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【1.3巌流島 速報】菊野が1R57秒KOで、小見川との宿敵対決を制す! 

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1月3日、舞浜アンフィシアターで「巌流島 OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA ―謹賀新年、宿敵同士の果たし合い―」が開催された。

第1試合、謎のインド王族武術Team DATEの聡-S DATEが、元SASUKE常連の空手家・香月俊介と対戦。聡-S DATEは、回転蹴り、膝への関節蹴りなど、武術家らしい攻撃でペースをつかむ。2R、聡-S DATEは、後ろ回し蹴り連発から胴回し回転蹴りを放つ。これがアゴにクリーンヒットし、聡-S DATEが失神KOで勝利した。

第2試合は、システマのアキラ・シット・レックと、日本拳法の左禅丸が対戦。アキラは両腕をだらんと下げ、脱力した構えで対峙。アキラは掴みからのテイクダウン、さらに場外押し出しで攻勢に。2R、左の波動拳(日拳式のストレート)がヒットし、アキラが鼻血を出してドクターチェック。3R、アキラは場外への投げで逆襲。アキラが倒してパウンドを放つと、左のダメージに気づいた審判がストップし、アキラが武術対決を制した。

第3試合は、蓮見隆太(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン)と、岩崎徳正(数見空手)が対戦。蓮見はキャッチレスリング式の投げを狙っていくが、岩崎は組み技に対応していてそれを許さない。岩崎は道着の攻防に慣れた様子で、3Rには道着を掴みながら、左右の下段蹴りを連発。岩崎が実戦空手の強さを見せ、判定3−0で勝利を掴んだ。

第4試合、元大相撲・前頭の鈴川真一が登場。対するは、チームドラゴンの重量級戦士・斐也。鈴川は前に出て斐也を掴まえると、場外に押し出し。元幕内力士ならではの圧力で、斐也に打撃を打たせず。最後は闘技場の際で両者寝技になったところを、鈴川が相手の足を絡め取るように場外へと放り投げ、3度転落で勝利。巌流島での力士の強さを示した。

ヘビー級の試合が続く。空道世界王者エブゲニー・シャロマエフが、剛腕柔術家カルロス・トヨタと対戦。柔術家ながら強烈な打撃を持つトヨタは、後ろ回し蹴りでシャロエマフをけん制。シャロマエフの右ミドルキックを腕でブロックしたトヨタは、奥襟を掴みにかかるが、シャロマエフが右の正拳突きをヒットさせる。トヨタは失神してバタリと倒れ、シャロマエフが一撃勝利した。

第6試合は、関根“シュレック”秀樹とジミー・アンブリッツの筋肉怪獣対決。グラップラーのアンブリッツは、柔術家のシュレックと組み合っても引かない。アンブリッツの組みからの強烈なパンチで、ピンチかと思われたシュレックだが、アンブリッツを四つん這いにさせるとパウンドを放ちながら、両足を極める腹固めでタップアウト勝ちした。

セミメインには、超新星シビサイ頌真が登場。巌流島トーナメント初代覇者のブライアン・ドゥウェスに挑んだ。向かい合った瞬間、ドゥウェスが強烈な左右のパンチを放つが、シビサイが組みついてテイクダウン。マウントを取ると、上から左右のパウンドを連発。シビサイのパンチは止まず、防戦一方になったところを審判がストップした。シビサイはこれで無傷の3連勝となった。

最終第8試合は、菊野克紀と小見川道大の宿敵対決。2016年10月以来の対決となったこの一戦。前回負けている小見川は必勝を期して臨んだが、菊野はパンチ、三日月蹴りで機先を制す。小見川は柔道式の投げにいくが、菊野は潰す。再びスタンドに戻ると、小見川は左右のフックで攻めるが、菊野が見切ってカウンターの左フックをヒット。倒れて動けない小見川を見て、審判がストップし、菊野が再戦を制した。

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