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5.6巌流島・速報レポート! 注目の無差別級マッチはどうなった!?

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サムネ

5月6日(土)、舞浜アンフィシアターで『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA』が開催された。

第1試合、初参戦となった柔道の吉田善行は、ムエタイのクンタップ・チャロンチャイと対戦。吉田は柔道式の投げからパウンドで試合の流れを作るが、クンタップも巌流島で闘ってきた意地を見せ、掴みにきた吉田に右ストレートをヒット。吉田はピンチに陥ったが、2R以降も柔道の投げでペースを握り、判定で勝利した。

原翔大と北井智大の試合は、“やんちゃvs引きこもり”の対決。原が戦前に「全局面で勝つ」と宣言していたように、チームドラゴンのキックボクサー北井にほぼ何もさせずに3R KOで完封勝利した。前田憲作会長率いるチームドラゴンの巻き返しにも期待したい。

元警察官の関根“シュレック”秀樹は、モンゴル相撲のバル・ハーンと対戦。この試合は寝技30秒有効の特別ルールで行われた。初めがっぷりと組み合う展開が続いたが、シュレック関根が背負い投げで寝技に持ち込むと、ハーンの動きを制して、パウンドで圧倒。何もできないハーンを見た審判が試合を止めて、1R 2分51秒、シュレックの一本勝ちとなった。

空手家・鈴木信達は、カポエイラのマーカス・ヴィニシアスとの“リアル空手バカ一代”対決に臨んだ。ヴィニシアスは、巌流島の常連選手レロの実兄。実力未知数だったヴィニシアスだが、レロを上回るほどのスピード、パワーで鈴木を圧倒。突きとばしで2度、場外転落を奪ったヴィニシアスは、カポエイラ式の後ろ回し蹴りを鈴木のボディに突き刺し、1R KO勝利した。

第5試合に登場したのは期待の大器、シビサイ頌真。ボビー軍団のホンシュウ・ビワコは果敢にパンチで立ち向かうが、シビサイは動じることなく、前蹴りや投げで場外転落を奪う。徐々に動きが止まったビワコを場外に投げたシビサイが、転落3本で1R一本勝ちした。

注目の無差別級マッチ。セミメインでは小見川道大が、キックボクシングのヘビー級王者・楠ジャイロと対戦。ジャイロは重いパンチを振り回すが、小見川は道着をつかんで寝かせ、中腰からパンチを叩き込む。2Rには小見川が必殺の巴投げで、ジャイロの巨体を場外に放り投げる。体を強打したジャイロはダメージで試合を続行できず、小見川が2R一本勝ちした。

最後に登場した菊野克紀は、体重差約倍133kgのジミー・アンブリッツとの無差別級マッチに挑んだが、試合は思いがけずほぼ1分で終了。菊野のローキックをアンブリッツがヒザで受け止めると、菊野のスネが裂けて出血。骨が見えるほどの裂傷を見た審判が、試合続行は不可能と判断。1R終了前のアクシデントだったため、無効試合となった。

詳細レポートは後ほどアップする。