「無差別級のロマン」をいかにして追求すべきか?
5・6巌流島・舞浜大会で実現する「無差別級」の試合。菊野克紀、小見川道大の2人が挑戦するこの試合をきっかけに「無差別級」について徹底討論したいと思います。
●そもそも無差別級の試合は是か非か?
●無差別級の試合を組む上でルール上の改善点は?
●無差別級のどんなマッチメイクが今後、望ましいか?
●小が大を制するポイントはどこにあるのか?
などなど、無差別級の試合に対して、たくさんのご意見をお待ちしております!
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アニマルAKI
No.055 2017/04/06 19:04
何を隠そう、今大会で私が一番注目し、期待してるのはシビサイ選手なんだが情報がなさ過ぎる。
シビサイ選手にこそ巌流島の未来が懸かってると思うんだがインタビュー、練習動画等が見たい。
異名は若鯱が良いかなって。
https://matome.naver.jp/odai/2143854240543332801
大きくてスピードがあって頭が良くてジャンプ力も合って異名が冥界よりの魔物で食物連鎖の頂点でカワイイって最高だと思う。
退会済み
No.051 2017/04/05 04:46
「夫婦手」「神の手」に次ぐ第3の秘奥義、「水の理」!メチャかっこいいわ!
4.18放送の「巌流島魂」に菊野、小見川、鈴木が登場! 菊野の無差別級マッチの秘策「水の理」とは何だ!?|巌流島
https://ganryujima.jp/?grys_action=rd&s=oX5ertpq @Ganryujima_PRさんから
舞楽苦
No.049 2017/04/03 19:07
これも念のため補足しておきますが、「●小が大を制するポイントはどこにあるのか?」について「・一動作による体力の消費が小さい」と書きましたが、あくまでも小柄側の選手が単独で動く場合での事です。
実際に大柄な選手と対戦した場合はリーチ差などを埋めるために移動や動作の量が増えたり、組み合って単純な力比べのような状態になれば消耗も大きくなります。
体格や戦術、技術レベルの差にもよりますが、一般的にスタンド状態での対戦では相手よりも1.5~2倍のスタミナ(筋持久力+全身持久力)が小柄側の選手には必要かもしれません。
もちろん、様々な条件によっては、ほとんど体力を消耗せずに大柄な相手に勝てる可能性もゼロではないですね。
退会済み
No.045 2017/04/01 20:32
●エイプリルフールの4月1日、巌流島は「芸能界喧嘩選手権」として以下の4ブロックのメンバーでトーナメントを行なう事を発表した!
A「歌手」長渕剛VS南こうせつ、ASKAVS氷室京介、GACKT対YOSHIKI、ジェリー藤尾VS沢田研二、吉川晃司VS布袋寅泰、鈴木雅之VS山本譲二、中居正広VS薬丸裕英、綾小路翔VS諸星和己
B「俳優」宇梶剛士VS藤岡弘、、哀川翔VS的場浩司、中野英雄VS石倉三郎、岸谷五朗VS保坂尚希、岩城滉一VS井原剛志、小栗旬VS水嶋ヒロのクラヴマガ対決、小沢仁志VS木村一八、坂口拓VS岡田准一
C「芸人」土田晃之VS劇団ひとり、浜田雅功VSトミーズ雅、ガレッジセールゴリVSウド鈴木、品川祐VS武井壮、オール巨人VS笑福亭鶴瓶、雨上がり決死隊蛍原VSドランクドラゴン鈴木拓、ビートたけしVS島田紳助、つまみ枝豆VS大木凡人
D「混合」清原和博VS押尾学、辰吉丈一郎VS薬師寺保栄、赤井英和VSガッツ石松、篠原信一VS佐々木健介、チャック・ウィルソンVSボビー・オロゴン、稲川淳二VS山本晋也、生島ヒロシVS板垣恵介、亀田1号VS亀田2号
「特別試合」
バッドボーイズ佐田正樹VSパンクブーブー黒瀬純、ラフコントロール重岡VS水玉れっぷう隊アキ、小沢和義VS石垣佑磨、増子直純VS若旦那
また、「芸能界最強」の呼び声の高かった故渡瀬恒彦氏に谷川貞治氏から「特別栄誉賞」が送られる事も併せて発表された。
退会済み
No.044 2017/04/01 18:21
https://ganryujima.jp/?grjm_budo=%E3%81%84%E3%81%96%E3%80%81%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%88%83%E7%89%99%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%B8%E3%80%82%E8%8F%8A%E9%87%8E
以前にアキさんが「巌流島にもビスケット・オリバみたいな選手呼ぶべき」みたいな事書いてたけど、正にそれを地で行く男達だな。
舞楽苦
No.041 2017/03/30 20:18
対複数のストリートファイトで押し飛ばしが使われている一例。
この状況でも組み合わず、突き飛ばすような技術が有効ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7X4b2af2ybA
