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再録! 1・3巌流島に初登場! システマとは何か?

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サムネ

13巌流島に初登場のシステマ。このロシアの神秘の武術は、近年セミナーを開けば多数の生徒が集まり、最近ではシステマ芸人まで登場している。システマ関連の書籍もよく売れているという。では、そのシステマとは何か? このインタビューは巌流島以前に、プロデューサーの谷川貞治が「タニラボ」というサイトでシステマを取材した時のインタビューを再録したものです。システマの正体をつかめ!

聞き手◎谷川貞治

第1部 システマ東京支部指導員ブレット・アダムス インタビュー
「ロシアの特殊部隊の一部の人間に伝わっていたのが、システマなのです」

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谷川 色々な方に新しい格闘技や武術の話を伺っているのですが、最近よく耳にするのがこの「システマ」です。そもそもシステマは、いつどこで、どのように生まれたのでしょうか?

アダムス システマは長い歴史を持っていて、10世紀にはすでに存在していたといわれます。

谷川 千年以上も前に? 最近できた格闘技じゃなかったんだ。

アダムス ロシアが共産主義国家になったときに、ほとんどすべての格闘技が廃止されてしまったんですが、その後システマは実用な格闘術として見直され、軍隊のトレーニングなどに取り入れられるようになりました。

谷川 ロシアの歴史が育んだ、ロシアのオリジナル格闘技というわけですね。

アダムス 現代システマの創始者は、ミカエル・リャブコというモスクワ在住のロシア人です。彼が90年代にシステマの国外への紹介を始め、現在も世界中でセミナーを開催してシステマの普及に努めています。

谷川 ミカエルという方が、私たちの知っている現代版システマのマスターというわけですね。

アダムス ミカエルが、伝統的なシステマの知識をもとに、現代に復興させたのが今のシステマです。

谷川 そんなシステマってずばり、どういった格闘技なんですか?

アダムス システマは単純に格闘技というよりは、人生全体に関わる「ライフ・システム」だと思います。

谷川 人生のシステムですか?

アダムス システマとは英語でいうシステムという意味で、「コンバット・システム」と「ヘルス・システム」で構成されます。そして、そこには4つの原則、「呼吸」「リラックス」「姿勢」「動き」があり、これらを応用して、起こりうる様々な状況に対応するのがシステマです。

谷川 なるほど、それが基本となる構造ですね。

アダムス また、「内部の格闘術」「外部の格闘術」の2つに分けられ、内部では緊張や恐怖など、自身の内面と向き合います。これは肉体的な格闘の場面だけではなく、日常生活の中でも大いに役立ちます。

谷川 はいはい、日常は自身の内面との闘いの連続ですもんね。では、システマの技術体系のルーツって何なのでしょうか? サンボだとか、あるいはカンフー、空手とか色々あると思いますが。

アダムス システマは、そういった他の格闘技との関連性はありません。

谷川 完全なるオリジナルであると?

アダムス 状況に応じたムーブが他の格闘技と類似したものになることはあるでしょうが、それはあくまで状況によって生まれたものです。システマの体系は4つの原則と、状況の訓練で成り立っています。

谷川 状況の訓練? 

アダムス 様々なシチュエーションを設定し、その中で生まれる恐怖や興奮をコントロールする訓練です。

谷川 あ、それって山田英司さんや林悦道先生が言われていたことと同じだなぁ。

アダムス 通常、人間は強いストレスを受けると、呼吸を止めてしまいます。

それにより緊張が増し、血圧も上昇する。サバイバルの場面では、こういった状態は、正常な動きを妨げる要因になってしまいます。いざというときに緊張や恐怖で固まっていては、命を落とすことになりますよね。ですので普段から様々な状況の訓練をして、正常な状態を保てるようにしなくてはいけません。

谷川 なるほど、それが「内部」と「外部」の連結に繋がるわけだ。

アダムス 正常な呼吸をキープすること。そしてそれが意識的にではなく、自然な状態として行われることが理想です。

谷川 システマの体系は、実戦やケンカでも活きますか?

