DISCUSSION議論

美しい闘いとは何か?

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皆様、大変長らくお待たせしました。5・11のニュースの「武道宣言」にもあったように、巌流島の闘いのコンセプトとして「美しい闘い」「美しい勝ち方」「潔い負け方」などを求めていきたいと思います。皆さんにとって、美しい闘いとは?  ご意見をお聞かせください。

 

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勝田 晴美

No.011 2016/05/14 06:00

潔い負けとは、負けの設定を瞬間的に死んだとみなして深く悟れるかどうかにあります。
ただし、死の直前までは全力である必要がある。

己の成長へ如何に合理的に繋ぐか、というのが本来の試合のあり方であり、試合の相手を戦闘不能にしてまで勝利してはならず、反面、怪我をするのを恐れて逃げ腰になってもならない。

常に余裕ある勝利が望めるような修練を重ねなければ、とてもではないが真の危機に直面した時、勝利を収める事はできない。
つまり、潔い負けと美しい勝利とは、自分と相手の闘いではなく、このように自分の内なる敵との闘いです。

一人に千回勝つことは、千人の敵に自由に勝つことです。
従って相手を労わり尊敬しなければ千回も立ち会うことはできない。
そして、互いの成長なくしては、この千もの闘いは無意味でしょう。
この再現性を自由自在に可能とする者が武道(兵法)の達人であり、達人が達人となるまでの過程に必要なのが立合い。つまり武道にとって立合い(試合)が不可欠である理由です。

谷川貞治

No.010 2016/05/13 00:30

アニマルさんの挙げた高谷vs元気。このHERO'Sのトーナメントは我ながら本当に面白かった。KID、元気、宇野、所、高谷、宮田、レミーガー、ホイラーって、凄いキャラもあって、実力のある8人でトーナメントができたのは夢のよう。この試合、元気君は「高谷は気が強いんで勢いづかせないよう、スカしまくって勝ちます」と言っていたような気がします。元気君は相手によって全然戦法を変えて闘う選手でしたね。

アニマル あき

No.007 2016/05/12 16:19

https://www.youtube.com/watch?v=m6b5KQz__F4元気vs高谷の元気の変幻自在、柔剛一体の動きから十字を囮に三角を決めての合掌は惚れ惚れするな。こう言うサイコロジーが感じれる試合をする選手は好きだな。時間内で罠を張り巡らせて最後に綺麗に決めるってのが格闘技の奥深さが感じれて面白いと思うんだよな。理屈抜きのフィジカルで勝つ選手も好きだけど。

勝田 晴美

No.005 2016/05/12 12:26

巌流島の目指す美しい闘いとは、武士道精神を伴った清々しい闘いであると理解致しますが、厳密に申し上げますと、過去に、いまから下記に記す要素を全て満たす結果に導く競技ルールで行った興行が存在しなかったわけですから、興行試合から選手名や試合例を挙げることは難しいでしょう。
ただし、プライベートでの他流同士のスパーリング等では数え切れないほど存在すると思います。

武士道
訓練相手を敬う心➡︎お陰様の精神
仮想現実を認める➡︎みなしの文化
試合とは殺し合いではなく、実戦訓練の延長線上である。

試合中のあらゆる事故は恥であり、不名誉な事である。
同時に試合中や試合後の試合相手に対する敬心以外の感情露呈も、未熟とみなされ恥となる。
〔勝田兼充〕

アニマル あき

No.003 2016/05/12 01:33

フィリオvsホーストは全く記憶にないですね、フィリオvsベルナルドなら間合い地獄と言うか何と言うか、観客がブーイングしてたのは覚えてる。綺麗な戦いと言えばゲガール・ムサシかな、ハントに一瞬で決めたアーム・バー、ジャカレイを下からの蹴りでKOした試合、Kー1ルールで圧勝した武蔵戦と常に冷静沈着で余裕があって綺麗な戦いをするんですよね、深追いせずに自分で勝ったと見極めて、全く泥臭くなく凄惨でもない、勝った瞬間ヒューと口笛でも吹いて拍手したくなる選手。アルバレスも爽快な試合をする気持ちの良い選手だったな、真正面からの真っ向勝負で。ハンセン戦も川尻戦も日本では珍しく観客が自発的にスタンディングオベーションしてたし。ああいう選手等を見たい。