「本物のプロレスラーになりたくて、スネークピットを選んだ!」 ビル・ロビンソン門下の蓮見が飛行機投げを見せる
今回、初登場の一人、伝説のプロレスラー、ビル・ロビソン門下の蓮見隆太は、プロレスラーに憧れ、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンしかやったことのない選手。巌流島としても初登場のキャッチは大いに気になるところ。対戦相手の岩崎徳正も極真の伝説の達人・数見肇の弟子。プロレスラーvs極真! まさに猪木vsウィリー戦を彷彿させる展開となるか?
この勝負、ファーストコンタクトで決まる!
——巌流島・初参戦が決まった現在の心境は?
蓮見 巌流島は新たなジャンルの格闘技として見ています。異種格闘技戦に興味があって、どうしても出たいと思っていました。
——巌流島の闘技場にはロープはありません。
蓮見 僕はプロレスのリングに上がってもロープは使わず、打撃と関節技で勝負していますので、自分には合っていると思います。
——改めて格闘技歴を教えてください。
蓮見 スネークピットジャパンでのキャチ・アズ・キャッチ・キャンだけです。それしかやっていません。
——キャチ・アズ・キャッチ・キャンはどのぐらいやられているんですか?
蓮見 23歳から始めて、7年くらいです。
——その道に進んだきっかけというのは?
蓮見 プロレスラーになりたかったので。スネークピットジャパンの広告に「本物のレスリング教えます」と書かれていたのを見て入りました。
——現在の活動を教えてください。
蓮見 藤波辰爾さんの「ドラディション」、アントニオ猪木さんの「ISM」に参戦しています。
——プロレスラーとして、巌流島のルールはどう見ていますか?
蓮見 寝技の関節技がないのは難しいところですけど、テイクダウンして殴って勝とうと思ってます。
——自分にとって有利な部分は?
蓮見 僕にはタックルがありますので、テイクダウンもできますし、場外に落とすこともできます。
——場外転落はレスラーにとって有利?
蓮見 そうですね。あと投げ技も得意ですので、狙いたいと思います。
——岩崎選手は、正拳突きで一撃を狙うと話していました。それに対しては?
蓮見 それを恐れずに、キャッチしにいってテイクダウンしようと思います。
——相手が打撃での一撃を狙っているということですが、どういう展開になるでしょうか?
蓮見 気持ちが重要だと思いますので、勇気を持っていきたいと思います。
——間合いはイメージできていますか?
蓮見 距離が離れると不利なので、近づいて打撃の効かない間合いで勝負しようとは思っています。
——岩崎選手の師匠は空手の数見肇さんです。ご存知ですか?
蓮見 正直、知りません。すみません。
——数見さんは極真空手の伝説的な選手で、岩崎選手はその方の愛弟子なんです。空手の印象というのは?
蓮見 空手も強いと思いますが、それに負けないように自分も前に行くしかないと思っています。自分のレスリングをするだけです。
——スネークピットジャパンは、伝説的プロレスラーであるビル・ロビンソン氏の教えを継承しているとのことですね。それはどのような考え方なのでしょうか?
蓮見 細かい技術があって、掴みのポイントとかそういうことですね。相手を逃げさせないテクニックだったりとか。
——相手は空手家なので、掴まえたらこっちのもの?
蓮見 はい。打撃だけ注意していれば、掴まえたら何でもできるので。
——岩崎選手は、試合開始の立会いが一番の勝負になると言っていました。
蓮見 僕もそう思います。相手は大きいのを狙ってくるでしょうし、僕は前に突っ込むので、最初の一発勝負かなと思います。
——開始数秒の勝負になる?
蓮見 はい、ファーストコンタクトの勝負になると思っています。
——ファンには自分のどんなところを見てほしいですか?
蓮見 僕の得意技に「飛行機投げ」というのがあって、これは組めばどこからでも投げられるので、巌流島でも出していきたいです。
——これまでもプロレスラーが格闘家と闘う歴史があったわけですが、そういうのをどう見ていましたか?
蓮見 僕もプロレスラーが強いというのを証明したいです。今は「プロレスラーは弱い」というイメージがついていると思うので、自分が強さをアピールしたいと思います。
——プロレスラーとしての責任感もある?
蓮見 はい。キャチ・アズ・キャッチ・キャンを背負っていますので、負けられないです。
——2018年はどんな年にしたいですか?
蓮見 今年、色んな大会に出場できたので、来年も引き続き活躍していきたいです。
——最後に意気込みを。
蓮見 キャチ・アズ・キャッチ・キャンの強さを証明します!