10月20日（木）、フジテレビ・シアターモールで、10.21『全アジア武術選手権大会 2016 in TOKYO』（国立代々木第2 体育館）の前日記者会見が開催された。

日本、韓国、中国、モンゴル、タイ、イラン、ロシア、インドと、リザーバーを含めて実に8ヵ国から選手が集まった今回のアジア・トーナメント。地域もバックボーンも異なる多種多様な武術家たちが、一堂に会する様子は圧巻。改めて「アジア＋武術」という概念の壮大なスケールを感じさせた。トーナメントの見所は菊野克紀（空手）、小見川道大（柔道）の日本代表の活躍。ただ、今トーナメントは、参加選手の実力が未知数なだけに勝敗予想は困難だ。全選手が優勝を狙える不気味な存在だといえる。

トーナメント参加選手、ワンマッチに登場する選手、ともに全員が計量をクリア。負傷や欠場等もなく、万全の状態で明日の大会に臨む。

当日は16：30に開場し、オープニングファイト実施後、18時に開会式をスタート。当日券は、16時より会場の当日券売り場で販売する。

『全アジア武術選手権大会 2016 in TOKYO』大会情報

トーナメント1回戦 第1試合

菊野克紀（沖縄挙法空手 /日本）

このアジアの猛者たちを相手に、巌流島ルールで1日3試合するのは過酷で、いやなことなんですけど、同時に格闘家をやっててよかったなって本気で思います。明日、大会が終わったときに、自分のことを好きになれるように頑張ります。沖縄拳法空手の鍛錬によって、触れれば倒せる威力を持っているので、全身凶器となって相手を倒します。

ハ・ウンピョ（テコンドー /韓国）

韓国テコンドー代表のウンピョです。巌流島のような大きな舞台に呼んでいただき、とても嬉しく思います。テコンドーでもトーナメントをやりますので体力は問題ないです。あとはメンタルの部分が重要になるでしょう。テコンドーの足技で相手をKOしたいと思います。

トーナメント1回戦 第2試合

イゴール・ペルミン（ハンド・トゥ・ハンド /ロシア）

対戦相手と顔を合わせて、エキサイトしています。ルールを尊重すること、そして最後まで闘い抜く気持ちが必要になると思います。明日は皆さんに喜んでもらえる試合をします。

アマラー・フーヘンフー（モンゴル相撲 /モンゴル）

明日は自分の得意なスタイルを活かして闘いです。ひとつ一つ、勝っていけば結果的に優勝できるでしょう。

トーナメント1回戦 第3試合

小見川道大（柔道 /日本）

明日の試合がすべてだと思っています。トーナメントでは、生き物として強い選手が生き残ります。その生き物として強いのは僕だと思っているので、僕が勝ち上がります。小見川道大の巌流島、ご期待ください。

ジャン・ウェンシェン（プロ散打 /中国）

中国代表のジャンです。小見川選手はすごく強い選手だと聞いています。ただ、私も中国の強い選手です。明日は皆さんの期待を裏切らない、すごい試合をします。一番、意志の強い選手が優勝すると思います。

トーナメント1回戦 第4試合

クンタップ・チャロンチャイ（ムエタイ /タイ）

一回戦の相手のアリ選手は若いし、大きいです。でも大丈夫。優勝を目指して頑張ります。

アリ・マルバクティアリ（カンフートーア /イラン）

明日は持てるすべての技を使って闘います。どの選手も強いのは分かっています。いかに真剣勝負ができるかが、分かれ目になるでしょう。一生懸命やりますので、よろしくお願いします。

トーナメント・リザーブファイト

毛利昭彦（総合格闘技 /日本）

巌流島がある山口県から来ました毛利です。明日はインドから来た未知の選手と対戦します。とても楽しみにしています。山口県の意地を見せたいと思います。

アディチャ・カトカデ（コシティ /インド）

相手は強い選手ですが、ベストを尽くして、日本の皆さんに喜んでもらえるような試合をしたいです。

スーパーファイト

星風（大相撲 /モンゴル）

みんなが喜ぶ良い試合がしたいです。（ビワコ選手に対して）お互い頑張りましょう。

ホンシュウ・ビワコ（ダンベ /ナイジェリア）

星風はゾンビのような選手です。倒すのは大変でしょう。このようにチャンスをいただいたので、日本のファンにいい試合をお見せしたいと思います。

スーパーファイト

マーカス・レロ・アウレリオ（カポエイラ /ブラジル）

また巌流島で闘えて非常に嬉しく思います。明日は前回以上にカポエイラの技をたくさん披露して、皆さんに喜んでもらおうと思います。

ミケーレ・ベルギネリ（喧嘩フットボール /イタリア）

また闘うチャンスをいただいて感謝しています。対戦相手のレロ選手は非常にいい選手ですが、ベストをつくして素晴らしい試合をしたいと思います。

『全アジア武術選手権大会 2016 in TOKYO』大会情報