巌流島トーナメントの残り3枠は、セネガル相撲! 相撲! アメフトの選手に決定!! 注目はアメフト和久憲三とセネガル相撲!
2・28『巌流島』公開検証! 当日は8名のワンディ・トーナメントを行いますが、すでに5名の選手を発表! 残りの3選手についても決定しましたので、お知らせします。
まず、すでに発表した5選手に関しては、これまでプロのキックボクシングやMMAの試合にも出場した経験のある選手ばかり。したがって、『巌流島』のようにルールが変わっても、対応しようという意識は高い選手ばかりなので、ファンの皆さんの意見にそってオファーしたところ、多くの選手に出場の意志の確認が取れました。その中で選んだ5名です。
しかし、残りの3名……セネガル相撲や大相撲、アメフトの選手は他のルールで闘った経験がないため、どの選手も慎重かつ、なかなかチャレンジしてみようという選手が出て来ません。「一度、大会を見てから考えたい」という選手ばかりでした。それが決定が遅くなった理由です。しかし、彼らにも向いているルールだと分かれば、雪崩式のように挑戦者は増えるという手応えも掴みました。そんな中で選んだのは……?
まずはセネガル相撲。これは連盟にたどり着くまで一苦労しました。連絡先も分からず、やっとたどり着いた先が、全員フランス語しか通じません。悪戦苦闘しながら、交渉しましたが、連盟の返答は「やったことがないルールなので、我々にとって不利だと思います」また「どんな試合なのか、見てから判断させてほしい」という返事でした。しかし、日本に在住のセネガル人と接触して、セネガル相撲のプロの試合に出たことのある選手と個別に交渉。そこで推薦してきたのが、アブドゥーラ・ニャン選手でした。アブドゥーラ・ニャンのプロフィールは下記のとおり。この選手が突破口になり、大金脈のセネガル相撲の選手が多数流れてくれば、面白くなるのですが……。ぜひ、期待してください。
次に大相撲。これは相撲関係者を通じて、最近現役を引退した選手や、八百長問題などで引退させられた選手の何人かに当たりました。モンゴルの選手なんかはファイターとしても本当に優秀な人が多いですから。中には話題となる超大物力士にも興味を持っていただきましたが、最終的にOKしたのがモンゴル出身の元幕内力士「星風」です。気が強くてIGFでMMAの試合に挑戦し勝利した選手で、試合っぷりがいいので選出することにしました。まさに巌流島向き。相撲の強さを巌流島で見せてもらいたいものです。
本当はもっと未知の強豪を期待していたファンもいるかもしれませんが、星風は試合にハズレがないことが読めますし、MMAよりもさらにイキイキとした闘いが期待されます。星風の活躍で、相撲の格闘技性が見直され、さらに優秀な選手が続々と挑戦してくることが期待されます。
そして、最後はアメフト。当初、元NFLのショーン・メリマンがという大物が候補に上がっていましたが、最終的に交渉が決裂。「どうしようか?」と元NFLのヨーロッパリーグにも出場していた日本のアメフト第一人者・河口正史実行委員に相談したところ、素晴らしい日本人選手を紹介してくれました。
それが、関西大学時代から活躍し、その後社会人リーグの名門「アサヒ飲料」やアメリカやカナダのプロリーグでも活躍した日本人選手・和久憲三です。河口さんから「とにかく身体能力だけでなく、根性がハンパじゃない」とお墨付きをもらい、本人にオファーしたところなんと二つ返事でOK! そもそも和久選手は冬季オリンピックがあれば、いきなりボブスレーに挑戦し、短期間で日本の強化選手になるほどの身体能力の持ち主。本人は格闘技経験ゼロですが、わずか1カ月間の練習でこの実験トーナメントに挑みます。現在は元K-1ファイターの金泰泳氏の元で、1日2回の猛練習中。アメフトの技術とパワーをどう格闘技に活かすか! 注目してください。
また、スーパーファイトの渡辺一久選手の相手は、中国・少林拳のグゥオ・チェン選手に決定。散打と少林拳、キックの経験のあるチェン選手とどんな試合になるのか? この試合のみ、65キロ契約で行われます。
<スーパーファイト・65キロ契約>
渡辺一久 (ボクシング/日本) vs グゥオ・チェン (少林拳/中国)
なお、この他にスーパーファイト1試合とリザーブファイト1試合が追加されます。トーナメントの組み合わせもファンの皆さんの意見を元に実行委員会と協議し、今週中に発表いたします!