『離脱護身』が選択される状況であり、それに適した戦い方だと分類できます。
例えば、去年の瀬戸選手のパリシ選手に対する勝ち方を、このような状況を想定していたとすれば、もっと高く評価されていてもおかしくないと思います。
※動画のタイトルに「Wing Chun(=詠春拳)」と書かれていますが、螳螂拳や太極拳など、多くの中国武術には共通して同様の技があるので真偽不明です。中国散打の経験者の可能性もあります。
退会済み
No.040 2017/03/30 19:37
●https://twitter.com/Ganryujima_PR/status/847374841241944064
うおお!この3人が試合するとこ見てえええ!
北斗の世界観に出て来てもおかしくない逸材達や!!
●膝の手術で何で心不全?・・・どこの病院だよ
http://efight.jp/news-20170329_257800
【訃報】極真空手伝説の男・黒澤浩樹が逝去 - eFight 【イーファイト】
アニマルAKI
No.039 2017/03/30 16:52
https://www.youtube.com/watch?v=aCIV0y89Ha0
シュレック選手には元マル暴の凄味を見せて貰いたい。
退会済み
No.038 2017/03/30 15:33
●5・6舞浜も内藤が解説なんだろうか。
出来ればアンブリッツさん好きの須藤元気を呼んで欲しい。
●吉田選手にも頑張って欲しいけど、やっぱ俄然クンタップ応援するわー
【5・6舞浜】ムエタイ王者クンタップが吉田善行と対戦|巌流島 https://ganryujima.jp/?grys_action=rd&s=4FWp5wmI @Ganryujima_PRさんから
●「ラジオ巌流島」のかつての2人(デーモン小暮&大槻ケンヂ)を5・6舞浜に招待しよう!
閣下は相撲好きだし、大槻氏も最初の頃応援してくれてたしな!
アニマルAKI
No.037 2017/03/27 19:49
ジャイロ選手はミノワマンのパウンドも問題にしなかったし、自分の半分程度の体重の選手にマウントを獲られても腹筋で起きたり腕で払いのけるだけでスイープ出来ると思うんだよな。
でもね、体重があると言う事は投げられた時に自身の体重が弱点になると思うんですよ。
かって1人民族大移動と言われたアンドレはボディスラムで投げられたら自身の体重で大ダメージを負った、勢い付けて叩き付ければ基本は立ち技の選手、大ダメージになるやも知れぬ。
環境を武器化する喧嘩術の観点から考えるとあの場外の高低差こそジャイロ攻略のポイントかも。
舞楽苦
No.033 2017/03/25 17:46
ダブルミノルさんも似た事を書いているけれど、試合ルール制定のコンセプトは積極的にアピールする必要はない。
パソコンで言えば、ルールの「目的」や「状況設定」はCPUやメモリーのようなもの。
購入者にCPUやメモリーの働きを理解しろ、なんて言っていたらパソコンは売れない。
一般的なユーザーは素早く仕事ができたり、ゲームやインターネットを楽しめればそれでいい。
ただし、CPUやメモリーが無ければパソコンは動かない。
メーカーはユーザーの目的に合ったCPUやメモリーが搭載されているのか、気になる人には説明しなければならないのだ。
アニマルAKI
No.031 2017/03/24 22:41
https://www.youtube.com/watch?v=lEdSxpQpSC4
伝説のノゲイラvsサップ、これこそ柔よく剛を制す戦いと言っても良い。
シュレック選手には、この戦いやズール戦やコールマン戦のノゲイラみたいに華麗に決めて欲しい、三角、十字、キムラロック等で。
バルハーンの巨体をオモプラッタでひっくり返して欲しい。
アニマルAKI
No.030 2017/03/24 22:36
https://www.youtube.com/watch?v=tmqw93Dkd_0&t=10s
鈴木選手にはフィリオの様な一撃伝説を作って欲しい。
KOした後の残心ポーズは格好良い。
アニマルAKI
No.029 2017/03/24 20:17
https://www.youtube.com/watch?v=KUW066lvPrA
3分過ぎに吉田選手が菊池選手に立ちバックマウントを獲られた所を一瞬の隙きで一本背負いするのが凄く格好良いと思う。
そこからの腰の安定感が流石、弾き飛ばされない。
巌流島における柔道家の理想的な勝ち方かも知れない。
相手も柔道の実力者なのに、その選手を一本背負いするのが吉田選手の凄さ。
クンタップも投げて欲しい。
でも吉田選手や鈴木選手に勝って欲しいと思う反面、巌流島外国人エースのレロや門番のクンタップに返り討ちにして欲しいって気持ちもあり複雑。
退会済み
No.028 2017/03/24 17:11
https://twitter.com/kikunokatsunori/status/845081470922207232
おお!これは正に「ケンシロウVSウイグル」!