アダムス もちろん効果的です。

谷川 ロシアの軍隊の格闘術としても取り入れられているんですよね?

アダムス はい。軍隊で言えば、システマ創始者のミカエルは、15歳のときにロシアの特殊部隊に入隊し、現在も大佐として所属しています。

谷川 その特殊部隊とシステマには何か関係があるんですか?

アダムス システマは特殊部隊の一部の人間だけが受ける秘密の訓練なんです。

谷川 へ~、ロシア軍の特殊部隊だけが受ける秘密訓練かぁ。軍隊の格闘術としてはコマンド・サンボが知られていますが、あれとはまた別のものですか?

アダムス 違うものです。サンボはレスリングに重点を置いた格闘術の一つと言えるでしょう。基本的に技術の習得を目標として行うものですね。一方、システマは、より「サバイバル術」に近いものです。

谷川 あくまで戦場やストリートで生き残るための術だということですね。

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アダムス その場合には「やるべきことだけをやる」ことが大事です。サバイバルやケンカの場面では、アドレナリンが放出されてしまいますが、そこでも自身をコントロールすることが求められます。

谷川 日本でいう「自制心」や「克己心」みたいな感覚ですね。軍隊やストリートファイトを想定しているということは、武器術なんかもやられているわけですか?

アダムス ありとあらゆることをやります。複数での闘い、棒、ナイフ、ムチ。あらゆる場面を想定してやります。

谷川 どんな状況でも対応できるようにすると。

アダムス どんな状況でも自身をコントロールし、体力の消費を最小限に抑えて、置かれた状況に対応します。ここでも呼吸がポイントになります。呼吸によって、緊張や恐怖を取り除くことができるからです。呼吸をうまく使うことで、最小限のエネルギーで、最大のパワーを生むことが可能です。

谷川 となるとシステマの4つの原則の中でも最も重要なのは呼吸ですか?

アダムス そうとも言えますね。ただ、他の原則も同じく必要不可欠なものです。呼吸によって、リラックスでき、リラックスすることで姿勢が正され、良い姿勢が良い動きを生むというわけです。

谷川 すべてが繋がっているわけだ。実戦ということになると、何が起きるかわからないわけで、決まった戦法も作れませんよね?

アダムス 仰る通りで、何が起きるかわからない以上、決まった技というのはありません。戦法ではなく、やはりここでも4つの原則がポイントになります。例えば、ストリートでナイフで刺された場合、体をリラックスさせていれば致命傷を受けにくくなります。または顔を殴られた場合には、それによる直接のダメージよりも、精神的なショックによる影響のほうが大きいのです。呼吸し、リラックスした状態をキープすることが何よりの戦法になるというわけです。

谷川 ある程度、決まった闘い方みたいなものがあれば、観る側としてはわかりやすいのですが。

アダムス 仰っていることはわかりますが、システマには非常に深く、多様な体系が存在するので、闘い方というのは簡単に説明できるものではありません。

谷川 サンドバッグを叩いたりとか、ウェイトトレーニングをしたりだとかもしないのでしょうか?

アダムス パンチでいえば、原則にある「姿勢」が大事になってきます。サンドバッグもいい練習ではありますが、人間を相手に練習した方が、体の構造まで理解することができて、より効果的です。世の中にパンチ力の強い人はたくさんいますが、そういった人は力を入れ過ぎることで、自らの拳を折ってしまうことが多々あります。サバイバルの観点からいえば、自分で自分を破壊するということは絶対にあってはいけません。まずは体の構造を理解する必要がありますし、実はリラックスするほど強いパンチが打てるのだということを理解しなくてはいけません。

谷川 システマには試合はないんですか?

アダムス 試合とか競技大会という形式のものはありません。複数vs複数のゲームであるとか、様々な形体の練習はしますが、試合というものは存在しません。

谷川 お話を伺っていると、カテゴリーとしては「護身術」ということになりますよね?

アダムス 護身術であり、生き方全体のシステムですね。心身の傷をシステマで癒す方も多いんですよ。パフォーマンスを上げるためにシステマを学ぶ他競技のアスリートもたくさんいます。

谷川 格闘技や武術では思想の違いにより、たくさんの流派が生まれます。システマでもそういうことは起きていますか?

アダムス システマにも多くのグループが存在し、それぞれが独自の考え方を持っています。その中にあってミカエルのシステマは、より洞察力にフォーカスしたものと言えるでしょう。

谷川 システマをやられている方からすると、K-1MMAなどの一般の格闘技は、自分たちがやっているものとは根本的に違うものという認識なんでしょうか?

アダムス まずは目指すものが違うということがあります。もちろんK-1MMAの選手は、アスリートとして素晴らしく、技術レベルも非常に高いものがあります。そして彼らの目的は、競技大会であり、制限されたルールの中で勝利することです。しかし、システマにおいては、それはゴールにはなりません。

谷川 根本にある目的が違うということですね。

アダムス ただ、北米にあるシステマのジムにはMMAの選手がたくさん来ますし、ロシアのジムには柔道や空手の選手が参加しています。そのことがシステマの有効性を証明しています。システマは、コンピュータのオペレーティングシステムのようなものだと思います。システマを学ぶことで何事もより効率的に行うことができます。

谷川 格闘技のOSを担うポジションであると。それってすごいなぁ。

アダムス 我々は限定された領域に特化するわけではありません。したがってルールを作るということもありえないのです。

谷川 なるほど。決まったルールを設定できないのであれば、もちろん競技大会を行うこともできないですよね。では、どうやってシステマを普及させているんですか? 空手であれば、「突き」や「回し蹴り」という分かりやすいサンプルがありますが。

アダムス システマでは、打撃や寝技もやれば、武器術もやります。あらゆる状況を想定していますので、簡易的に説明するのはほとんど不可能です。どんな場面でも4つの原則を用いるというのが我々の哲学です。

谷川 実戦性が高まれば高まるほど、形にするのは不可能になっていくということだよなぁ。

アダムス ある師範はこう説明しています。「システマは格闘技でさえなく、人生を浄化する術なのだ」と。あえて言葉で説明するならば、この定義が最適かと思います。究極的には「自由とは何か?」ということですね。

谷川 自由とは何か?? 僕もずっと格闘技に携わってるけど、その発想はなかったなぁ。正直、システマをやればケンカに強くなるという安易なイメージがあったんですが、ちょっと発想の次元が違うみたいですね。

アダムス 他者との闘い以上に大切なのは、自身との闘いだと思います。創始者のミカエルの言葉に「良い人間には、良いことが訪れる」というものがありますが、これはシステマの真髄と言える部分でもあります。システマでは、素直な気持ちで自身に向き合わなくてはならないのですから。

谷川 ちょっともうケンカだとか、ストリートの話なんて恐れ多くてできない雰囲気ですね。「格闘技とは何か」に加えて、「自由とは何か」、そして「良い人間とは何か」を改めてもう一度考えてみようと思います!

第2部 現代システマの創始者ミカエル・リャブコ氏インタビュー
「システマは競技ではないので、形がないのが答えです」

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谷川 システマの噂はかねがね伺っていたんですが、今回は現代システマの創始者であるミカエルさんとお話できるということで、非常に光栄に思っています。

ミカエル こちらこそ、よろしくお願いいたします。

谷川 システマというとYoutubeなどでも動画を見れますが、僕なんかは実戦的な格闘術という印象を持っています。

ミカエル はい、その認識で問題ないと思います。

谷川 ミカエルさんはロシアの特殊警察などでも、システマ式の実戦格闘術を教えられているんですよね?

ミカエル 特殊任務部隊スペツナズや軍隊、刑務所などでも格闘術の教官を務めています。

谷川 システマって形がつかめないというか、見れば見るほどわからなくなるところがあります。

ミカエル 「形がない」というそれこそが答です。システマは競技ではありませんから、そこに決まった形を求めること自体が無理なのです。競技のルールで訓練していて、ルールのない路上で危険な目に遭ったときに、その競技の訓練を活かすことができると思いますか? できないでしょう? 

谷川 難しいですよね。

ミカエル 例えば、小さな動物が戯れて闘いの真似をするとき、オスがメスを奪い合って闘うとき、生きるために補食をするとき。それぞれ力を使いますが、力の使い方が変わってきます。

谷川 はいはい。

ミカエル 我々の場合も一緒ですね。娯楽のためにもやれば、護身のためにもやったり、ときには命を奪うためであったり。命を奪うために娯楽の技術を使おうとしても、邪魔になってしまう場合のほうが多い。つまりはそういうことです。

谷川 おお~。さすがというか、見事に腑に落ちるな~。

ミカエル 私自身、実戦の経験は何度もあります。その実体験から言うと、空手や合気道の経験者が生き残れるという保証はありません。暴漢や強盗に襲われたときに、相手にルールを守るように言っても通じませんよね。横から刺されれば、それでお終いです。試合やスポーツ、ビジネスという意味では、ルールのある競技は素晴らしいものですが、システマは生き残るための術ですから、ルールや形がないのは当然のことなのです。

谷川 何をやるか形が決まっていないということは、ミカエルさんと、その他の生徒さんたちでは、闘い方も違ってきますよね?

ミカエル 人によって違います。

谷川 一定の技術体系が存在しないのであれば、生徒達には何を教えるのでしょうか?

ミカエル 実生活において咄嗟に起きたことへの対処です。

谷川 咄嗟に起きたこと….。多様な、できる限り多くのシミュレーションをするということでしょうか?

ミカエル ありとあらゆる場面でどう反応するかということです。

谷川 ほぉ、どう反応するか。

ミカエル 相手の動きや表情を見て、次の動きを予測することも可能です。

谷川 セミナーで、相手に軽く触れるだけで、体の動きをコントロールする技を披露されていましたが、あれは逆を取ったり、ツボを押さえるテクニックですか?

ミカエル 相手が力を入れているところを制御する。それだけで簡単にできます。

谷川 ほぉ~。その巧みの技を身につけるにはかなりの時間を要しますよね?

ミカエル どうでしょうか。それは人によると思いますが。

谷川 お話を伺っていると、ほかの武術よりも習得するのが大変そうな気がします。

ミカエル ほかの武術はと言っているだけあって、芸術に近いものです。そして芸術には必ずパターンがありますよね。システマはありとあらゆる状況を想定していますから、決められたパターンは存在しません。

谷川 システマは系統立てて考えないから、「術」にはならないというわけだ。

ミカエル 人間の反応も必ずしもワンパターンではありませんから(と言って谷川プロデューサーの前腕部に軽く触れる)。

谷川 あ、動けない。これが今日のセミナーで披露していたテクニックですね。

ミカエル どうですか? 不思議でしょう?(と言いつつ、谷川プロデューサーの体をコントロールし、面白いように翻弄する)

谷川 え~、何これ?? 離れたくても離れられないよ! 腕に軽く触れられてるだけなのになぁ。僕の動きの先手を取っているんでしょうか?

ミカエル 谷川さんが力を入れるところを押さえるだけです。

谷川 むむむ。簡単に言うけど、これってすごく難しい技だと思うなぁ。

ミカエル そんなことないですよ。とても簡単なことです。

谷川 簡単なことかぁ。パターンを作ることに意味がないということは、実戦において、キックボクシングや空手の系統立てた技術は通用しませんか?

ミカエル 実戦で使うという意味では、残念ながらあまり役には立ちません。

谷川 やはりそうですか。

ミカエル ほら(と言って谷川プロデューサーの顔面をいきなりグーで殴る)。

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谷川 あ、痛っ! どうしたんですか、いきなり!?

ミカエル 痛いですか? そんなことはないでしょ?

谷川 あ、そう言われれば痛くはない。でも急に顔面を殴られたらびっくりしますよ~、ミカエルさん。

ミカエル 痛くないように打ってるんですよ。今みたいに近づいて、不意に打てば、それは「見えない打撃」になります。

谷川 あっ、それが噂に聞く「ステルス・ストライク」というやつですね。

ミカエル 見えないのであれば、パターン化された構えなど、なんの意味も持ちません。

谷川 ああ、確かにそうですよねぇ。

ミカエル ほら(と言って不意に谷川プロデューサーの肩に鉄槌を落とす)。

谷川 んがっ! 痛い!ミカエルさん、今のは普通に痛かったです!

ミカエル そんなことないでしょ。ほら、ほら(と言って追撃を加える)。

谷川 痛い!痛い! もうけっこうです! ミカエルさん、僕は大丈夫ですから!

ミカエル 谷川さん、実際に自分で体験してみないと良い記事は書けないものですよ(微笑)。

谷川 んあ~、噂のステルス・ストライクを喰らいまくるなんて聞いてないですよ~。

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ミカエル 喜んでいただけて光栄です(微笑)。

谷川 相手の動きをコントロールするという部分では、日本の合気道と共通するものがあるのでしょうか?

ミカエル 合気道は素晴らしい武術だと思いますが、私からすると、競技として完成し、止まってしまっているのが残念です。

谷川 伝統的な術として、すでに完成されていると。

ミカエル 我々としては常に変化し、進化し続けることが大事だと思っています。

谷川 もともとシステマはいつ頃、誰によって作られたんでしょうか?

ミカエル 合気道よりも長い歴史を持っています。古代ロシアの格闘術ですから。古代においては、馬に乗り、武器を持って闘っていたわけですが、そういったものが時代の変遷とともに進歩し続けてきたのがシステマです。それぞれの時代に合わせて、常に進化しなくてはならないのです。

谷川 ミカエルさん自身は、システマの指導者から教授されたんですか?

ミカエル まずは父から習い、その後、数人の教官から指導を受けました。第二次世界大戦中に、スパイや逃亡者などを取り締まっていた特殊部隊で訓練を受けましたし、コサック系の技術も学びました。

谷川 スパイ? 逃亡者? コサック?? ふぇ~。伺いたいことはまだまだたくさんあるのですが、どうやらあまり時間が残されていないようです。それでは、形がないとうシステマにおいて、最も大切なことは何かを教えていただけますか?

ミカエル まず「呼吸法」は、基本です。格闘技であろうが、マラソンであろうが、呼吸は必ず大切な要素となります。そして「恐怖への対処」。ストレスに対処して、リラックスした状態を保つことが大事です。それと打撃などをやるときには、良い「姿勢」と「動き」を意識しなくてはいけません。谷川さんの今の姿勢では、脊髄に負担がかかってしまいすよ。

谷川 そうなんですよ。僕、ぎっくり腰なんですよねぇ。やっぱり姿勢が悪いのかぁ。

ミカエル そのままでは腰の状態がさらに悪化してしまいます。谷川さんもぜひシステマをやるべきでしょう(微笑)。

谷川 わかりました、ぜひやらせていただきます。システマは難しいけど、奥が深くて面白いですね。

ミカエル 難しいことはありませんよ。情報が多すぎて、そう感じてしまっているのでしょう。実際には非常にシンプルなものです。そう、パズルと一緒です。ピースを整理して、全体像を把握すれば、実はとても単純なものなんですよ。

谷川 ふぇ~、まさにミカエルさんの存在がシステマを体現していますね! 非常に勉強になりました!

システマ戦士が出場する1・3巌流島の大会情報はコチラ⇒
『OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA』