローブをはめないだろうし、道着を着てそれを活用して首を絞めたりとか、帯を利用して首を絞めたり、腕をまきつけて首の骨を折ったりとか、そういうことをするはずなんです。つまり、柔道家がグローブをつけてリングに上がり、ボクシングのルールで闘うことが柔道VSボクシングという構図にはならないということです。でも、今まではそれでやってきてましたからね。ただし、それは真の「他流試合」ではない。他流試合というのは、自分が学んできたあらゆる可能な技術を、制限なくお互いが使い合ってこそ、成立するものです。だから、他流試合の本質は「ルールなし」でないと成り立ちません。ルールがないということは、すなわち真剣勝負、命のやりとりをするのが、他流試合の本質なんです。 —— 他流試合というのは、真剣勝負で、基本的にルールがないと。 倉本 ルールは作れますよ。でも、真剣で他流試合をするとします。春日流と向井流が闘う。新陰流と示現流が闘う。そういった時に「貴殿は私の頸動脈を切ってはならぬ。その代わり私はあなたの胴をはらうことはしません」。こんなこと言ってたら斬り合いにならないでしょう(笑)。真剣勝負というのは、真剣の他流試合というのは、命の取り合いということですから。命をとるのに「ここ斬ったらアカンよ、痛いから」とか「ここ斬ったら出血多量でヤバいから」とか、それだったら最初からやめとけばいい。 —— 先生は、いわゆる武術というのは他流試合を想定していると考えているんですか? 倉本 そりゃ、そうです。武術というのは、武術の根底もしくはボクシングでもなんでもそうですけど、根底というのは人の命を奪うことにつながっていく行為なんです。だけど、それは危ないからやってはいけないとルールを定めたんです。それはそれで凄くいいことなんですよ。だけど、何VS何の構図というのは究極的には存在しえないんです。 —— 命のやりとりになるからですね。 倉本 はい。例えばルールの中であったとしても、あなたは柔道が達者だから組んでもいい、ただし、3秒までとか、5秒までとか。そんな映画のシーンじゃあるまいし、触れた瞬間に貴様はもう死んでるとか。人間がいくら達者でもね、ジャンルは違っても運動能力は高くてもですよ、3秒や5秒で組み技や関節技が一瞬で決まるのは基本的にありえない。なのに3秒にしたり、5秒にしたりしてみたりする。30秒にしたら、30秒は組み技系が有利に働くから15秒にしようか、いや15秒は長いんじゃないか? って気が付いたら5秒くらいになってた。何のための5秒かよく分からない。ということは、打撃を主に出したいがゆえに、30秒が気が付いたら5秒になっていたということになってしまう。結局、どっちに有利に働くかということなんです。こういうことを一般の方は分からないから、面白いのかどうなのかっていう感じになるんでしょうね。 —— なるほど。先生は究極の他流試合で真剣勝負だったら、だいたいどんな試合展開になると思ってますか? もし、先生が闘うとしたら。 倉本 私がやったとしたら? それは分からない。相手によるから。 —— ほお〜ん。じゃ、勝負は長くなりますか? 倉本 もう私、64(歳)だから。やはり5秒前後で決着つける、もしくは10秒以内に決着をつけないとダメでしょうね。ということは5秒以内、10秒以内となった時はだいたいやることは決まってくるんです。それはここで言えないですけど。 —— それは5秒以内に殺すということです? 倉本 殺す……、息が出来なくする、呼吸困難にする、いわゆるとてつもなく痛い思いをさせるということですね。痛い思いをさせるというのは、基本的に戦意喪失させるということ。私なら、そういうことを狙いますよね。それが武術的な考え方ですから。そうしないと、例えば若い人と同じように心肺機能が一緒じゃないのに30秒も1分もかけて闘っていたら、技を使い果たす前に自分が酸欠になりますよ。人間というのは面白いもので、どんな闘争心がある人間でも酸欠になると「好きにしてくれ」ってなるんですよ。そうなるとヤバいですからね。 競技という世界の中で身体能力を高めていくことはできる 熊掌(ゆうしょう)という、体当たりしてくる相手に対しての構えも見せて下さった —— 先生の話を聞いていると凄く分かりやすいんですけど、知れば知るほど、究極の武術の競技化って難しいんですね。 倉本 それは、難しいですね。 —— 先生はその競技化についてはどのように考えているんですか? 競技をやっているほうが技術が伸びる可能性もありますよね? 倉本 ありますね。だから分けないとだめでしょうね。武術的な要素というのは限りなくやらなければならない。これを求める一つの道がありますし。一方で、競技という世界の中で身体能力を高めていく。身体能力操作というか、能力を高める要素としては同じようなものなんですけども、やってはいけないものとやっていいことを明確にして意識して分けていくと、身体の鍛練も変わってきますよね。だから、私の指なんかは握力はないけども、指の形をつくって指が立ってくると少々力の強い人間でも、私の指を変形させることはなかなか難しいんです。そういう鍛錬をしていますからね。こういう親指なんかでも、のど仏に入ったら伸びたりしない。この形のままで引き裂くことができます。だから、そういう鍛錬はしていますよね。それは何に繋がるかっていうことをいつも考えながらやってます。これ(親指)が目に入っても一緒です。目に入っても変形することはない。このままの角度で目をえぐりますから、こういうのが武術的な要素としての身体を高めていくということですね。だから、組まれたり、つかまっても(相手の)力を出ないようにしてしまったりとか、思いもしない激痛を味あわせたりするというのは、そこから離脱して自分の得意とするもので仕留めていこうという、流れですよね。だから、私は心肺機能を考えた場合に5秒以内で決着をつけるぐらいにしとかないとダメです。できる、できないは別ですよ。その考えの元に自分を鍛える。今も片手でダンベル150〜170キロを引き上げるトレーニングをしてますからね。 —— 凄いですね、とても無理ですよ。 倉本 自分の弟子達にも言うんですけど、競技であれなんであれ、人間闘う時には自分の鍛えた筋肉を使うなとか、意識するなということをよく言うんですよ。それをやると必ず限界がおとずれると。筋肉というのは無意識に使われたり、後押しされて効果を発揮するものです。だけど、力をつける、スピードをつける、強弱ができる、心肺機能を高める等々の部分は、死ぬまで怠ることなく続けないといけません。よく一定年齢になるとその鍛錬は辛いから、やらなくなってしまう。「長くやってると柔よく剛を制すじゃないけども、そういう身体操作ができるようになるんだよ」って仰る先生たちもいるけども、実際にはそんな人間はいないんです。達者な身体の使い方というのは若いときに身につけないと、歳いって身体が不器用になっているのに長いことやったからといってそんな能力が身につけられる人なんか一人も見たことがない。だから、私が若い人に言うのは、「若い時に難しい技や術をたくさん身につけて出来るようにしなさい」と。歳いったらできなくなります。だから、生きてるだけで特殊な学問が身についたりね、特殊な技術が身についたりとかよく昔からご年配の方がおっしゃるけども、それは私からしたらとんでもない嘘ですね。それは自分の権威の維持のためにそういうことを言ってるだけ。私からしたら、「本当ならば、それを証明してくれ」って言いたいですよ。あなたいくつからできるようになったんだって。以前もあるジャンルのまったく違う投げ技の先生が来たんです。その方は有名な先生のお弟子さんだったんですけど、「ちょっと技をかけてみなさい」と言ったら、私のそんなに技のない塾生に技をかけたんだけど、全くかからない。「あなたさっき私に大概の人にはかかると言った。大概の弟子にはかかるけど、大概の他人にかからないのはいかがなものか」と言ってしまったのです。そして、できない理由を全部説明してあげて、出来る理論を本人が理解したらポーンとできるようになった。そういうことなんですよね。自然に身につくなんてありえないんです。 —— ほ〜ん。では、先生は競技化はどのようにやってるんですか? 競技化はあまり考えていないんですか? 倉本 私の考え方からすると、競技化というのは非常に難しいんです。難しいので、私は競技というよりも、一つは自分がこの三十数年間研究してきた身体能力を上げるための鍛錬というか、人間にはまだ使い切ってない身体操作があるんですよ。それをやることでよりスピーディーに、より力強く、より複雑なところから脱出したり攻め込んだりできる身体の不思議さに自分は取り組んできたんですね。今はだいたい250項目からの身体操作のありようを研究して、身につけています。それを武学として、武の学問としているわけですけれども、それらの理論とエキスを身体で表現できるようにすること。そしてその次に「THE PROTECT」という護身術を体系化して教えています。秋葉原の無差別殺傷事件など実際にそういうことが頻繁に起こる世の中で、多くの人が使える使えないは別にしても“使える武術”としてのエキスを盛り込んだ「THE PROTECT」。そういう護身術を通して、より高度な身体操作がはかれるようなものを、競技として皆さんのためにやっていってあげたいなと思っています。動脈を斬ったり首を噛み斬ったりということはできない。言ってみれば、異種格闘技をどうやって成立させていくかの難しさと同じで、私の考える延長線で競技化するというのは、非常に難しいんです。だから、定めたものの中で、より高度な技術が、より高度な身体操作ができているか、それが何かの拍子に使えるものになっていくのではないか、使える身体になっていくのではないかと考えているんです。そういう結果をもたらせるべく「競技」にしていきたいと思ってます。ただ、少し時間はかかると思います。しかし、より現実的な護身術にしていきたいと思っています。 —— なるほど。今日の先生のお話は、考え方や議論の指針になりますね。他流試合の意味とか、反則から決めないといけないとか、究極はこうだけど、実際には何を入れるかとか、本当に勉強になりました。先生、またお話しを聞かせてください。今日はありがとうございました。