「神の手」は「ラオウの闘気の間合いを見切ったケンシロウ」みたいなもんだし、
「水の力」は「激流VS静水」の「トキの柔拳」だし。
菊野克紀は北斗の世界!
退会済み
No.027 2017/03/24 07:24
●「グレート・ジャーニー・オブ・カラテ2」のDVD欲しいわー
●https://www.youtube.com/watch?v=vpl6V55Gkqw
中達也氏の異種武道戦考察。これも必見ですね。
舞楽苦
No.025 2017/03/23 20:24
●無差別級の試合を組む上でルール上の改善点は?
武術的観点からは、武器を封じることは公平なルールではなく、比較上小柄な選手にハンデを背負わせています。
素手同士の対戦では、特に打撃技術での攻撃では小柄側の選手は後手に回りやすく、一般的に体格差の影響が大きく出やすい。
武器での対戦に例えれば、槍に対して刀で向かっていくようなもの。本来ならば槍に対しては槍、若しくは弓を取って対抗するのが基本。
ただ、現実では条件的に自分の不利な状況で戦わなければならない時もあり、それでも切り抜けるための理論や技術を持っているのが本来の武術。
そして試合ルールによってそのハンデを埋めるには、有効な技術として評価される範囲を広げる事が効果的だと考えています。
まずお勧めしたいのが、「(離脱護身型)残心ルール」の導入。
小柄側の選手の機敏さがより価値を増すはずです。
「残心」が決まると「転落」1回と同等の扱いにすればよりスッキリしますね。
そして次に、「転落」ルールの改善。
結論から先に言えば、場内(赤いエリアの内側)に自分の体を残したまま、相手を突き飛ばして転落させた場合、自分の安全を確保していたとしてより高いポイントを得られるか、又は押し出し2回に相当するようにする。
場外(赤いエリア)に入ってから転落を狙うと完全に組み合ってしまいやすくなり、体格差の不利が働く場面が多くなる上、同体で落下するパターンも多くなります。
組み合った状態で、相手の押し出しに抵抗しようと無理な姿勢になって片足で踏ん張れば、その足に2人分の負荷が集中してしまい、特に大きな選手に対した場合にケガのリスクが膨らんでしまう。
相手を吹っ飛ばすような転落のさせ方ならばケガを防げ、更に攻防の空間を広げ、より分かりやすい展開になる事も期待できます。
護身的な状況でも、壁に対して押し付けるよりも、壁に衝突させる方が効果的である事は想像できるはず。
それから、「武道エンターテインメント」なので、「残心」も「転落」も決まった際の演出は大切だと考えています。
舞楽苦
No.024 2017/03/23 20:23
・参考:「(離脱護身型)残心ルール」
以下のコメントは再投稿です。
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舞楽苦
No.339 2016/06/30 22:28
以前提案したSamuraiルールの「3.」「5.」「6.」「7.」を少し修正(追記)、更に「9.」を追加しました。
まだ細かいところが詰め切れていませんが、とりあえず投稿します。
(今朝投稿したものを削除して再投稿。)
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1. 相手の足裏と手以外が床に接触すると+1ポイント。(意図的でない転倒やスリップも含む。レフェリーがカウントを開始。)
2. 自発的な技術(あびせ蹴りや巴投げなど)で足裏と掌以外が床に接触した場合、立ち上がるまでに3秒以上かかれば相手に+1ポイント。
3. 相手を転倒させた後、すぐさま(3秒以内)に1m以上離れれば更に1ポイントを加算。主審は「残心」をコール。(相手が転倒した時点で1m以上離れていても同様。意図的でない転倒やスリップも含む。)
4. 相手の足裏と掌以外が床に接触してから3秒以内に打撃をヒット(一撃まで)させれば更に+1ポイント。
5. 転倒した相手に打撃をヒットさせて、すぐさま(3秒以内)に1m以上離れれば更に+1ポイント。主審は「残心」をコール。3秒(3カウント)以内に離れなければブレーク。
6. 転倒した相手が3秒(3カウント)以内に立ち上がれなければ更に+1ポイント。10秒(10カウント)以内に立ち上がれなければKOと同じ扱い(一本勝ち)とする。
7. 相手を転倒させた、もしくは同時に打撃を入れ、続けて自分の足裏以外を床に接触させない姿勢で相手の腕を捕らえた場合はカウントを続け、3秒以内に相手をうつ伏せにして背中に膝を乗せれば+1ポイント、10秒以上相手をうつ伏せのまま抑え込めば更に+1ポイント、肩、肘、手首いずれかの関節を極めて10秒以内に相手をギブアップさせればKOと同じ扱い(一本勝ち)とする。(いずれの状態も、カウントを続ける条件がそろわなくなった時点でブレーク。)
8. 両者が立った状態で一方が肩、肘、手首いずれかの関節を極めて相手をギブアップさせればKOと同じ扱い(一本勝ち)とする。
9. 主審が「残心」をコールした後は、主審の再開の合図があるまでは両選手とも相手を攻撃してはならない。
例えば、相手を足払いで転倒させてすぐに1m以上離れれば合計+2ポイント。
別の例では、相手を投げると同時に打撃をヒットさせ、すぐに1m以上離れた上に相手が3秒以内に立ち上がれなければ合計+4ポイント。
もし打撃で相手を転倒させた場合は、打撃のポイントと転倒以後のポイントの合計となる。
両者が同時に転倒した場合は、双方に「1.」のポイントを加算して同時にカウントを開始、3秒以内に立ち上がれたかどうかのみを評価する、となります。
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このルールは全て「離脱護身」の観点から組み立てていますが、相手の「意図的でない転倒やスリップ」もポイント加算の対象とすることによって、中国武術のいわゆる「寸勁」や「暗勁」のような、一般的には分かりにくい技術が使われたときにも、採点側が判断に迷わないようになっています。
又、このルールは、山田先生の記事 http://goo.gl/GVCjIK に書かれている伝統武術の「打、投、極が融合した技術の戦い」が観られる可能性を作り出すためのものでもあります。
それと一応ですが、「残心」に関連したアイデアの原型は、二天一流の勝田先生が考え出したものであり、このルールはそれをアレンジして取り入れ、更にダブルミノルさんの意見も組み込む事によって構成されています。
ご参考までに提案させていただきます。
舞楽苦
No.023 2017/03/23 12:25
●小が大を制するポイントはどこにあるのか?
シンプルに言えば「切り替えのスピード」と「変化の自由度」です。
双方が素手による対戦で、小さい方の選手が身長と体重の両方で劣っている、という条件で相手との比較上の利点を部分的に並べます。
・加速が早い
・減速が早い
・運動方向の切り替えが早い
・標的になる面積が小さい
・一動作による体力の消費が小さい
・重心が低い
・手先・足先から自分の重心までの距離が短い
他にもあるけど、ここまででもかなりのサービス。
武術修行者としてメリットが無いので、ここではこれ以上あまり公開したくないな。
直接面識があって信頼できる相手か、もし私が指導者だとすれば、その生徒なら話しても構わないけど。
あと一つだけ、少し条件を緩めて加えると、双方が同じ長さの刀剣やナイフなど刃物を使うだけで、体格によるハンデ差はかなり小さくなります。
「武器を使ってはならない」という制約が、現代格闘技の「体重による階級制」を生み出した大きな一因とも考えられますね。
アニマルAKI
No.022 2017/03/22 22:43
まぁフルボッコにされると思いますが「いいですか古舘さん、目を見てください、まだ目は死んでませんよ」そこにこそチャンスがあると。
私が好きな漫画に軍鶏と言うのがあります、刃牙や喧嘩稼業に比べるとマイナーですがとても面白い漫画、劇画です。
そこに吉岡大吾と言う天才柔道家が出て来るんですがウィリー・ウィリアムスを思わせる様な二回りはデカい黒人空手家と戦いボッコボコにされます。
それでも吉岡は勝負を諦めずに柔の道を信じて柔の真髄を見せて・・・みなまでは言うまい。
小見川選手には柔の凄味を見せて欲しい。
電2さん
No.020 2017/03/21 23:54
●そもそも無差別級の試合は是か非か?
●無差別級のどんなマッチメイクが今後、望ましいか?
基本的に『非』、条件付きで『是』
無差別級ワンマッチを積極的に組むことについては、個人的には否定的です。
少なくとも私自身の感覚では、筋肉の絶対量の差(とそれにともなう攻撃力・防御力の地力の差)がありますので、1~2クラス程度ならまだしも、それ以上離れれば「重いほうが勝って当然」のような空気を避けがたく、よほど特殊なルールでない限り、「軽い方がどの程度がんばるか」以外に目線が行かなくなってしまいがちで、どうしても楽しめないためです。
(モヨvs田村のように、ルールの特殊性もあいまって、となれば体重差があっても興味をひかれますが)
自分としましては、
・軽い方が特に強く望んだ場合
(今回の菊野選手、小見川選手はそうなんですよね?)
・無差別級に、あえて軽量選手が参加する場合
(第1回公開検証のレロvs星風、K-1のガオグライ、全日本柔道選手権(無差別)に出場した内柴などのように、または多くのプロレス団体のように、最初から無差別であることを前提とするところに中~軽量級選手が自分の意思で参加するなら)
武道だなんだとコンセプトがあるとしても、私にとってはあくまで「格闘技ショー」「格闘技エンタテインメント」であることのほうがどうしても重要です。
勝つか負けるかのハラハラが基本的には目的ですから、達人幻想などはまだしも、剣奴とライオンの試合にしかならないであろう、というのでは興奮できません。
重い方が勝って当然、軽い方が勝った時のみ、通常の2倍3倍の興奮物質が出る、みたいなのは、勝ち負けの見え切ったロートルのグダグダ試合を見るのとほぼ同じ感覚に陥ってしまいます。
※正直なところ、菊野vsアンブリッツや小見川選手はものすごく楽しみではありますが、これは菊野・小見川両選手が巌流島において「明らかに同クラス内で突出して強い」ということに裏打ちされた「この人なら、もっと上のクラスの人とでも問題なく戦えるんじゃないか」という達人幻想が大きいことを、私は否定できません。
●無差別級の試合を組む上でルール上の改善点は?
何も変えないこと。
強いて挙げて、頭部・頸部に損傷を与えるような危険な投げ、場外浴びせ倒しのような危険な押し出しをしっかり禁止すること。
個人的には、ルールを変更してしまっては、あえて「無差別級」とする価値が薄れてしまうと思います。
あくまで今までと同じ土俵のうえで行うべきであり、それ用のルール改訂を行うなら、「巌流島無差別級ルール」という新しい検証が必要になるかと思います。
●小が大を制するポイントはどこにあるのか?
サブミッションが原則禁止の巌流島では、リーチの差をかいくぐって、確実に「利く」一撃を入れられるかどうか、もしくはボディやローキックで相手の闘争心を削りきれるかどうか、が小が大を制する方法かと思います。
ハイリスクローリターンな選択肢をどれだけ通せるかですから、非常に厳しい試合になるかとは思いますが、同時に大の側の選手も油断なくがんばってほしいものです。
舞楽苦
No.019 2017/03/21 22:28
●そもそも無差別級の試合は是か非か?
