「シビサイ、すげぇ!」と言わせたい! 巌流島の超新星・シビサイ頌真インタビュー!
1・3 巌流島・舞浜大会で初代巌流島トーナメント王者のブライアン・ドゥウェスと対戦するシビサイ頌真(しょうま)。193センチ、110キロという日本人離れした体格のイケメンファイター。この巌流島の超新星に対する期待は高い。倉本流武術を学び、西島洋介とスパーリングをこなすシビサイ。果たして大番狂わせ→スター誕生となる一戦になるのか?
ドゥウェスはキックボクサーらしくない闘いをする
——巌流島に3戦目の出場になりますが、これまでの2戦を振り返っていかがですか?
シビサイ 1戦目は初めてのルールで戸惑った部分があるんですけど、2戦目は巌流島ルールを想定して臨み、いい結果になったと思います。
——2戦目は相手にうまくプレッシャーをかけているように見えました。
シビサイ 巌流島はルールが特殊なので、頭を使いながら自分のペースで試合をするようにしています。
——1月に対戦するのは、巌流島トーナメント初代王者のブライアン・ドゥウェスです。ドゥウェス選手はキックボクシング出身ですが、印象は?
シビサイ キック出身ですけど、キックボクサーらしくない闘い方をする印象です。マウントを取ってパンチを打ったり、投げ技や押し出しをしたり、下の体勢になっても冷静に対処できて、何でもできる選手ですね。
——キック出身の選手に対して、打撃でも勝負したい?
シビサイ 僕は組み技が得意なので、最終的にそこにつなげたいんですけど、そのために打撃でも高いレベルで勝負したいです。
——今回は相手が王者ということで、対戦相手の格がぐっと上がります。
シビサイ いきなりラスボスがやってきたという感じですね(笑)。でも、ゆくゆくは越えていかなければならない相手なので、早い段階で闘えるのはむしろ嬉しく思ってます。
——挑戦という気持ち?
シビサイ 純粋に楽しみですね。年明けからこんな一戦に臨めるというのは。
——相手が強くてもビビるタイプではない?
シビサイ 試合中は楽しいです。試合まではあまり楽しくないですけど(笑)。でも、いざ始まってしまうと、その緊張感が楽しさに変わるというか。
——では緊張感を持って年を越すことになりますね。
シビサイ そうですね(笑)。
——どうやって勝つかイメージはありますか?
シビサイ 勝ち方にこだわりはないんですけど、前回の試合(ジャイロ楠戦)はあの日一番盛り上がったかなと思っていますので、会場の方に「シビサイってすごい!」って感じてもらえたらいいですね。
——理想としては圧倒したい?
シビサイ 圧倒したいですね。
——伝説の武術家・倉本成春先生と稽古されていますが、ご自身変化は感じますか?
シビサイ 以前よりも倉本先生の指導を受ける機会が多いので、これまでよりも技が身についている実感があります。
——どんな技ですか?
シビサイ それは言えないですね(笑)。精神的な部分では闘いに対する考え方が変わりました。自分がさらに強くなれると感じています。
——それでは1月3日の試合を楽しみにしています。
シビサイ 「シビサイ、すげえ」っていうところを見せるので、ぜひ応援に来てください!
【倉本成春先生インタビュー】
自分らしくあってほしい!
——シビサイ選手の優れているところってどんな部分でしょうか?
倉本 優れたところはたくさんあるけど、現時点では言えないよね。今後、闘っていくうえで大きな武器になるし、相手も警戒するでしょうから、ここでは言いたくないです。堪忍していただきたい。
——シビサイ選手は武道を極める道に進んでいるのでしょうか?
倉本 見えたものに魅力を感じて、こういう風に歩んでいきたいとなれば、それでいいと思う。必ずしもこうあるべきだ、という段階ではまだないので、これだと思えた段階で歩んでもらえればといいと思う。
——まだ未知数ですか?
倉本 可能性はたくさんあるわけですから、何も決めつけないで彼のことを見ています。
——先生が持つ巌流島という大会の印象は?
倉本 どんなルールでも長短がありますから、どうとは言えません。そのルールの中で選手の技術が高まっていくわけですから、それは賛辞に値すると思います。
——シビサイ選手に何を期待しますか?
倉本 自分らしくあってほしい。自分が何がやりたくて、何をやろうとしてるのかというのを認識して、一歩一歩歩んでほしいと思います。自分というものをちゃんと持っていれば、相手に惑わされません。そうずれば、おのずと結果は出てくると思います。
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『9.2巌流島・シビサイ頌真 vs 楠ジャイロ』
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『OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA』