当サイトにブロマガを寄稿するなど、巌流島とも馴染みの深い山田英司氏（フル・コム代表）が、このたび『BUDO-STATION』なる新たな武道プロジェクトを立ち上げた。

山田氏が長年の夢でありライフワークと語る『BUDO-STATION』は、本物の武術家が集い、様々な武術が学べ、先生と生徒だけでなく、先生同士も交流できるような武術のコミュニケーションスペースを目指して設立された。いわば武道・武術のハブ道場。

ひとつの道場に中国武術、太極拳、カンフー、ジークンドー、カリ、クラブマガ、システマ、ムエタイ等の第一人者が集い、各クラスを受け持ち、誰もが一流かつ最前線の武術・武道を学べるという画期的なプロジェクトだ。

クラス指導者には、巌流島で活躍する蟷螂拳の瀬戸信介選手や、シビサイ頌真選手の師匠でもある倉本武術の倉本成春氏も名を連ねる。

また、通常クラスの他に、巌流島のエース菊野克紀選手や、喧嘩術の達人・林悦道氏の講習会も実施される予定だ。

生ける伝説・倉本成春氏と菊野克紀選手が何やら言葉を交わす。BUDO-STATIONの道場開きで見られた貴重なワンシーン

山田氏は「武術の神秘的な逸話は果たして本当なのか？　本当なら自分の身体で少しでも追体験したり、表現したりできないだろうか」と、武術や武道の真実を追求してきた。そこから、多くの人に武術の奥深さと楽しさを知ってもらえる場を作りたいという思いに至り、夢が現実となったのがこの『BUDO-STATION』。

ぜひ、皆さんにも道場に足を運んでいただき、この一大プロジェクトの一員になってほしい。

また、今後ここから巌流島に、達人や若き武術家が送りこまれることを期待したい。