「無差別級」の対戦が何を目的とするのかによって「是」とも「非」ともなりますね。
もし武道が持つ倫理観を無視して、単純にストリートファイトやタイマン勝負での最強を決めたいなら「非」です。
そうであれば「喧嘩エンターテイメント」とした方がまだわかりやすい。
「無差別級」での試合ルールの技術面では、危険な技術を禁止する事によって選手の安全を確保する事が特に意味を持って重要ですが、現行ルールでは「武道エンターテインメント」を称するには不十分。
特にパウンドについては、公開検証Finalの前に議論して見せたように、武道側が歩み寄れる限界が「一撃」だという事を更に考慮する必要があると私は考えます。
なぜなら、体格の大きな選手が馬乗りになって小さな選手に対して何度も拳を振り下ろす姿は、多くの武道の倫理観から最もかけ離れているパターンの一つであり、ダメージ面でも問題が大きい。
現行ルールのように審判が早めに止める事も一つの方法ですが、それは審判の意思によって選手のパウンドを止めているのであって、選手自身の意思ではない。
武道側にとって、自制心、克己心などの「自分の心のコントロール」も非常に重要なのです。
それから、小さい選手が勝った場合は当然ですが、身体の大きな選手が小さい選手に勝った場合も「必然的に」称賛を受ける事も大切。
大きな選手が小さな選手に勝つメリットが少ないようでは、高い質の試合も期待できないでしょう。
もし小柄な選手が鮮やかに勝ったとしても、下手をすれば八百長と受け取られかねません。
そのために根本の部分で必要なのが試合ルールの「目的」と「状況設定」。
(確か山田先生が著書で「局面切り」という言葉でも表現されていたと思います。)
まず、利己的な目的は「武道」にはなじまないのですが、自分や傍にいる人を守るための『護身』という目的はマッチしやすい。
『体格差』も護身の状況設定の一つとなり、身体の大きな人間が、比較的小柄だけれどもナイフを隠し持っている複数の暴漢に街中の裏道で囲まれて襲われる、というような状況設定も考えられる。
現実に真面目な一般人がそんな状況を切り抜けたり、特に傍にいる人を守ったりすれば、例え身長2mの巨漢であっても基本的には「ヒーロー」として讃えられるはずですし、武道の倫理観も損ねませんね。
こういった大柄な体格の選手のための状況設定の説明を用意しておくことによって、「護身の状況で有効な技を持っている彼のような人間が傍にいれば安心だなぁ」と試合を観る人に自然と感じさせる事も可能じゃないかと思います。
それに加え、小柄な選手にとっては自分よりデカい相手に襲われた、という状況設定だとすれば、対戦する選手のお互いがヒーローであり、更にお互いが悪役となって立場が平等になる。
もしかすると『対複数』や『ナイフ』の観点などを、1対1の素手での試合に持ち込む事がイメージしにくい人がいるかもしれませんが、そもそも「現実の戦い(=実戦)」と完全に即した試合ルール、なんていうものは存在しません。(一応ですが、試合ルールが無いのが実戦だから、ですよ。)
また、「現実の戦い」への意識を否定すれば、それは「武道」の根源を否定する事にもなる。
「現実の戦い」を意識しつつ、対戦のためのルールが決められている時点で、それは実戦に必要な技術や能力の「模擬(仮想)実戦」による実証テスト、もしくは訓練です。
それに「倫理観」と武士道などに基づく「美意識」が加味されたものが武道の試合だと言えます。
又、目的や状況設定については、観戦者が遭遇する確率の高い状況をイメージできる場合が特に共感が生まれやすい、というのが私の考え。
巌流島の試合ルールは、例えば「400年前の侍の決闘」や「自衛隊の白兵戦」を想定しているなどと言っても、自分自身と関係がある実戦として共感するのは少数派でしょう。(ただ、もし将来、実際に自衛隊や海外の軍隊が、巌流島の試合ルールを訓練に取り入れることになると面白いですね。あくまでも「訓練の一つ」という存在になりますが。)
それを解決するためでもある提案が、「演出と試合ルールのコンセプトの分離」と「Samurai(離脱護身)/Ninja(捕獲護身)ルール」です。
「武道エンターテインメント」だからこそ、「武道」の倫理観に寄り添った目的と状況設定である「理念(コンセプト)」が必要。
巌流島がそれを実現すれば私は両手を挙げて「是」とできます。
そして、選手の価値を守ったり、更に高めたりするのも、根本的には試合ルールの「理念」が重要な位置を占めていると主張させていただきます。
舞楽苦
No.018 2017/03/21 21:28
・参考:「Samurai(離脱護身)/Ninja(捕獲護身)ルール」
以下のコメントは再投稿です。
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舞楽苦
No.049 2016/05/15 21:27
それともう一つ、ルールコンセプトを以下の2つに分けて議論、開催する事も提案します。
・Samurai ルール(離脱護身ルール)・・・襲ってきた相手から離脱する時間を稼ぐ事を目的とした技術を主に評価するルール。対複数の相手も想定のため立ち技中心。
・Ninja ルール(捕獲護身ルール)・・・襲ってきた1人の相手を捕らえるか行動不能にする事を目的とした技術を主に評価するルール。護身を意識した制約の中でのグラウンドテクニックも有効。
ルールは一つにするべきだという考えも存じておりますが、レベルアップを目指すメインルールと、実験や検証を行うためのサブルールが継続的に存在するのも良いのではないかと考えています。
私は立ち技派なのでSamurai ルール(離脱護身ルール)をメインルールとしてほしいなとは思っていますが、投票などで決定してもいいかもしれません。
ちなみに、Samuraiルール、Ninjaルールの名称は外国人がイメージで理解しやすいよう意識しています。
ご参考までに提案させていただきます。
舞楽苦
No.017 2017/03/21 21:26
・参考:「演出と試合ルールのコンセプトの分離」
以下のコメントは再投稿です。
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舞楽苦
No.048 2016/05/15 21:04
巌流島サイトへ初めて投稿させていただきます。
ニコニコのブロマガの方へのコメントの再投稿(少し修正)となりますが、観戦者へ説明するコンセプトをもう少し絞って明確にしてもよいのではないかと感じています。
・表側である試合会場(演出)のコンセプトは、剣を拳に置き換えた、侍の断崖絶壁での真剣勝負という設定。
・裏側であるルールのコンセプトは、現代の侍であるビジネスマンの、街中での護身に役立つ確率が高い技術が磨かれやすいように設定されている。
(その理由から、場外押し出しでのポイント加算は、実は壁や障害物などの環境を利用してダメージを与えたり、離脱する時間を稼いだ事を評価している。)
という二重コンセプトにすると、見る側との一体感が増し、ルールの方向性もわかりやすくなり、更に巌流島を「武士道」と結び付けやすくなる思うのですがどうでしょう?
ただし、裏側部分はむやみに喧嘩を推奨しているなどとと受け取られないよう「護身の基本は危ない場所に近づかない、暴漢からは逃げる、助けを呼ぶ」「拳で顔面を殴るのは過剰防衛や傷害罪になってしまう可能性が高いが、どうしようもない状況での、顔面パンチに対する防御技術の向上や複数の相手からの護身などを考慮している」などのフォローの説明は必要になると思います。
退会済み
No.016 2017/03/21 20:26
●https://www.youtube.com/watch?v=XQs5GfpcFbc
宮平保さんか。この人も凄いですね。
●3/22(水)20~22時、フジテレビONEで巌流島第6回大会「世界武術団体対抗戦 日本代表VS世界選抜」!チャンネルを合わせれば誰でも録画出来る!
田村対ジークンドー!蟷螂拳対カポエイラ!町田光対ペールワン!ボクシング対テコンドー!因縁のソウザ戦!神ってる菊野!
●http://inazuma.kakutou.org/yuuki/
「巌流島オフ会」!
チェックボックスは無視して、メッセージ欄に参加人数と参加内容をご記入下さい!21日から受付!24日までは早割!
会場は「カルペディエム三田」!
●巌流島HPの試合結果のページ、
〇2015・7・18大会は井上雄策の相手が松浦功でなくカルバンになってる
〇2016・3・25大会は三浦亮の相手が抜け落ちてる
ので早急に修正した方がいい。
選手名鑑は全選手網羅されてるな。
宮田ネス子
No.015 2017/03/21 19:25
●そもそも無差別級の試合は是か非か?
実戦に階級はいらない。あんた体重が違うからケンカできないなんて武道家は言えない。
なので是。
●無差別級の試合を組む上でルール上の改善点は?
常識的に考えたら頚椎へのダメージを防ぐことは必要。金的も目つきもダメ。
実戦の名の下に選手が半身不随や障害が残るとなれば二度と大会が開催されない。
●無差別級のどんなマッチメイクが今後、望ましいか?
武道の達人(できれば合気道)対格闘技の経験年数が限りなく少ないサイズの大きい選手。ボディビルダーやパワーリフター、アームレスラーがいい。
●小が大を制するポイントはどこにあるのか?
格闘技の技術に差があることが前提。
立ち技ではガオグライのようなとてつもなくディフェンスの上手な選手を探してくる事。
宮田ネス子
No.013 2017/03/21 18:47
村井義治選手も本人は出たがってましたよね?是非チャンスをあげてください。
https://www.youtube.com/watch?v=nQlDmQ6tpRY
宮田ネス子
No.012 2017/03/21 18:45
アニマルAKI
No.007 2017/03/20 20:31
私は減量競争になる細かい階級制は嫌い。
例えばUFCなんかは自身のベストの階級じゃなく、自身の体力、パワーが落ちても相対的な問題で階級を落として、そこで更にどれだけ計量後に体重を戻せるかって事が大事になってて競技としては立派だけど私が求めてる物ではない。
自分のMAXの力を出せる体重で戦って欲しい。
無差別級試合も好きじゃない。
デカくて動ける奴が強いのに決まってるねん。
ただ、私が巌流島に求めてるのは競技性より格闘浪漫だから、選手自身がデカい奴相手に自分の力がどこまで通用するか挑みたいと言うなら組んだら良いと思う。
ただ、やるからには厳しい相手とやって貰わなきゃ意味ないよ。
そりゃ小さい方が勝つだろうって試合はやる必要性がない。
ヘビー級の選手にも打ち勝てる、ヘビー級の選手を投げ捨てれるって自信があるなら、見せて貰おうか、巌流島の武道家の奥義とやらをって話ですけど。
菊野選手の数々の選手の意識を刈り取った打撃がアンブリッツにも通用するかは単純に見たいし。
まぁ普通に考えたら押し倒されてパウンドでフルボッコにされて負けるんじゃねぇって話なんですけど。
主催者の方で無差別級試合をやたら組まれたら白けるし、止めて欲しい。
あくまで選手が望んだ場合の特例で良いですよ。
大雑把な階級制は必要だし。
頭部から垂直に落とす投げを禁止にしてはって話があるみたいですが多分、サップvsノゲイラで見られた頭部から垂直に落とすパワーボムみたいな技だと思うんですが、まぁ確かに危険ですね。
普通のパワーボム、バスターは問題ないと思うんですがあの垂直に落とすのはよくノゲイラは平気だったなと思ったし。
残 月
No.006 2017/03/20 19:52
●無差別級の試合は是か非か?
「是」。
そういう闘いを望む者同士の試合であれば、それに関して、否定する理由が見当たらない。
武道的な観点から言えば、元々、
『自分よりも大きい者』
『自分よりも力の強い者』
を相手に立ち向かうために、日々、鍛練をしているので、「無差別級の闘い」を求める者がいることは、必然だと思う。
●ルール上の改善点
「今回に関しては、通常ルール」。
正直、『転落』については、かなり、有利・不利があるとは思うが、アレコレ想像するよりも、実際にやってみないことには、分からない部分があると思う。
ただ、通常の試合よりも危険を伴う可能性は高いと思うので、レフェリーが試合を止めるタイミングなどにおいては、難しい判断を迫られるかもしれない。
●マッチメイク
最初の「是か非か?」と同じく、大前提として、自ら、無差別級の闘いを希望する者同士であること。
それから、あまり論じられないが、大きい選手の方が、
『負けられない』
『でも、相手を壊したくない』
という理由で、やり辛さがあると思う。万が一が起きた時のケアをしっかり考えておかないと、本来の実力を発揮出来きず、「無差別級の闘い」としては意味の無いものになってしまうので、そこはしっかりとやってほしい。
●小が大を制するポイント
そもそも、選手それぞれのバックボーンが違うので、一概にコレとは言えないと思う。
逆に、菊野選手や小見川選手が、これまで自分がやってきたことの中から、何に、勝機を見いだすのか、見届けたい。