5.6巌流島のテーマは「ニッポンの底力」と「無差別級」! エース菊野はなんと体重差2倍140kgのジミー・アンブリッツと対戦!
これぞ武道の真髄! 菊野、小見川、シュレック関根が無差別級マッチに挑む!
3月17日、都内で『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA』(5月6日/舞浜アンフィシアター)の記者会見が開催された。
会見では、無差別級の「菊野克紀 vs ジミー・アンブリッツ」、「関根“シュレック”秀樹 vs バル・ハーン」、「小見川道大 vs TBA」、さらに「鈴木信達 vs マーカス・レロ・アウレリオ(80kg級)」、「吉田善行 vs クンタップ・チャロンチャイ(75kg級)」の5試合が発表された。
巌流島のエース格・菊野克紀は、自身と体重差2倍のジミー・アンブリッツと無差別級で対戦。小見川道大と、初参戦のシュレック関根も無差別級マッチに挑む。シュレック関根とバル・ハーンの試合は、関節技ありの寝技が30秒間認められる特別ルールで行われる。
極真空手出身の鈴木信達は、外国人選手のエース格であるカポエイラのマーカス・レロ・アウレリオと異種格闘技対決。柔道出身でUFC等で活躍してきた吉田善行は、巌流島の門番的存在であるムエタイ王者クンタップ・チャロンチャイと対戦する。
今回の大会テーマは「ニッポンの底力」と「無差別級」。武道家や武術家が輝ける舞台を追求し、菊野、小見川に続く、巌流島の武道の理念を体現できる日本人選手の登場を期す。今回参戦する柔道の吉田、柔術のシュレック関根、空手の鈴木のように、今後さらに武道をバックボーンとする選手にスポットライトをあてていく。
もう一つのテーマである「無差別級」は武道・武術の原点といえる概念。実戦を想定して生まれた武道は、スポーツとは違い、元来、体重規制の考え方はなく、無差別級の世界でどう闘うかは武道家にとっての永遠の命題。今大会では、武道をバックボーンに持つ菊野、小見川ら選手本人が無差別級マッチを希望した。一方で主催者側としては、無差別級での選手の安全を考慮し、首への関節技や頭から落とす危険な投げを禁止するなどの措置を検討する。
「小よく大を制す」「柔よく剛を制す」という武道のロマンが現実の世界で見られるか注目だ。さらに「ニッポンの未来」もテーマに掲げ、若い選手数名のカードが組まれる予定。大会はCSフジテレビONEで当日生中継される。
チケットは3月15日より先行発売されていて、3月18日(土)10:00より、チケットぴあ、ローソンチケット、e+イープラス等のチケット販売所で一斉発売が始まる。
【各選手のコメント】
菊野克紀
僕にとって巌流島は挑戦する場です。初参戦して、トーナメントに挑戦して、リベンジに挑戦して、今回は無差別に挑戦します。昔からデカい相手には劣等感があります。デカいやつには勝てないんじゃないかという怖さがあります。今回、その弱い気持ちに挑戦したいと思います。
小見川道大
今回、無差別級の試合をお願いしていて、まだ相手は発表できないんですけど、巌流島ならではの試合になると思います。これまで僕がやってきたすべてのことを活かし、出し切って、最高のパフォーマンスを披露したいです。
関根“シュレック”秀樹
巌流島に出場が決まり、大変光栄です。試合では柔術の技はもちろん、学生時代に学んでいた柔道や今習っているボクシング等、すべてを出して勝ちたいと思います。
吉田善行
柔道家の吉田です。巌流島の舞台にふさわしい、柔道家らしい闘いをしたいです。よろしくお願いします。
クンタップ・チャロンチャイ
今回、相手は大きいですけど頑張ります。(相手は)総合格闘技の経験豊富な選手ですが、巌流島では自分のほうが強いと思います。
鈴木信達
今回、初参戦ということで、皆さまに喜んでいただけるような、私らしい、空手家らしい闘いを見せたいと思います。(対戦相手の)レロ選手の印象ですが、蹴りの旋回能力がとても高く、気をつけて闘わなければなと思っています。巌流島のファンの方々が望むようなロマンある闘いをしたいです。また、子どもたちには折れない心で空手家らしい闘いを見せて、勇気づけられたらと思います。押忍!
5.6巌流島・決定対戦カード
巌流島ルール/3分3R 無差別級
菊野克紀(沖縄拳法空手 /日本) vs ジミー・アンブリッツ(MMA /アメリカ)
巌流島特別ルール/3分3R 無差別級
関根“シュレック”秀樹(柔術/ 日本) vs バル・ハーン(モンゴル相撲/ モンゴル)
巌流島ルール/3分3R 無差別級
小見川道大(柔道/ 日本) vs TBA
巌流島ルール/3分3R 80キロ級
鈴木信達(実戦空手/ 日本) vs マーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ/ ブラジル)
巌流島ルール/3分3R 75キロ級
吉田善行(柔道/ 日本) vs クンタップ・チャロンチャイ(ムエタイ/ タイ)