NEWSニュース

【速報】日本代表が2勝3敗でやぶれるも、大将・菊野克紀が“神の手”でソウザに1ラウンドKO勝利!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

%e3%82%b5%e3%83%a0%e3%83%8d

1月3日、舞浜アンフィシアターで『世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜』が開催された。

5対5で行われた対抗戦は、日本が2勝3敗と残念ながら負け越したが、大将戦の菊野克紀がケビン・ソウザを1R 1分59秒、左パンチでKOし、最後に意地を見せた。

なお、「大学対抗武術駅伝」は、東京国際大学(村田純也)が制した。

先鋒の渡辺一久は、韓国のチェ・ミンスに対してパンチや投げで積極的に攻めたが、左足を負傷。歩くのも困難な状態になり、本人は続行を希望したが、ドクターからストップがかかり、最後はタオル投入。渡辺が2R終了時KO負けとなった。

初の巌流島参戦となった町田光は、異種格闘技の闘いに順応する思わぬ潜在能力を見せて、打撃、組み技で、コシティのアディチャ・カトカデを圧倒。判定3-0で完勝した。

中堅戦にはカポエイラのマーカス・レロ・アウレリオと、カマキリ拳法の瀬戸信介が登場。カポエイラの回転蹴りと、瀬戸の中国拳法が交錯する越境対決となったが、グラウンド状態で上になったチャンスを逃さず、強烈なパンチを叩き込んだレロが1R 1分38秒、KOで勝利した。

日本チームの1勝2敗で副将戦へ臨んだ田村潔司は、ジークンドーのレオナルド・ブラマを相手に1Rから激しいパンチの打ち合い。ラウンドが進むごとにブラマが優勢に立ち、田村は最後まで粘り強く闘ったが、判定3-0でブラマの判定勝ちとなった。

大将戦では菊野克紀が、2015年にUFCで1ラウンドKO負けを喫したケビン・ソウザと再戦。下馬評では、ソウザ勝利を予想する声も多かったこの一戦だが、今回は菊野が逆に1R 1分59秒、左パンチ一発で失神KOした。菊野は試合前の予告どおりに“神の手”で勝利。MMAを打ち破り、沖縄空手や武道の幻想を抱かせる締めとなった。

大会の詳細レポートは、後ほどアップ。