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お知らせ:会員登録について
ファン、関係者の皆様におかれましては、いつも巌流島オフィシャルサイトの「参加する」等をご利用いただき、誠にありがとうございます。 『巌流島』のプロジェクトも一歩一歩大きくなってきておりますが、この度、皆様により快適にオフィシャルサイトに参加していただくために、「会員登録」システムの改良を実施させていただきました。 これから登録する方、また2016年3月24日以前に、会員登録をしてくださった皆様には、大変お手数ですが、改めて「会員登録」をお願い申し上げます。 これにより、「参加する」の「議論」のページだけではなく、今後予定されている「買う!」でのショッピング、ファンクラブ加入、動画配信サービス等の購入がスムーズにできるようになります。 『巌流島』立ち上げ当初から登録していただいた皆さんには、本当に申し訳ありませんが、ご理解の上、再度「会員登録」のお手続きを、宜しくお願い致します。 巌流島・事務局
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次回大会は7月31日(日)、有明コロシアムにて開催決定!! 大会名は『巌流島 ...
皆さん、大変お待たせしました。次回『巌流島』イベントが7月31日(日)15:00より、有明コロシアムでの開催が決定しました。昨年2月のディファ有明大会から始まった『巌流島』の「公開検証」シリーズも今回で4回目。そろそろ「公開検証」もこれをもって終わりにしようと考えています。 前回の3・25TDC大会では、競技についての主催側の未熟さが浮き彫りになり、大いに反省しています。特に星風vsボンギンゴシ・マドンセラ、バル・ハーンvs グリス・ブドゥ2の2試合では、いろんなトラブル、反則が続出しました。 7・31有明大会では、マッチメイクはもとより、この競技の部分の反省を活かした公開検証を真剣に行っていきたいと思います。それは奇抜な演出やマッチメイクよりも大切だと考えるからです。 そこで、皆さんにもう一度『巌流島』が進もうとしている方向性をお伝えしたいと思います。 『巌流島』武道宣言! 『巌流島』はよく、新しい格闘技イベントという表現がされていますが、我々が目指しているのは、厳密に言うと、まったく別ジャンルの新しい「武道イベント」です。 『巌流島』は旗揚げ会見で、 立ち技にこだわり、世界最高峰の打撃格闘技を追求する 公平な異種格闘技戦の実現 武道とエンターテイメントの融合 と、そのコンセプトを説明してきました。 立ち技にこだわり、世界最高峰の打撃を追求するのは、そこに現代の「実戦」=「ストリートファイト」における格闘技術を活かす競技を実現したいからです。 すでに皆さん、お気づきのように、実戦で寝技になることはまず考えられません。武術家の倉本成春師範は「ルールなしの実戦では噛みつきひとつの行為によって寝技にはいけない」と言っていますし、まして複数戦になると、寝技に入った瞬間、他の相手から無防備なまま攻撃を受けてしまうことになります。総合実戦護身術・功朗法の横山雅始師範は「戦場の組討で寝技になることは自殺行為」とも語っています。柔道の「押さえ込み30秒」も同じく実戦を想定したルールです。 つまり、グレイシー柔術が提示して世界中に広まったMMA(総合格闘技)は最強かつ究極のルールというイメージがありますが、それはあくまでも1対1の正々堂々(ルールのある)とした「決闘」の中での話です。実戦を想定するならば、立ち技で決着をつけなければならないし、そこでは「打撃」「投げ」「押し出し」という攻撃はとても重要です。『巌流島』のコンセプトは、まずそこに主眼を置いています。 次に「公平な異種格闘技戦」ですが、格闘技である限り、「他の格闘技と闘ったら勝てるか?」という発想が必ず根底にあります。柔道や空手の試合で「世界一」になることはとても立派なことですが、その柔道の強豪が空手家やキックボクサーに簡単に負けるようでは武道とは言えません。決められたルールの中で一番を決めることが「スポーツ」ならば、「武道」はより幅広い実戦を想定した「武術」を追求したものだからです。そして、武道の試合は本来、自分たちの流派同士の自流試合ではなく、他流試合=異種格闘技戦で勝ち抜くために腕を磨いてきました。 『巌流島』では、そんな「武術」をできるだけ公平なルールを作って、各格闘技ジャンル、各流派を競わせ、異種格闘技戦を通して技術や精神を高めようという狙いがあります。 このように「立ち技にこだわり、世界最高峰の打撃格闘技の追求」や「公平な異種格闘技戦」をコンセプトにしているのは、『巌流島』が実戦を想定した「武術」にこだわりがあるからです。武術をできるだけ意識し、最低限のルールを決めることで競技化し、技術や意識を高めていく。その意味では、巌流島がやろうとしていることは、グレイシーが提示した総合格闘技のイメージをある意味、否定するものであり、一歩先をいくものだという自負もしています。 巌流島の「公平な異種格闘技戦」は、「武術の新しい競技化」のひとつの表現方法です。巌流島は大げさに言うと、柔道の嘉納治五郎や空手の大山倍達ら先人達がめざした武術の競技化を同じように目指しているのです。 では、「武術」と「武道」はどう違うのか? 一般的に武術を学ぶ上で、よく精神的な面を鍛える側面を「武道」と言っています。たしかに「武術」は護身術でありながら、人との倒し合い、殺し合いですから、精神的なものを身につけなければ生き残れませんし、悪用されることもあります。 では、巌流島という試合の場でどう「武道」をめざしていくか? その答えは、ただ勝ち負けを競い合うだけではなく、武道として「美しい勝ち方」「美しい闘い」に徹底的にこだわることだと思っています。 そもそも「武術」は実戦ですから、「よーい、ドン」で始まる世界ではありません。相手を倒すために「反則」となる「禁じ手」もなければ、体重を合わせるという発想もありません。そもそも、スポーツのように「平等」な条件で競い合うのではなく、「不平等」で闘うのが当たり前という前提ですし、あえて「不平等」な状況を作り出して相手に勝つことが「武術」の極意でもあります。例えば、体重差が倍もある相手とどうしても闘わなければならない場合、平等な条件(ルール)で闘おうとしても勝てるわけがありません。その場合、油断させて不意打ちを行ったり、目潰し・金的蹴りといった「禁じ手」を使わないと勝負にならないでしょう。「不平等」な状況だからこそ、別の「不平等」な発想を作り出すことで、相手に勝とうとすることが「武術」です。だから、時に「卑怯」な闘い方こそ、武術の真髄だったりするのです。 しかし、そんな武術だからこそ、武士道ではいさぎよい闘い方、美しい闘い方が問われてきました。その究極がサムライとしての「死生観」に繋がっていくのです。 『巌流島』は「武術」の競技化をめざしていく上で、さすがに試合である以上「よーい、ドン!」で始めなければなりませんし、「ルール」を設けなければなりません。そこは武術と競技の限界は存在するとしっかりと認識しています。しかし、本当はルールという規則がなくとも、体重差などのハンディがあろうとも美しい闘い、美しい勝ち方にこだわった試合をお見せする。その精神こそが、武道の試合だと思うのです。もう怪物同士の殴り合いで、ただ強いだけの証明では物足りない。その先に何があるかを追求していきたいと思います。 整理しますと、『巌流島』がいう、「立ち技にこだわり、世界最高峰の打撃」や「公平な異種格闘技戦」をめざすコンセプトは、「武術」志向の表れです。さらに選手は「美しい闘い」=「武道」を見せる意識を持つことで、他の格闘技イベントとの決定的な差を見せつけたいと考えています。それが選手に理解してもらえるか……? そのことを理解して闘う選手こそ、巌流島がめざす真のサムライ・ウォリアー。そして、上記の説明でなぜ『巌流島』は異種格闘技戦にこだわるのか? なぜ寝技の時間が短いのか? なぜ道着を着ているのか? なぜ、円形の舞台で闘い、転落したら負けにするのか? そういった『巌流島』の特徴の理由を理解していただければと思います。 すべては『巌流島』が武道の他流試合を目指しているからです。そして、武術や武道を競技化したり、エンターテイメント化することには、もちろん限界がありますし、矛盾があります。そこはファンの方々と今後もどんどん議論していきたいと考えています。 7・31巌流島のタイトルは「巌流島 WAY OF THE SAMURAI 公開検証Final」としました。「WAY OF THE SAMURAI」は、「サムライへの道」「武士道」「 サムライの流儀」などの意味が込められています。 チケット情報やマッチメイク、テレビ情報については、5月20日前後の記者会見で発表することを予定しております。ぜひ、この夏、巌流島で熱くなってください!
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好評のうちニコ生『激論! 巌流島魂』第1シーズン終了! 3・25巌流島、大反省会...
終わってからも議論の絶えない3・25巌流島・公開検証3。今回の大会のコンセプト、マッチメーク、ルール等をファンや関係者と議論してきたベースとなってきたのが、niconico生放送で毎月第1、第3木曜日の21:00~22:00まで放送してきた『激論! 巌流島魂』だった。その『激論!巌流島魂』も、3・25「公開検証3」が終了したことで、第1シーズンも終了。合計7回の放送の締めくくりとして、4月7日(木)21:00より聖地・高円寺パンディットでファン公開のもと、「大反省会&打ち上げ」が行われた。 放送は3・25巌流島「公開検証3」の映像を見ながら、試合が「面白かった」「つまらなかった」をnico生判定。MCのタケト、如月ネル、谷川貞治の他、ゲストに菊野克紀、山口日昇とファンでトークしながら、感想を語りあった。そのニコ生判定の結果は下記のとおり。3月に放送した[期待度ランキング]と比較してみると面白い。次回『激論! 巌流島魂』は次回大会が決まり次第(7月末~8月中旬頃を予定)、リニューアルして再開する予定だ。 [3・25巌流島、期待度ランキング](3月3日放送) 1位・クリス・ブドゥ2 vs バル・ハーン 期待度87,9% 2位・ビターリ・クラット vs アンドレ・ジダ 期待度83,4% 3位・田村潔司 vs ジャッキー・ゴーシュ 期待度80,6% 4位・星風 vs ボンギンコシ・マドンセラ 期待度79,2% 5位・瀬戸信介 vs 岩倉豪 期待度78,0% 6位・渡辺一久 vs シラット 期待度76,5% 7位・マーカス・レロ・アウレリオ vs 中島大志 期待度62,2% 8位・TOSHI vs クンタップ 期待度41,8% [3・25巌流島 満足度ランキング](4月7日放送) 1位・ビターリ・クラット vs アンドレ・ジダ 満足度96,7% 2位・田村潔司 vs ジャッキー・ゴーシュ 満足度94,3% 3位・TOSHI vs クンタップ 92,4% 4位・マーカス・レロ・アウレリオ vs 中島大志 満足度86,4% 5位・渡辺一久 vs シラット 満足度85,8% 6位・クリス・ブドゥ2 vs バル・ハーン 満足度48,1% 7位・瀬戸信介 vs 岩倉豪 満足度33,3% 8位・星風 vs…
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好評のうちニコ生『激論! 巌流島魂』第1シーズン終了! 3・25巌流島、大反省会...
終わってからも議論の絶えない3・25巌流島・公開検証3。今回の大会のコンセプト、マッチメーク、ルール等をファンや関係者と議論してきたベースとなってきたのが、niconico生放送で毎月第1、第3木曜日の21:00~22:00まで放送してきた『激論! 巌流島魂』だった。その『激論!巌流島魂』も、3・25「公開検証3」が終了したことで、第1シーズンも終了。合計7回の放送の締めくくりとして、4月7日(木)21:00より聖地・高円寺パンディットでファン公開のもと、「大反省会&打ち上げ」が行われた。 放送は3・25巌流島「公開検証3」の映像を見ながら、試合が「面白かった」「つまらなかった」をnico生判定。MCのタケト、如月ネル、谷川貞治の他、ゲストに菊野克紀、山口日昇とファンでトークしながら、感想を語りあった。そのニコ生判定の結果は下記のとおり。3月に放送した[期待度ランキング]と比較してみると面白い。次回『激論! 巌流島魂』は次回大会が決まり次第(7月末~8月中旬頃を予定)、リニューアルして再開する予定だ。 [3・25巌流島、期待度ランキング](3月3日放送) 1位・クリス・ブドゥ2 vs バル・ハーン 期待度87,9% 2位・ビターリ・クラット vs アンドレ・ジダ 期待度83,4% 3位・田村潔司 vs ジャッキー・ゴーシュ 期待度80,6% 4位・星風 vs ボンギンコシ・マドンセラ 期待度79,2% 5位・瀬戸信介 vs 岩倉豪 期待度78,0% 6位・渡辺一久 vs シラット 期待度76,5% 7位・マーカス・レロ・アウレリオ vs 中島大志 期待度62,2% 8位・TOSHI vs クンタップ 期待度41,8% [3・25巌流島 満足度ランキング](4月7日放送) 1位・ビターリ・クラット vs アンドレ・ジダ 満足度96,7% 2位・田村潔司 vs ジャッキー・ゴーシュ 満足度94,3% 3位・TOSHI vs クンタップ 92,4% 4位・マーカス・レロ・アウレリオ vs 中島大志 満足度86,4% 5位・渡辺一久 vs シラット 満足度85,8% 6位・クリス・ブドゥ2 vs バル・ハーン 満足度48,1% 7位・瀬戸信介 vs 岩倉豪 満足度33,3% 8位・星風 vs…
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3・25巌流島総括「見るほどに語りたくなる、それが巌流島だ!」
グレイシーを世に広めた安西記者、3・25巌流島、渾身のリポート! 3月25日(金)、東京・水道橋の東京ドームシティホールでおこなわれた「巌流島 STARTING OVER 公開検証3」の模様をお伝えする。試合は全て3分3R・インターバル1分だ。 オープニングファイトの第1試合(60キロ契約)は、柔術の村田純也がMMAの三浦ミッキー亮に判定2-0で勝利。 第2試合(巌流島特別ルール・85キロ契約)は、U-Styleの正剛(まさよし)が竹村光一から1R1分16秒、アキレス腱固めで一本勝ちした。 8メートルの円形の闘技場に3人の審判が立ち、ルールを説明。闘技場の場外の溝にいよいよスモークが入れられ、ムードは高まる。 このあと、横山雅始師範率いる日本甲冑合戦之會による、集団でのガチ甲冑戦演舞があり、続いて和装バンドHEAVENESEが楽曲「Might Wind」を披露。引き続き選手の入場式をライブ演奏で盛り上げた。 本戦は全8試合。そのうち第4試合までが、いずれも1R決着となった。 第1試合(80キロ契約)は秒殺決着。カポエイラのマーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)が、日体大相撲部出身の中島大志の正面に立ち、まず左ハイのモーション。中島は下がってかわすと、アウレリオが続けて強烈な左の前蹴り。圧力で中島は円の外に出てしまい、転落寸前で腰をかがめたが、アウレリオが両手で中島の両肩を押すと、簡単に転がるように場外へ落ちてしまった。これでアウレリオは1ポイント獲得。 闘技場に中島が戻り、両者離れたポジションから試合が再開する。ゆっくり近づいていったアウレリオが、いきなり大きく側転。骨法で言うところの、あびせ蹴りのような蹴りを左足で放ち、アウレリオの左足のかかとが中島の左ほほを直撃。後方に吹っ飛んだ中島は、これで意識が吹っ飛び、主審がすぐに試合を止めた。 タイムはわずか28秒。前回大会では合気柔術の達人・渡邉剛(たけし)を左フックで15秒で失神させた中島だったが、この日は逆に完敗した。 実は試合の前々日の個別会見で中島と会った時から、「実力差はかなりある。相手の方が上。今からでもいいから、対戦は辞めておけと言ってくる人もいるぐらいです」と言っていたのだが、試合後は「モーションが大きい蹴りだから見えると思っていたけど…。最後の蹴りは全然見えなかった」と、落胆しているというよりキツネにつままれたような表情だった。 一方のアウレリオは試合後、闘技場で元気いっぱい、カポエイラのパフォーマンスを見せ、観客の喝采を浴びた。カポエイラはブラジルの黒人が生み出した土着の舞闘と言われるが、現在は舞踏として存在している。でも彼はカポエイラの動きを実戦で活かせるだけのMMA(総合格闘技)の下地を身に付けている。ここにアウレリオの強さのポイントがある。派手な動きはスタミナロスも早いはずだが、今回は呼吸ひとつ乱さず、短時間での完勝だった。 明るい笑顔が印象的なブラジリアンのアウレリオ。巌流島が日本の格闘技ファンに胸を張って紹介できる、ユニークなファイターの筆頭と言えるだろう。 第2試合(72キロ契約)は、日本在住のタイ人、クンタップ・チャロンチャイが、マッハ道場のTOSHIを破った。2010年にはキックルールで対戦している両者。この時クンタップに敗れているTOSHIは、「道着を掴んだら誰にも負けない」と巌流島ルールでのリベンジを誓っていた。 クンタップは35歳。決して若いとは言えないが、ムエタイの実力は一級品だ。試合が始まると、クンタップが首相撲に行くが、TOSHIに押されてしまう。それでも転落寸前でバランスを保ち、パンチで反撃。続けて闘技場中央で組み合いになると、今度は帯を掴んで投げを狙った。これはエプロンに出てしまい、ブレイクに。クンタップは腰の強さを見せ、組み技になっても一筋縄ではいかないところを見せつけた。 そして中央で再開すると、クンタップが右ハイ! TOSHIは左腕を上げてブロックしたが、TOSHIが左フックに来る前に強烈な右フックをまともに命中させ、1R1分27秒、失神KOで決着をつけた。あまりの右フックの強さに、ホール内の観衆はア然。オープンフィンガーグローブでの一撃は、見事に決まったときの威力を見せつけられると、戦慄が走るものだが、この一撃は強烈すぎた。巌流島ルールであっても、ムエタイの一流選手をなめたら大変なことになる。そのイメージは、しっかり刷り込まれた。 第3試合(78キロ契約)は、“カマキリ拳法”蟷螂拳(とうろうけん)の瀬戸信介と“達人・柳龍拳の前歯を折った男”小川柔術の岩倉豪が対戦。蟷螂拳に関しては、カマキリのような動きだけが注目されがちだが、それだけではなく、武術としてのベースは当然あるし、また瀬戸は様々な中国武術を習得しており、空手やキックの試合にも出場。これまで積極的に他流試合に売って出て来て、好成績を収めて来た選手だ。岩倉は2006年11月に札幌で行なわれた柳龍拳との道場マッチがあまりに有名で、YouTubeの再生回数が400万回を超えているほど。瀬戸との顔合わせも注目の一戦だった。 ところが、岩倉が組み合おうとすると、瀬戸にがぶられて右パンチをボディに連打され、そこからグラウンドで下になったとき、腰をひねってしまい、左ふともも外側の上部を痛めてしまう。45歳の岩倉、早くもピンチに。 その後、岩倉はバックマウントを取るも、瀬戸はすぐに立ちあがり、同体で場外に転落。中央に戻って再開されると、岩倉は相手の道着を掴むが、最後は瀬戸の右のパウンド7連打を食らって試合はストップ。タップはしなかったが岩倉は防御の姿勢のみとなり、1R2分6秒、主審が試合を止めた。 瀬戸はグラウンドが嫌いで、「足を触られるだけでもイヤ」と笑っていたが、グラウンドに持ち込まれないようにする対応力は、かなり学んでいるようだ。試合を見る限り、そうとしか思えない。フジテレビNEXTの実況アナは「グラバカで練習している」と言っていたが、オールラウンドなコンプリートファイターではなく、こうした個性ある闘い方をする選手がドンドン出てくると、巌流島は面白くなる。巌流島が発掘した好選手、瀬戸の今後に大注目だ。 第4試合(67キロ契約)は、バラット・カンダレ(インド)と元ボクシング日本王者の渡辺一久の対戦。試合前、渡辺は右手でカンダレの胸倉をつかみ、にらみつけて挑発。気合い十分の渡辺だったが、開始の太鼓が鳴ってわずか25秒後には失神していた。 カンダレは左でインロー2発。渡辺は内股を蹴られても効かないとばかり、右手でポンと、蹴られた左足太ももを叩いてアピールしたが、もう1発、左でインローを蹴られた。ここまでのカンダレはごく普通のキックボクサーの動きだ。そしてフィニッシュは左ハイ。渡辺の防御をかいくぐり、カンダレの左足先が渡辺の右アゴに入った。脳が揺れた渡辺は意識を失い、後方にスーッと倒れて行く。カンダレはそこに飛びかかっていき、右パウンド5発。鮮やかなKO劇だった。 渡辺に試合後に聞くと、「ローは効いてなかったけど、最後の蹴りは見えなかった。俺、どんな感じで倒れましたか? …もう巌流島に呼んでもらえないかな。でもまず、しばらくは休みたい」と、さすがに寂しそう。 一方のカンダレは、大会前々日の個別会見の時、「インドにも強い選手がいることを示したい」と言っていたが、その通りになった。でも実は個別会見の時は、集まった取材陣が首をかしげるほど、カンダレは元気がなかった。インタビューに答える声は小さいし、フジテレビNEXTやニコ生やの取材クルーに囲まれて、委縮しているようにも感じたのだ。カンダレが学んできたペンチャック・シラットというのは、彼いわくマレーの格闘技で、素手でも闘うが武器を持って闘うことがあり、彼はこの、武器を用いた闘い方に興味があって、ペンチャック・シラットの棒の使い方を習った程度なのだという。それよりもレスリング、キックボクシングをしっかり学んできて、「当日はタックルを見せたい」と話していた。つまり彼は、日本では未知の格闘技ペンチャック・シラットで闘うのではなく、オーソドックスなレスリング、キックボクシングで闘うつもりだったのだ。渡辺は未知の格闘技……という触れ込みに惑わされ、試合前ナーバスになりすぎていたようにも思う。カンダレが実際の試合で見せたテクニックは、前足を巧みに使ったキックと、MMAのパウンドだった。ペンチャック・シラットにも同じ技術があるのかどうかはわからないが、とにかくカンダレは掘り出し物の選手だ。 闘技場で意識が少し回復した渡辺は担架を乗せられることを拒否したが、うずくまって悔しさをあらわに。すると、帰りかけていたカンダレとセコンドは渡辺に近寄ってきて、渡辺の腕をとって起こし、渡辺の健闘を称えたのだ。今度は渡辺がそれに応えて、ふらつく体で懸命にカンダレの体を持ち上げて、勝者を称えた。これはとてもいいシーンだった。会場から沸き起こった拍手が、ノーサイドとなった2人の選手を包み込んだ。 第5試合(70キロ契約)は好勝負に。シュートボクセ出身のアンドレ・ジダ(ブラジル)とコンバット・サンボのビターリ・クラット(ロシア)の一騎打ちだ。ブラジルとロシアと言えば総合格闘技の世界で、アメリカが台頭してくる前は双璧をなす強豪国だった。当時の覇権争いを久々に思い出させてくれるような、スリリングな打撃戦になった。 ジダは現在、自身のジムでムエタイを主にトレーニング。MMAでも闘っていて、日本ではHERO‘Sにも出場しているが、組み技、寝技よりも圧倒的に打撃の選手だ。技術はすべてシュートボクセで学んできたという。一方のクラットも打撃が得意な選手。試合は両者、間合いをはかりながら、力のこもったスタンドの攻防を展開した。1Rはクラットがボディブローも見せたが、ジダの見事な右ストレートフックが入る。クラットが右バックブローを見せたところで。このラウンドは終了。 2Rになるとやや、クラットの方がパンチで優勢に。ジダは相手の右回し蹴りの蹴り足を掴むと、同体だったが場外に力強く投げ落とした。…というより体重を乗せて場外に背中から叩きつけたが、それ以外ではペースを握っていたのはクラットだった。 ところが3Rになると、いきなりジダが猛スパート。クラットには叩きつけられたダメージが残っていたのか、ジダがパンチでラッシュをかけると、体を横に向けてガードに徹してしまう。そこへジダの右フックがさく裂。倒れ込んだ相手に右パウンド3発打ち込み、0分12秒、レフェリーが試合を止めた。全体を振り返ると、試合は拮抗した見事な打撃戦だった。また新たに、場外へ同体で転落しても、転落の仕方によっては大きなダメージを与えられることがわかった。 ここで、今大会でアフリカ勢招へいのため尽力してくれた、タレントのボビー・オロゴンさんが挨拶。続けて喧嘩術の林悦道・士心館館長が、喧嘩術の7つの型を紹介。会場のお客さんを1人、闘技場に上げ、イスに座ってもらい、現場の状況を利用し、環境を武器化して喧嘩にどう勝つか、というシミュレーションもしてみせた。 第6試合(フリーウェイト)はセネガル相撲のグリス・ブドゥ2(ツー、セネガル)と、モンゴル相撲のバル・ハーン(モンゴル)が対戦。本来ならセネガルからはグリス・ブドゥが参戦予定だったが、大会前になってセネガル相撲協会から、タイトルマッチを7月30日に控えているので巌流島への出場を控えるよう要請があり、本人はやる気満々だったものの弟をこの大会に送り込んできた。兄は、地元でタイトルマッチをすれば1試合で数千万円のファイトマネーをもらえる正真正銘のセネガル相撲王者だが、弟も強豪だとのこと。兄も実は遅れて日本に向かい、この日の夜、成田空港に到着したが、道路が渋滞していて、会場に着いたのは全試合終了後だった。一方のバル・ハーンは星風の兄で、日本ではDREAM等の出場経験もある。巨漢の相撲ファイター同士の一騎打ちだ。 ブドゥ2には在日セネガル人が応援に駆けつけ、彼らが演奏する太鼓のリズムに乗って、踊りながら登場。これがセネガル相撲の入場の仕方なのだ。 1R、ブドゥ2が組みついて闘技場内で投げつける。ハーフマウントで寝技規定時間の15秒間押さえ込んだが、立ちあがるとなぜかブドゥ2が試合続行不能?をアピール。主審の平直行が、必死に事態を把握しようとするが、言葉の壁もあって、なかなか事態を掌握できない。結局わかったのは、どうやらブドゥ2が投げたとき、自分の体も相手の上に乗ったわけだが、その時ちょうど自分の股間が、倒されたバル・ハーンの右ヒザにあたって、金的が痛いということなのだ。どうやらブドゥ2はファウルカップをしていなかったらしい。相撲系の競技はファウルカップはしないのだろうか? 1分間のインターバルを取ると、ブドゥ2が右ジャブから押し倒したが、倒した場所が円形の外のエプロンで、ブレイクとなる。続けて組み合うと、バル・ハーンが右ヒザ蹴り5発。だがそこからブドゥ2はバル・ハーンを押し出して足から転落させた。ここで1Rは終了。とにかくバル・ハーンに相撲技で勝っているのだから、セネガル相撲の力量はたいしたものだ。 2R早々、組み合うとブドゥ2はもろ差しの体勢で押して行き、バル・ハーンを足から転落させた。再開すると、組み合いからバル・ハーンが左ヒザ蹴りを13発。ところがブドゥ2は、バル・ハーンの体をひねるように横に投げ、場外に足から転落させた。そして再度の組み合い。バル・ハーンは3度の左ヒザ蹴り。ところがブドゥ2はここから下手投げの要領でバル・ハーンを足から転落させた。これで1ラウンド中、3度相手を転落させたので、2R1分30秒、ブドゥ2のTKO勝ち。 勝ったブドゥ2はまた、太鼓のリズムで踊りを披露。セネガルサイドのセコンド陣は大興奮で、歓喜に酔いしれていた。ブドゥ2は「セネガル相撲の強さを見せられて嬉しい。日本では年上の人を立てるけど、それはセネガルでも同じ。日本とセネガルでは文化が似ているところがあるんです!」と、興奮しながらマイクでアピールしていた。 セミファイナルの第7試合(フリーウェイト)は、大相撲元十両の星風(モンゴル)と、ズールー族の“キングボボ”ボンギンコシ・マドンセラ(南アフリカ)の対戦。マドンセラには在日南アフリカ人の女性シンガーと打楽器演奏隊が応援につき、ライブ演奏で盛り上がる中、入場してきた。でもその姿はブドゥ2と違い、実に静かだ。 マドンセラは何かの格闘技の代表と言うことでなく、招へいしたボビー・オロゴンさんいわく、村どおしの縄張り争いなどで集団で闘うときの村の長(おさ)。一番強い村の長なので“キングボボ”と呼ばれているそうだ。「争いは集団でおこなわれるから、目が後ろにもないといけないほどだけど、巌流島では相手が1人なので楽だ」と言い、何キロ持ち上げられるかは計ったことがないけれど、「牛なら3頭、カバでも1頭なら楽に持ち上げられる」と、涼しい顔で話していた。大会前から幻想を膨らませるだけ膨らませていたマドンセラ。果たしていかなる試合をするのか?…
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【3.25巌流島速報】KO連発! 大混戦もあり! 公開検証3はどうなった!?
3月25日(金)、東京・水道橋の東京ドームシティホールでおこなわれた「巌流島STARTING OVER 公開検証3」で、田村潔司がイスラエルのジャッキー・ゴーシュに判定で敗れた。クラブ・マガと呼ばれるイスラエルの護身術を学ぶゴーシュは32歳。子供の頃、イスラエルで放送されていたUWFインターのテレビ番組を見ていて、田村にも憧れたそうだが、長いリーチをいかしたロングフックでメインイベントを快走。田村も必死の形相で反撃したが、ゴーシュの打撃を主としたMMAの技術に完敗した。 セミファイナルの第7試合では、モンゴルの星風が南アフリカ・ズールー族の雄、ボンギンコシ・マドンセラに、闘志むき出しの喧嘩マッチを仕掛け、試合は大荒れ。星風の場外での反則パウンド、マドンセラの噛みつきまで飛び出し、2R1分30秒、最後はマドンセラのセコンドのボビー・オロゴンがタオルを投げた。負傷もおい、マドンセラは気持ちが折れかけていたが、アフリカ側のセコンド陣がエキサイトしており、乱闘になりかねない状況だった。 第6試合には、セネガル相撲の王者グリス・ブドゥではなく、実弟のグリス・ブドゥ2(ツー)が登場。星風の兄、バル・ハーンと組み合い、振り回すように投げて3度場外転落させ、2R2分8秒、TKO勝ちした。 第5試合ではブラジルのアンドレ・ジダが、ロシアのコンバットサンボ選手、ビターリ・クラットに、3R0分12秒で逆転勝ち。右フックからの1本勝ちだった。 第4試合まではいずれも速攻が功を奏し、1Rで決着した。勝者はいずれも抜群の技の切れ味をみせた。詳報は後日掲載。(文/安西伸一)
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「さあ、いよいよ明日、リアル天下一武道会、開催!」前日会見の模様
ズールー族の大きさにみんなビックリ! 「全試合がメインイベント!」(田村談) 3月24日(木)、巌流島TDCホール大会の前日会見が開催された。 記者会見に先立って行われた計量は全員がパス。会見は当日夜に日本に到着するグリス・ブドゥと、遅刻で欠席したアンドレ・ジダをのぞいて参戦全選手が参加して行われた。なお、ジダは会見前に行った計量は一回でパスしており、ビターリ・クラットとの試合は予定どおり実施される。 会見では今大会に招聘されているミャンマーラウェイのプロモーター、ウォンナ氏も登壇し、「2月にミャンマーで初のプロレス興行を開き、そのときの縁で今回、巌流島に招待していただきました。今後は巌流島にラウェイの選手を紹介して、日本とミャンマーの架け橋になりたいと思っています」と話した。 大会は、3月25日(金)に東京ドームシティホールで開催(16:30 開場 / 17:00 オープニングファイト開始 / 18:30 開会式)。 チケットの一般販売はすでに終了しているが、会場で15時より当日券が販売される。 【選手コメント】 マーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ブラジル) 「昨年、巌流島に参戦させてもらい、またこうして機会をいただいて嬉しく思います。日本で闘うことは夢だったので、夢が実現して嬉しいです。改めて巌流島への参戦を決めたのはルールが好きだからです。いろんなジャンルの格闘技が参加して、いろんなルールで競い合うというのは、自分に合っていると思っています。楽しみながら、みなさんに喜んでもらえるような試合をしたいと思います」 中島大志(相撲/日本) 「また呼んでもらったんでいい試合ができるようにがんばりたいです。昨年、他の試合でアゴを折られたので、また折られないように気をつけたいです」 クンタップ・チャンロンチャイ(ムエタイ/タイ) 「巌流島のルールはちょっとむずかしいですけど、楽しんでもらえるようにがんばります」 TOSHI(MMA /日本) 「巌流島はおもしろい試合が多くて好きなので、当分MMAの試合に出る気はないです。チャンロンチャイ選手はキックの選手なので、そこに気をつけてがんばりたいです」 岩倉豪(小川柔術/日本) 「今回は蟷螂拳とやれると思ってきたんですけど、実は瀬戸選手は蟷螂拳だけじゃなく、キックも総合も極真にも出場しているということで、これはいま流行りの経歴詐称だなと(笑)。それでも寝技が使えるから大丈夫かと思ったら、グラウンドのサブミッションが使えない。そんな中で巌流島のルーで道着を使った攻撃ができるかなと考えてきました。瀬戸選手がキックボクシングのジムで練習しているという情報を入手して、これは蟷螂拳は使ってこないだろうなぁと予想しています。巌流島HPのインタビューで「秘策がひとつある」と話したんですけど、実はその後の練習でさらに3〜4つほど秘策が出てきたので、それでいけるかなと思っています。でも瀬戸選手の打撃は本当に強いですよ。僕の知っている強い選手たちにも勝ってますから。打撃の選手としてはすごいです。でも言っておきますが、それは蟷螂拳ではありませんよ。僕は巌流島で道着を使った闘いをしたいと思います」 瀬戸信介(蟷螂拳/日本) 「どうも、蟷螂拳代表の瀬戸です。いま流行りの経歴詐称じゃないですよ(笑)。ちゃんと蟷螂拳の使い手ですからね。僕はたしかに蟷螂拳だけの選手ではありません。いろんな武術、格闘技に精通しています。それらを駆使して、闘いたいと思います。岩倉選手、僕らの試合でYouTube再生回数400万回を超えましょう!」 バラット・カンダレ(シラット/インド) 「巌流島に参戦できて嬉しく思っています。自分の経験を活かして、皆さんを喜ばせたいと思いますし、サポートしてくれる皆に対しても恥ずかしくない試合をしたいと思います。対戦する渡辺選手とはベストをつくして闘いたいです」 渡辺一久(ボクシング/日本) 「僕の試合は何が起きるかわからないというのをみんなが楽しみにしていると思います。きっとまた予測できない試合になると思うので、楽しみにしていてください」 ビターリ・クラット(コンバット・サンボ/ロシア) 「巌流島に参戦するのは2回目なのですが、ルールが自分に合っていると感じます。巌流島で見られるサムライスピリットには感銘を受けています。明日はベストをつくして勝ちたいと思います」 アンドレ・ジダ(ルタ・リーブリ/ブラジル) ※会見後に個別でコメント 「日本に戻ってこれて、とても嬉しく思っています。巌流島ではこれまでよりさらに強いジダを見せられるでしょう。私はいつでもKOを狙って闘います。ビターリもKOします」 バル・ハーン(モンゴル相撲/モンゴル) 「明日は精一杯がんばります。よろしくお願いします」 グリス・ブドゥ(セネガル相撲/セネガル) ※ボビー・オロゴンが代わりにコメント 「グリスはアフリカタイムで動いているので来日が遅れているんですけど、あと2〜3時間すれば着くはずです。もし間に合わなかったら、うちの弟(アンディ・オロゴン)を用意しますんで、よろしくお願いします」 ボンギンコシ・マドンセラ(ズールー相撲/南アフリカ) 「日本のみなさまにズールー族の強さを見せたいと思います。勝利を味わいたければ、私を応援するべきです」 星風(相撲/モンゴル) 「相手がデカいやつなので楽しくやろうと思います。ボコボコにしてやろうと思ってます。みんなが喜ぶいい試合をしたいのでよろしくお願いします」 ジャッキー・ゴーシュ(クラヴマガ/イスラエル) 「日本の皆さんに温かく迎えていただき、嬉しく思っています。明日の試合ではクラヴマガのスキルをお見せしたいですし、また、相手をリスペクトする姿勢で闘いたいです」 田村潔司(Uスタイル/日本)…
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3・25巌流島、当日券は15:00より会場にて販売!
さあ、いよいよ明日開催! ファンの皆様のお力で満員にしてください! いよいよ明日、3月25日(金)午後18:30より、東京ドームシティ・ホールで開催される『巌流島・公開検証3』。すでにチケットの一般販売は終了しましたが、当日券は15:00より会場チケット売り場で販売されます。今のところ残席は、下記のとおり。まだまだチケットを手にするチャンスはありますので、ぜひ皆さんのお力で、会場を満杯に埋め尽くしてください。やはり、格闘技は会場での生観戦が一番。SNS等を見ると、久しぶりにファンの熱も高まっています。その興奮をそのまま、一緒に会場で体感してください! [残席] ●SRS……20,000円(残席20) ●S席………10,000円(残席30) ●A席………8,000円(残席90) ●B席……… 6,000席(残席100) ☆( )内で表した数字を当日に販売いたします。宜しくお願いします。
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星風吠える!「ついでにボビーをボコボコにしてやりたい!」
気持ちの強さで相撲最強幻想を取り戻す、星風インタビュー! …………巌流島の印象を教えてください。 星風 おもしろいと思うよ。ひとつ納得がいかないのは、相手を場外に押し出すときに一緒に引っぱられて同体になってしまうこと。あのルールはなんとかしてほしいな。それ以外は問題ないよ。どんな大きい相手が来ても一発で倒すよ。 …………巌流島では大相撲の経験が活かせそうですよね? 星風 まぁ、でも相撲と格闘技ではまた違うからね。たしかに巌流島では似た要素もあるけど。 …………試合に向けて新たにトレーニングしてきた部分はありますか? 星風 自分にできることはなんでもやってるんで、あとは流れだね。相手が何をしてくるかを見て、どうぶっ飛ばすかっていうだけ。 …………星風選手は気持ちの強さが印象的です。 星風 格闘技は気持ちで勝たないとどうにもならないでしょ。ボコボコにしてやるくらいの気持ちでいかないとね。それは相撲も一緒。朝青龍も気持ちが強い横綱だったでしょ。 …………前回は3試合のワンデートーナメントに参戦し、惜しくも決勝で敗れてしまいました。 星風 ワンデートーナメントに慣れてなかったのもあって、自分でも情けなかったね。今やったら絶対に負けないけど。またトーナメントをやるならぜひ出たいね。 …………他にも相撲から格闘技に転向されている方が多いですよね。昨年末は把瑠都選手が総合格闘技に挑戦して健闘しました。 星風 あれは相手のピーター・アーツが現役選手じゃなかったらかね。アーツが現役だったら把瑠都なんて話にならないよ。 …………星風選手は巌流島トーナメントで決勝まで進出して、“相撲最強説”の幻想を甦らせたと思います。 星風 まぁ、曙から始まって、相撲出身選手はみんな弱かったと思うよ。あんなのなら自分が闘ったら一発で倒せるね。弱いやつばかり出てくるもんだから、相撲が弱いと思われちゃうんだよね。それは許せないから、自分が相撲取りの強さを見せてイメージを変えたいんだよ。 …………モンゴル人の強さの秘密はどこから来ているのでしょうか? 体が違うんでしょうか? 星風 やっぱり気持ちじゃない? 今の日本人の相撲取りにも強いやつはいるけど少ないよね。ハングリー精神がないと思うよ。朝青龍も白鵬も日馬富士もみんなハングリー精神があって、それが強さになってるんだよね。悪いけど、今の日本人にはそういう精神的な強さを持ってる人は少ないよ。 …………相手のボンギンコシ選手は、アフリカ出身で体の大きな選手です。 星風 黒人選手とやるのは初めてだから楽しみだね。ついでにボビー・オロゴンもボコボコにしてやろうかと思ったんだけど、あいつ逃げやがったから。 …………自分より大きな選手と闘うのは不安ではないですか? 星風 いや、むしろ楽だよ。パワーはあるかもしれないけど、かわしたら後はこっちのものだから。強さってのは体の大きさじゃないんだよ。みんな、小さいやつが大きいのを倒すところをみたいでしょ。絶対に勝ちますよ。勝ってボビーに「次はお前だ」って言いたいしね。お客さんが喜ぶ試合をしたいと思うので応援してほしいね。
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ズールー族最強王者は牛3頭、カバも持ち上げる!
全てが謎。アフリカには数字の概念がないため、戦績も謎。ズールー相撲はヤリも使う? ボンギンコシ・マドンセラ&ボビー・オロゴン …………マドンセラ選手はズールー族出身とのことですが、ズールー族とはどんな部族なのでしょうか? マドンセラ ズールー族は、「アフリカ最強の戦闘民族」として知られています。巌流島でズールー族の強さを証明するために日本にやってきました。 …………自身の最大の武器はなんですか? マドンセラ ズールー族の魂です。魂を懸けて闘います。 …………得意技は? マドンセラ 怖いもの知らずなところです。何かを怖いと思うことがないんです。 …………ズールー族の闘い方を教えてください。 マドンセラ 命を懸けた闘いです。闘いに魂を捧げるんです。 …………どこまでも未知ですね……。マドンセラ選手は他流試合の経験はありますか? マドンセラ ないですが、何が来ても大丈夫です。 …………腕が異様に太いですけど、その肉体はどうやって作ったんですか? 重さでいうとどのくらいの物を持ち上げられますか? ボビー それは聞かないほうがいいよ。彼は牛三頭くらい簡単に持ち上げるんだから。 …………牛三頭!? 牛が今までで一番重かった物ですか? ボビー 彼ならカバだって持ち上げちゃうよ。 …………ベンチプレスだと何kgくらい持ち上げられるのでしょうか? ボビー アフリカには“数字”という概念がないんだよ。牛とか、カバならわかるけど。 …………マドンセラ選手のバックボーンであるズールー相撲とは? マドンセラ ズールー相撲は戦士がやる格闘技です。一番強ければ王様にもなれます。 …………マドンセラ選手のズールー相撲での格付けは? ボビー もちろん王様だよ! お前、なめてんのか?(笑) …………ではズールー相撲のチャンピオンということですね? ボビー そうだよ。 …………いつからですか? ボビー ずっとだよ! 彼に対抗できるやつなんていないんだから。 …………ずっとと言っても、記録ではズールー相撲で10戦(10勝)しかしていませんが? ボビー だからアフリカには数字の概念がないって言ってるだろ!(笑)。実際は毎日のように闘うんだよ。でも、そのうち数えてたのは10回くらいしかないの! …………ズールー相撲のルールが知りたいのですが?…… ボビー ルールがないのがズールー相撲なんだよ。素手でもやるし、レスリングみたいな組み技もやるし、棒とか武器も使うし。 …………巌流島の試合に向けて特別な練習はしていますか? マドンセラ そんなことをする必要はありません。自分が勝利することしか考えていませんから。 …………“勝利”に対するこだわりが強いですね。 マドンセラ はるばるアフリカから日本にやって来たわけですから、もちろん勝たなくてはいけません。 ボビー 戦士なんだから勝利にはこだわるよ。 …………巌流島ファンにメッセージを。 マドンセラ 魂で闘うので応援に来てください。 ボビー すべては魂なんだよ! もす!
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イスラエルでは生きるためにクラブマガをやる!
田村の対戦相手ゴーシュに来日直後インタビュー。なんとUインターはイスラエルでテレビ放送。ゴーシュにとって、田村はヒーローだった! …………クラヴマガの現役インストラクターであり、警備隊員も務めるというゴーシュ選手ですが、これまでの格闘技歴は? ゴーシュ 14歳でクラヴマガを始めて、空手や柔術、キックボクシング、レスリングなど色々と学んできました。 …………柔術も? クラヴマガでは寝技もやるんですね? ゴーシュ クラヴマガは一つの要素に特化した競技ではありませんので何でもやります。世界中の様々な格闘技の要素をミックスしてできたのがクラヴマガです。 …………まさに何でもありなのがクラヴマガ? ゴーシュ 打撃、寝技はもちろん、ナイフや銃での襲撃にも対処する。それがクラヴマガにとっての“何でもあり”です。 …………14歳でクラヴマガを始めた理由は? ゴーシュ 強くなるためです。 …………なぜ強くなりたかったのでしょうか? ゴーシュ イスラエルは政情が不安定なので、紛争もあれば、テロもある。自分の身は自分で守るという感覚があります。なぜ強くなりたいのか? それは生きるためです。 …………イスラエルではクラヴマガを学ぶ人は多いのでしょうか? ゴーシュ とても多いです。クラヴマガは一部の愛好家が学ぶマニアックなものではありません。自分の身を守るのは、すべての人にとっての共通項です。クラヴマガを習う女性も多いんです。 …………イスラエルでは女性にもセルフプロテクトの意識があるんですね。 ゴーシュ そもそもイスラエルの徴兵制では男性だけでなく、女性にも兵役が課されますから。 …………女性も軍隊に入らなければいけない? ゴーシュ 男性は3年、女性は2年の兵役があります。そこで女性もクラヴマガの基本的なテクニックは学ぶので、誰もがクラヴマガを知っていると言えます。 …………イスラエルでは“国民総クラヴマガ戦士”だということですか!? ゴーシュ まぁ、イスラエルの女性とはケンカしないほうがよいでしょう。そこらの普通の女の子と一緒には考えないほうがよいです。 …………クラヴマガの闘い方を教えてください。 ゴーシュ 何でもありなので、武器術にも徒手格闘にも対応できます。実戦を想定した格闘術なので、目突きや金的蹴りなどの急所攻撃こそが本来のクラヴマガの闘い方になります。 …………他にはどんな急所攻撃があるのでしょうか? ゴーシュ 手を引っかけて鼻をちぎりとったり、指をひっかけて口を裂いたり、喉をついて呼吸できなくしたり、急所はたくさんあります。 …………聞いているだけで痛くなる恐ろしい攻撃ですね……。 ゴーシュ ただ、そういった技は格闘技の試合では認められないので、そこまでしないように自分をセーブしながら闘わなくてはいけません。とっさにそういう急所攻撃が出そうになったときに、寸前で止めるときもあります。 …………そんなクラヴマガのエキスパートであるゴーシュ選手は、巌流島ではどう闘うのでしょうか? ゴーシュ もちろんルールは守りますよ。クラヴマガは相手が裸であっても、道衣を着用していても対応できるように訓練しています。巌流島の場合は道着があるので、それを利用した闘い方ができるでしょう。裸でやるMMAの試合では出せない技も巌流島では使えます。そういう意味ではMMAよりも巌流島のほうがクラヴマガの技術が活かせるでしょう。実戦である以上、基本的には着衣の相手を想定しているわけですから。 …………試合を控えて怖さはありますか? ゴーシュ 怖い? なぜですか? リングで何が起きるというのですか? …………殴られたり、蹴られたり、あるいは負傷するかもしれません。 ゴーシュ べつに刃物で切られるわけでもないし、鼻をとられたり、口を裂かれたりするわけでもない。試合はあくまで試合。何も怖くないですし、平常心でリラックスしています。試合よりもこのインタビューのほうがよっぽど緊張しますよ(笑)。 …………対戦相手の田村潔司選手のことはご存知ですか? ゴーシュ 田村のことは、イスラエルで放送されていた「BUSHIDO(UWFインターナショナル)」で見ていたので、子供の頃から知っています。 …………そういえば「UWFインター」はイスラエルで非常に人気があったと聞いたことがあります。 ゴーシュ イスラエルでは多くの者が「BUSHIDO」のことを知っています。高田(延彦)、桜庭(和志)、山崎(一夫)、ゲーリー・オブライト、みんな好きな選手です。 …………ではゴーシュ選手にとっては憧れだった選手と闘うことになる? ゴーシュ 田村は僕にとってヒーローです。その田村と闘うのは夢がかなう瞬間でもあります。 …………そんな自分にとってのヒーローである田村選手を本気で攻撃できますか? ゴーシュ ゴングがなるまではヒーローですが、闘いが始まったら、それは関係ありません。リスペクトしているからこそ、全力でつぶしにいきます。 …………田村選手のどんなところを警戒していますか? ゴーシュ 特にどのテクニックということではなく、注意すべきなのは彼の経験値です。田村には経験という強みがあります。それがファイターとしての彼の怖さでしょう。いずれにせよ、私は日本のファンにクラヴマガの強さをお見せするだけです。
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3・25『巌流島・公開検証3』nico生では2日後、3月27日20:00より完全...
今回は途中から1コイン有料放送。田村潔司、渡辺一久、出場者自らが解説! 3月25日(金)、東京ドームシティ・ホールで開催される『巌流島 STARTING OVER 公開検証3』。その放送が当日18:00から生中継されるCS放送『フジテレビNEXT』に続き、niconico生放送の『巌流島チャンネル』でも完全放送されることになりました。 nico生で放送されるのは、大会2日後の3月27日(日)、20:00~大会終了まで。2日後の放送ということで前半戦は無料放送、後半戦は1コインの500円で見られます(どの試合から有料になるかは当日決定)。しかも、nico生では以下の特典映像をご用意しています。 1、試合に出場した選手が自ら解説!CS放送『フジテレビNEXT』の解説者は、巌流島の谷川貞治、菊野克紀選手が務めますが、nico生では出場した選手自らが解説を務めます。今のところ、メインの田村潔司選手や渡辺一久選手らを予定。田村選手曰く「事前に告知していただいても構いませんが、怪我したりしたら行けなくなるかもしれませんよ」とのこと。もちろん、試合結果によって変更はありますが、選手自ら解説するというのは滅多にないこと。大会が終わって「そういうことだったんだ」と、意外な話が聞けることは間違いありません。その他には『大武道!』編集長・山口日昇、旭道山、谷川貞治らを予定しています。実況は格ゲー実況者のアール、コスプレ占い師渚という生主コンビ。フジテレビとは一味違う実況をお届けします! 2、試合後の控室・選手インタビューが見られます! CS放送『フジテレビNEXT』にはない特典映像として、全試合、選手の試合後の控室インタビューをお届けします。試合後の選手インタビューは、ファンならば誰もが聞きたいところ。これを見るだけで、試合の見方も変わってきます。果たして、選手は試合後、自らの試合をどう受け止めたのか? 必見です。 3、「どっちの選手が素晴らしかったか?」ニコ生判定もライブで実施! nico生といえば、ファンの書き込みで試合以外のファン同士の盛り上がりが楽しめますが、もちろん今回は生放送で実施。また、各試合ごとにファンにアンケートをとり、「どっちの選手の闘いっぷりが良かったか? 」 「ベストバウトはどの試合だったか?」といったアンケートをたくさん行う予定です。ただ試合中継を見るだけでなく、ファンに参加していただく参加型の番組にしていく予定です。 というわけで、会場に見に行った人、行けなかった人も、フジテレビのCS放送を見た人、見なかった人も、nico生の『巌流島チャンネル』のファン参加型番組『巌流島・公開検証3』完全中継で、別の楽しみ方をしてください。 ●番組の詳しい情報はコチラ⇒http://live.nicovideo.jp/watch/lv256962770 ●事前に購入したい方はコチラ⇒ http://ch.nicovideo.jp/ganryujima/live/lv256962770 ぜひ、たくさんの皆様に見ていただきたいので、皆さんの告知もよろしくお願いいたします!
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3・25巌流島ではモンゴル相撲の秘密の技を出します!
モンゴル相撲の大関・白鵬の親友、バル・ハーン、インタビュー …………巌流島・初参戦を控えて、今どんなお気持ちですか? ハーン 当日を楽しみに待っています。すごい試合をするので、皆さんぜひ見に来てください。 …………実弟である星風選手が一度、巌流島に参戦していますね? ハーン 弟は持ち味を出していい闘い方をしました。巌流島の試合はすごく面白いと感じましたし、モンゴル相撲出身の自分が活躍できるルールだと思っています。 …………モンゴル相撲のバックボーンを活かして、巌流島でどんな闘いがしたいですか? ハーン モンゴル相撲は何でもできる格闘技です。巌流島、大相撲、総合格闘技、何にでも対応できます。 …………巌流島のどんなところに魅力を感じますか? ハーン 面白い試合ができそうだなというところ。それは当日の私の試合を見てもらえばわかると思います。 …………対戦するグリス・ブドゥ選手は、セネガル相撲の強豪です。セネガル相撲の印象は? ハーン セネガル相撲には特に興味はないですし、不安もありません。何でもかかってくればいいという気持ちです。モンゴル相撲が負けるわけがありません。 …………巌流島では本来の格闘技が持っていた“実戦性”も問われています。 ハーン モンゴル相撲も今は競技になっていますが、もともとはモンゴル人が戦争のために作った格闘術です。巌流島では、モンゴル相撲の本来のすごさや怖さをお見せすることができるでしょう。 …………星風選手から見たお兄さんの強さはどんなところですか? 星風 体がすごく大きいし、そのうえでモンゴル相撲の実力がありますので、兄貴は本当に強いですよ。まぁ、何が来ても大丈夫だと思いますので、心配していません。 …………星風選手、ご自身は以前、巌流島に参戦してみて、どんな印象を持ちましたか? 星風 闘っていて、すごく面白いなと感じました。闘う側が面白く感じるということは、この格闘技に可能性があるということだと思います。僕もこの新しい舞台で暴れていきたいです。 …………ハーン選手、最後に大会に向けた意気込みをお願いします。 ハーン 25日の試合では、モンゴル相撲の秘密の技も披露しようと思います。とにかく当日見てもらえばわかります。会場に応援に来てください。
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3・25巌流島のオープニング・ファイトが決定!
3月25日(金)、東京ドームシティホールで開催される『巌流島・公開検証3』のオープニングファイト2試合が決定しました。当日は17時10分頃よりオープニング・ファイトが行われますので、ぜひ早めの来場をお待ちしております。なお、本番の開会式は18:30より行います。 オープニング・ファイト第1試合 60キロ契約 村田純也(柔術/東京国際大学) VS 三浦ミッキー亮(MMA/フリーダム) 村田純也(むらた・じゅんや) 19歳。168センチ。60キロ。柔術。東京国際大学1年。 DUMAU JAPAN CUP2015 青帯ライトフェザー級優勝。JJFJ EAST JAPAN 第3位。 三浦ミッキー亮(みうら・りょう) 33歳。165センチ。60キロ。総合格闘技。フリーダム。 アマチュアキック1戦1勝。アマチュアMMA 2戦2勝。 オープニング・ファイト第2試合 85キロ契約。30秒寝技での関節技ありルール 正剛(Uスタイル/U-FILE CHAMP) vs 竹村光一(キックボクシング/打撃武道我円) 正剛(マサヨシ) 177センチ。86キロ。U-FILE CAMP。Uスタイル・レスリング。 2003年JTC 4勝1敗、2005年DEEP 1敗。負けん気が取り柄。 竹村光一(たけむら・こういち) 42歳。170センチ、82キロ。打撃武道我円。キックボクシング。 巌流島2戦1勝1敗。闘うレフェリー。
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「巌流島は天下一武道会に出ている気分で楽しい!」
東南アジアの謎の格闘技シラットと闘う、渡辺一久インタビュー! …………巌流島への3度目の参戦が決まりました。 渡辺 いつもそうですけど、今回もワクワクしています。 …………昨年7月の両国大会のトーナメントでは、惜しくも決勝戦でビターリ・クラット選手に敗れてしまいました。 渡辺 初めて70kgの階級で闘ってみて、骨格の違いを感じましたね。実際に拳を交えてみて、やっぱりデカいなぁと思いました。だからといって、もう大きい相手とはやりたくないということではなくて、次はデカいやつをぶっとばしてやりたいです。ビターリにもリベンジしないとね。 …………何戦か経験して、巌流島での闘い方は固まってきましたか? 渡辺 いやぁ、巌流島は異種格闘技だから、相手のスタイルが毎回違うじゃないですか。セオリーはあってないようなものだから、自分の闘い方を貫くしかないと思ってます。とにかく思いきりパンチが打てれば。それが僕の闘い方なんで。 …………異種格闘技という部分で、ボクシングを代表している意識はありますか? 渡辺 ありますよ。殴り専門とういか、やっぱり殴って倒したいですよ。まぁ、組んだら組んだで、男の負けん気があるので、腰の強さを見せて投げ返したくなるんですけどね。 …………第一回大会ではボクサーらしからぬ、綺麗なフロントネックチャンスリー・ドロップを決める場面もありました。 渡辺 え? フロント・ネックチャンスリーって何ですか? …………プロレスのDDTみたいな体勢で、相手を後方に投げる技です。 渡辺 ああ、あれは意識せずに自然に出ちゃった技なんですよ。自分でもあの技がどこから出てきたのかわからないくらいで(笑)。逆に変に狙っちゃうと、うまくいかなくなるんです。だからやっぱり本能のままに闘うことですよね。自分でも自分が次に何をするのか楽しみです。何が飛び出すか、わからないので。 …………3.25巌流島で対戦するバラット・カンダレ選手は、シラットという東南アジア武術の選手。まさに未知の相手になります。 渡辺 いやぁ、シラットはやばいでしょう。といってもシラットが何なのか知らないんですけどね(笑)。シラットは蹴りが強いのか、投げが得意なのか、僕には一切データがないですから。対戦相手の映像を見たら、体が大きそうな印象だったので、とにかく当たり負けしないことかな。あとは未知の格闘技といっても相手に腕が四本あるわけじゃないですし、もうやるだけです。 …………巌流島のテーマのひとつに“実戦”がありますが、ボクシングという競技でチャンピオンになった渡辺選手は、実戦をどう捉えていますか? 渡辺 実戦というとケンカになるんですかね? 僕はボクシング、キックボクシング、総合格闘技とやってきて、競技とケンカは違うものだと思いますけどね。とにかくキックボクシングとも総合とも違う巌流島という舞台で、自分らしい闘いができればいいと思っています。 …………巌流島という舞台の魅力はどんなところでしょうか? 渡辺 闘っていて、すごく気持ちいいんですよ。これはあの闘技場の上で闘ってみないとわからないことなんですけど、やっていてすごく楽しい。子供の頃に見ていたドラゴンボールの天下一武道会に出ているような気分ですよ。ロープとか金網がなくて、観る側にとってもわかりやすいでし。他の選手たちも巌流島に来たらいいのになぁ。みんな、実はこっちが面白そうだなぁと思ってるはずなんですけどね。あとはルールさえ定まれば、巌流島ってすごく可能性があると思います。 …………ルールはまだまだ整備されていない印象ですか? 渡辺 やっている僕自身、まだルールがよくわかっていませんから(笑)。どんなルールで、どういうセオリーで闘うのが正解なのかがまだよくわからない。ボクシングだと、左ジャブを打ちながら時計回りに差し合いをするセオリーがありますよね。巌流島のルールも早く確立されたものになってほしいです。 …………ボクシングという競技で王者になった人間として、ルールは固定化してほしい? 渡辺 “公開検証”と銘打ってやっていますけど、ある特定のルールでいくと決まれば、選手たちはみんなそれに合わせて練習するわけじゃないですか。早くその段階に持っていってほしいですよね。これぞ「巌流島ルール」というものを定めてほしいです。 …………ただ、格闘技としてセオリーが定まってしまうと、すべての選手の闘い方が均等化されて、魅力を失う部分もあるかと思います。 渡辺 そうなんですよねぇ。そうするとルールは変え続けていったほうがいいのかなぁ……。 …………そのほうが格闘技コンテンツとしては面白いものになるのかもしれません。選手は大変かもしれませんが(笑)。 渡辺 そうかぁ。そういう考え方もありますよね。毎回、ルールに縛りをつけていくのもいいかもしれないですね。 …………例えば、「1分10ラウンド制」でやってしまうとか。短期決戦こそ実戦的という考え方もあるでしょうし。 渡辺 ああ、なるほど。よく考えたら「3分1ラウンド」とか誰が決めたんだって話ですしね。3分って何なんだって話だもんなぁ。1分だったら、僕が最強かもしれないし(笑)。 …………誰かが決めたルールひとつで“最強”の規定値がひっくり返ることもあると思います。 渡辺 たしかにそうですね。そう考えると面白いなぁ。 …………闘うということに関しても、「なぜ闘うのか」が問われるようになってくると思います。渡辺選手はなぜ闘うんでしょうか? 渡辺 僕の場合は単純に自分が楽しいからというのと、あとは僕の試合を見たがって待ってくれている人がいるから。僕が闘っているのを見て、元気が出たとか、勇気をもらったとか言ってくれる人がいるんですよ。ありがたいことにね。そういう人たちのために闘っているところが大きいです。 …………自分だけのために闘うのでは限界がある? 渡辺 そうだなぁ、あまり自分のためには闘ってないですよ。「やっぱ渡辺の試合は面白いなぁ」と言ってくれる人がいるから、やる意味があるのであって。自分が気持ちよく闘って、みんなにも喜んでもらえたら一番いいのかなと思います。まぁ、やりたいようにやりますよ。今回も暴れますので3月25日、会場に応援に来てください。