「立ちで決めたい鈴川選手と寝て極めたい俺」 この水と油が名勝負を創り出す!
お題………9.17 刃牙の世界を制するのは誰だ!?
巌流島、ここを見てくれ!!
今度の巌流島で鈴川選手と闘う。トーナメントに話題をさらわれ、この試合は今一注目度が低いように感じられるのでファンの皆様にこの試合の見どころを紹介する。
御存じのとおり対戦相手の鈴川選手は大相撲の元幕内力士。しかも若くフィジカルに優れた選手だ。
基本的には 「打撃を含めて押し出したい鈴川選手と寝かして勝負したい関根」 という構図は間違いないであろう。
巌流島は押し出しがある。押し出しがあるならば力士は俄然力を発揮してくる。これは過去の鈴川選手を含めた力士達が証明している。
反対に俺としては押し出せる場面があったとしても押し出さずテイクダウンしてバックボーンのブラジリアン柔術を存分に発揮できる寝技に持ち込みたい。
俺も大学まで柔道に身を奉げてきたが、相手は倒れないことを商売とする力士。しかも彼はその世界の最高峰である大相撲の幕内力士なのだ。果たしてテイクダウンできるのか。
立ちで決めたい鈴川選手、グランドで極めたい関根、一見水と油で噛み合わないようだが、実はこの水と油の関係こそが名勝負が生まれる背景になるかもしれない。
巌流島で言ったら菊野vs小見川か。 同じ武器を持つ者同士では逆に噛み合わないことも多々ある。
例えばお互い寝技師であるビトー”シャオリン”ヒベイロvs青木真也は日伯の最高峰寝技対決が見られるとファンは期待したものだが、結果お互いの寝技を警戒するあまり立ち技に終始し世間では世紀の大凡戦と言われた。(あれはあれで背景を知っているものならば感慨深いものになるのだが・・・)
今回お互いの武器は水と油である。しかしながらその初動においては組むことは必然。もちろん俺が組む間もなく押し出される展開もあるだろうが、巌流島は3回押し出されないと勝負は決されない。
3回のうち一度も組めないことは考えずらい。組めば、道着を掴めばどうなるか。 道着を使った攻防は? それともお互い組むリスクを避け打撃勝負になるのか?
そしてこの寄稿を読むであろう知将・宮戸優光氏がどんな作戦を立ててくるのか。
最後にトーナメントについては、一回戦での ①柔道対空道 ②プロレス対日拳 ③空手対相撲 ④ムエタイ対システマ に期待している。
優勝は柔道対空道の勝者と予想。
右側の山は全く読めない。おそらくファンの予想を大きく覆す結果になるだろう。
9.17巌流島の大会情報はコチラ⇒『全日本武術選手権 2018 in MAIHAMA』