IT武道家がマウスをグローブに替え、巌流島に挑んだ! 意識高い系の実戦アナライズを公開!
お題………巌流島トライアウト2の帰還者たち
先日は巌流島トライアウト2に参加させて頂きありがとうございました!!
柔道10年、IT12年、ブランク15年
樺澤和貴です!
参加前後の想いや分析をつづらせて頂きました!
■参加のきっかけ
勇気の授業というイベント伝手に巌流島を知りました。
後日、試合を観戦する機会があり一目惚れ!
「面白そう!やってみたい!!」
■15年ぶりの運動…そして実戦への想い
高校まで柔道をやっていたものの、その後ITの道に進みブランク15年…。
『THE運動不足な日々!! マウスより重いもの持った事ない!』
そんな中で突然実戦が訪れたら闘えるのか…!
……僕は闘える(だろう)と信じていました。
その(だろう)をずっと消し去りたいとも。
そんな想いの中、巌流島トライアウト2の開催を知り参加を決めました。
■作戦と反省
IT選手としては、情報力と分析力を使わない手はありません。
闘いに向けて事前に各選手を参考に作戦を立てていました。
それがきちんと実践出来たかの結果と反省も記載したいと思います。
※各情報は僕の記憶と解釈で書いてるので、各選手の意図したニュアンス等と違ったら申し訳ありません。
【参考にさせて頂いた選手】小見川道大選手
[作戦]小見川選手vs楠ジャイロ選手戦を参考にする
[詳細]打撃が完全に未経験だったので、ヤバイ打撃にどう対処するか…。道着を引っ張った体捌きで相手のバランスを崩すのが有効そう…!
[結果]
<成功点> これはかなり手ごたえがありました。道着を使ってバランスを崩すと想像以上に打撃は打ちにくそうなのを感じました。
【参考にさせて頂いた選手】種市純也選手
[作戦]「フィジカルさえあれば、パンチが来ると分かっていれば殴られても倒れる事はない」
[詳細]トライアウトは3種類のルールがありますが、巌流島に近いアマチュアルール以外の2つは寸止めポイント。
打撃未経験の僕はパンチを多分避けられないので、寸止めポイントで絶対負ける!と確信。
[結果]
<成功点>ルール選択は成功! 顔面パンチは痛みは感じないし耐えられる!
<反省点>殴られ過ぎて皆様に心配をかけたのは本当反省しています!!
【参考にさせて頂いた選手】シュレック関根選手
[作戦]
・道着を着ていればボディのダメージ減る
・パウンドを思い切り打つとスタミナを消費する
[詳細]道着は空手着ではなく柔道着を選択。そうなのか…! ならば僕はやらないでおこう!と思った
[結果]
<成功点>本当に大丈夫でした。確かに軽減されていますね。
<反省点>失敗! ついついノリでパウンドをやってしまいました。
振り返ると最大の反省点!! パウンドした後のスタミナは見事ゼロ!どころかマイナスに…!!
マジで息が吸えないくらいのスタミナ切れに…!(ジャイロ選手戦でパウンド連打してる小見川選手ホント凄いです…!)
【参考にさせて頂いた選手】菊野克紀選手
[作戦]「自分のバックボーン、流派を活かして闘ってほしい」
[詳細]「なるほど…! まぁそうだよな…」と試合前は若干鵜呑みにしましたが、試合後にその言葉の重みに気付きました…!
[結果]
<反省点>いきなり人生初の打撃を使用してしまったせいで、使ったことがない筋肉を使い、一瞬でスタミナ切れに…。よくよく考えれば、打撃を練習しているはずの相手の打撃でさえ僕が耐えてるんだから、打撃を練習していない僕の打撃が相手に効くわけがなかった…!
<成功点>しかしそんな中、数回の場外ポイントを取れた技…。現役時代に一番得意だった大内刈りでした。思い返すと15年ぶりに会った親友が助けてくれたような感覚…。正直、菊野選手のメッセージを浅く捉えていました。心体共にとても大事で重要な言葉でした。今この文章を書きながらも、菊野選手の言葉が熱く胸に染み渡っています…。
■試合後の話……。
グッタリしていたのは、本当に極度のスタミナ切れです!!
皆様「大丈夫!?」
僕「ぁっ…のっ…! ぜっ…はぁっ…! げほっ……」 ←息が切れて体は全然大丈夫という事を説明出来ない(笑)。
今思い返しても恥ずかしく、ご心配かけて申し訳ない気持ちと、気遣って下さった方々には本当に感謝の気持ちで一杯です。
■感想
最高のイベントでした!
会場の帰り道から心のエネルギーのようなモノが溢れ出続けていて、
それが何なのか…上手く言葉に出来ないのですが、
これが”勇気”…なのかなと!
このような機会を与えて頂けた、
運営の皆さま、対戦頂いた岡野選手、会場の皆さまに心から感謝です!
本当にありがとうございました!!