コンバット・サンボや中国武術、カポエイラの世界王者参戦!日本からはミノワマンと渡辺一久も!! 2・28巌流島・第1回大会の出場選手決定!
K-1ともUFCとも全く違う日本発のオリジナル・ルールの格闘技イベントを作ろうと始まった『巌流島』。しかも、それをファン、格闘家、有識者で決めようというプロジェクトが始まって数ヶ月。その実験大会がいよいよ来月の2月28日(土)、ディファ有明で開催されますが、ファンの皆さんのご意見を元に出場選手が決まってきましたので、発表致します。
まず今回の2・28『巌流島』の公開検証は、8人の無差別級トーナメント+スーパーファイト、リザーブファイトの計9〜11試合で行われます。ファンの皆さんで決めたルールで立ち技の異種格闘技戦が行われるわけですが、どんな試合展開になるのか? それを世界のトップファイターで検証するのが主旨です。そのため、世界のあらゆる格闘技のジャンルから選手が選ばれることになりました。
まずは8人が出場するトーナメント戦に出場する選手を紹介します。
1.巌流島ルールに近いと言われるロシアのコンバット・サンボから、何度も世界王者に輝いているカーメン・ゲオルギエフ(ブルガリア)の参戦が決定。この選手は散打でも世界王者に輝き、MMAでも実績のある選手です。
2.同じく『巌流島』ルールに適応しやすいと言われている中国武術・散打の世界王者で2メートルの巨人ウーラーハン(中国)の参戦が決定。ウーラーハンは新疆ウィグル自治区出身のハングリーな選手で、散打以外にもカザフスタン相撲、シュワイジャオ(中国相撲)を経験しており、MMAでもデビューをしています。
3.続いてブラジルのカポエイラから、カポエイラのテクニックでMMAやキックボクシングのリングでKOを量産するマーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)の参戦も決定。変幻自在な足技は、打撃のプロのキックボクサーでも戸惑うはず。体重80キロながら、無差別級に挑みます。
4.我らがプロレス界から、なんとミノワマン(日本)が参戦に名乗りを上げてくれました。DREAMではボブ・サップやチェ・ホンマンらを破り、ハルク・トーナメントで優勝したミノワマンが、久々に自分の輝ける舞台に上がりたいと参戦を決意してくれました。
以上、この4人は正式に決定。1月24日に放送された『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』で馳浩・実行委員長が名前を上げたアメフトの有名選手ショーン・メリマンとも最終交渉に入っています。メリマンが決まれば5人目。さらに、放送後にオランダのキックボクサーの強豪、ブライアン・ドゥウェス(オランダ)の参戦が急遽決定しました。ブライアンはGLORYの世界ヘビー級トーナメント王者、リコ・バーホーベンのスバーリング・パートナーでキックボクシングで41勝しているK-1ヨーロッパ王者。本人は柔道のブラックベルトも持つ、かなりの強豪選手です。
残りの2枠は大相撲の元幕内力士と、セネガル相撲の選手になりそう。また、リザーブファイトでは、空手家、柔道家、太極拳選手に候補が絞られています。いずれにせよ、近日中には全選手決定し、発表する予定です。
また、スーパーファイトには、元ボクシングの日本王者渡辺一久の参戦が決定! 久しぶりのリング、しかも初の巌流島ルールで野生の闘争本能を爆発させられるか、期待したいところです。
以上、実験大会とは思えないほどの強豪、有名選手が集まってきましたので、ぜひお楽しみにしてください。なお、チケットの売れ行きも非常にいいので、イベント情報をご覧の上、お早めに購入していただくようお願いします。