「試合のことは全く覚えていません。気がついたら勝っていました(笑)」
お題………大反響の5・6 巌流島・舞浜大会を振り返る!
直接会場に足を運んでくださった皆さん、テレビやSNSで巌流島をチェックしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。
この度、初めて巌流島に出場させていただきました原翔大と申します。
今回のような大舞台での試合は人生初めてで、歓声や、人の数、演出など何もかもがこれまでとかけ離れ過ぎていて、開会式で名前を呼ばれた時には完全に呑まれてしまい、歩いている感覚がありませんでした(裏では出て行くタイミングを間違えてスタッフさんに怒られたりしてました 笑)
このまま試合になったら本気でまずいなと思ったので、普段の追い込みのトレーニングくらい苦しいアップをやって、少しでも試合に集中しようと思ったのですが、入場の時も全然変わらず震えていました(この時も出て行くタイミングを間違えてスタッフさんの制止を受けています。学習しろ 笑)
そこからはあんまり記憶が定かじゃないんですが、気がついたら勝ってました(笑)。
一つだけ覚えているのは、試合一週間前に池井先生に修正していただいた動きを最初の方で意識できたことです。
試合一週間前、変に凝り固まったイメージを持ったまま仮想のキックボクサーと組手をした僕は、かなり一方的にやられてしまいました。
その際に池井先生が「正しく歩くこと」の指導をしてくださり、その練習を思い出すことで、実際に試合でも自分のペースに相手を巻き込むことができるようになりました。
試合後、観客席で声をかけてくださる方や、写真を一緒に撮ってくださる方がたくさんいらっしゃいました(シビサイ選手のおこぼれかもしれませんが 笑。自分の従姉妹からもシビサイ選手と写真を撮らせてくれとせがまれました)
他の一流の選手達の試合を傍から観戦させていただきましたが、激しく華のある試合ばかりで、少しでもこの人達と肩を並べられるようがんばっていきたいと思うようになりました。
菊野選手は、本当に残念でしたが、相手が倍近く大きい相手でも、いつもと何も変わらない動きをしていて、自分のペースで試合を運べていました。
小見川選手は、自分とそこまで変わらない体格なのにジャイロ選手を振り回していて、現実のこととはなかなか思えない試合でした(笑)。
巌流島の選手の皆さんは実力も当然ですが、人柄も一流で、本当に物腰柔らかくて、自分程度にも優しく接してくださります。こういう選手達が表で闘っている日本の格闘技界、武道の世界、巌流島は絶対に発展していくと感じております。
自分は呼んでいただければ次のイベントももちろん出場したいと考えております。それまでに少しでも実力、人格共に他の選手の皆さんと肩を並べられるよう頑張りたいと思っておりますので、何卒応援のほど、よろしくお願いいたします。
最後に巌流島関係者の皆様、大した実績のない私、原翔大に今回のような機会を与えてくださって、本当にありがとうございました。精一杯、巌流島を盛り上げていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
5・6舞浜アンフィシアター大会のレポートはコチラ⇒
『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA』