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海を渡った巌流島! 世界よ、これがGANRYUJIMAだ!

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お題………大反響! 1・3巌流島を総括する

文◎柴田和則(巌流島・事務局 海外選手ブッキング担当)

文◎柴田和則(巌流島・事務局 海外選手ブッキング担当)

 

先日の1.3舞浜大会より、我らが巌流島がアメリカのネット中継ポータル「FiteTV」で海外に向けて発信されております。

サムネ

1.3大会はディレイ中継され、PPV料金は9.99ドル。続いて、2017年開催の3大会も各5.99ドルでアーカイブ放送されています。

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正直、現状では海外事業部までは予算が回ってこず、これまで海外向けの巌流島の営業・宣伝等は一切やってこれませんでした(皆様、我々、対海外事業部にお金を恵んでください!)。

しかし、嬉しいことに、そんな情報量ほぼゼロの海外においても、超マニアックな「隠れガンリュージマ・アイランダー(巌流島島民)」が存在していたようで、海外向けのネット中継決定をツイッターで告知するや、熱いアイランダーたちが歓喜の声を上げたのでした。「オラの島にもGanryujimaがやってくる!」とばかりに。

あるアメリカのファンは海外中継のニュースを聞くや、祝福の意味をこめて、下記のオリジナルポスターを作成し、ネットに上げていました。

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ジャパニーズホラーやジャパニーズマンガを思わせるミステリアスなタッチ。その中で孤島に立ち、深々と礼をするミスター巌流島・菊野克紀。

素晴らしいセンスとクオリティ。そして何よりすごい情熱。遠く見知らぬ土地に、なんと我々の同志が存在していたのでした。

いざ放送されると、また世界中から「What the hell!?(これは一体なんなんだ!?)」とばかりに、様々な反響が寄せられました。

あの生ける伝説BJ・ペンまで、1.3巌流島についてツイートしていたくらいです。タイガーDATEくんのKOシーンを「早くも2018年のベストKO賞」と取り上げてくれたのです。

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これはまさかのBJ・ペンの巌流島参戦があるか!? まぁ、BJ・ペンだとギャラが天文学的な額になるでしょうが(笑)。

BJ・ペンに限らず、妙に海外受けのいいTeam DATE。彼らのアニメチック、コスプレ、オリエンタルといった要素が、海外で受けているのでしょうか。

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今も海外のどこかで誰かが「インド王族武術って何なんだろう??」と頭を抱えていることでしょう。ちなみに私の独断で、インド王族武術を「インディアン・ロイヤル・マーシャルアーツ」と英訳しておいたのですが、これは正解なのでしょうか。まぁ、「謎のインド王族武術」というくらいなので、謎のままでいいですか(笑)。

日本でもそうですが、やはり巌流島とゲームのイメージを結びつける方も多いですね。

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「これはすげえ! まるでストリートファイターが現実になったみたいだ!」

「タイガーDATEはまるで“鉄拳”をプレイするかのように闘うね」

「タイガーDATEはまるで“鉄拳”をプレイするかのように闘うね」

 

アニメ、マンガ、ゲーム、サムライ、ブシドー、カラテ、ジュードー、スモー。これら、いかにも海外の方が好きそうな要素がたっぷりと詰まった巌流島。対海外の訴求力を持っているのは言うまでもないでしょう。

あるスペインの格闘技ファンは、巌流島を「Ganryujima is the shit」と評していました。

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巌流島は「Shit(クソ)」という批判でしょうか? いえ、そうではなく、この方もまた日本から遠く離れた地にいる巌流島のアイランダーなのです。

実はshittheがついて「the shit」になると一転、「最高!」という意味になるのです。

遠くスペインのファンも「クソ最高」と唸る巌流島。もっともっと世界中に広まってほしいですね。そして、いずれ世界中を回る「ワールド・マーシャルアーツ・トライアウトツアー」を開催したいものです。

単純に競技として面白いということだけであれば、海外にフォーマットが流出したときに、ビジネスの上手なアメリカあたりにおいしいところをすべて持っていかれるかもしれない。しかし、哲学・思想として「武道」を基軸にしているかぎり、日本がその中心点であり続けられます。巌流島はスキームとしても実によくできているわけですね。

すごく嬉しかったのが以下のツイート。1.3巌流島のネット中継を視聴した海外のファンが、「菊野vs小見川に格闘技の本当のミーニング(意味/意義)を教えられた」と語っていたのです。

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これこそ海外向け中継をする最大の理由。全世界に向けて、巌流島とは、武道とは、日本とは何かを発信する。我々にとっては自然な感覚のことでも、海外では新たな価値観として、驚きをもって受け止められるでしょう。

そして、それはまた人種や肌の色を超えて通じるものだと思います。

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ここでツイートされている「The future is imaginary and the past is behind you, all that matters is the present」とは、1.3大会のフィナーレで菊野選手が述べていた「過去はただの記憶だし、未来はただの想像。今ここを全力で生きる」を英訳したものです。

「面白かった」「迫力あった」という感想のみではなく、こうして思想・哲学が伝播していく。これこそ巌流島の真髄。創り手としても冥利に尽きるというものです。

また、それがこうしてファン自身の手によって、自然発生した熱によって広がっていく。これが本当に重要です。特にメディア(というか全ての物事)が「個」に分散している現代では、ひとり一人のファンの影響力がとても大きくなります。

巌流島の「ファンが作る格闘技」というコンセプトは、ただの綺麗事ではありません。現在の社会システムが要求する必然です。巌流島自体が、時代の必然が生んだ事象なのです。

巌流島は「未来を歩む武道」だと思っています。これからも皆様の手で巌流島を転がし、盛り上げていってほしいです。

私個人としては「巌流島スペイン大会、イタリア大会、ギリシャ大会を開催して地中海を巡りたいなぁ。飯がうめえだろうなぁ」と、食いしん坊な夢想でもしながら、2018年も精進していこうと思っております。本年もよろしくお願い申し上げます。

1・3巌流島のレポートはコチラ⇒

『OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA』