1.3舞浜アンフィシアター「世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜」に出場する菊野克紀、田村潔司、瀬戸信介、町田光の日本チームが一堂に会して公開練習を行った。先鋒を務める渡辺一久は欠席となったが、日本代表の4人は技術交流をするなどして結束力を高め、決戦に向けて勝利を誓った。

どうなる、町田の異種格闘技戦デビュー？　菊野が巌流島の闘い方を伝授！

公開練習では、まず初参戦となる居合パンチャー町田光に、アジア武術トーナメントを制した菊野克紀が“巌流島の闘い方”を指南。普段、キックボクシングで活躍する町田に、道着のつかみ方、組み方、グラウンド状態でのパンチの打ち方、守り方をレクチャーした。

菊野は一通り伝えたうえで「最低限の対処法は知っておくべきだが、考え過ぎて萎縮しては意味がない。あとは町田選手のいつもの闘い方で勝負してほしい」とエール。

町田は「巌流島でも首相撲などキックボクシングのテクニックを活かせると感じた。（11月30日のキックボクシングでの敗戦は）巌流島の試合が決まったことで、気持ちがキックの試合を超えて巌流島に向いてしまったところがあった。今は完全に巌流島の試合に気持ちを切り替えている。巌流島での異種格闘技戦は自分の人生にとって大きなチャンスになるので、何としても物にする」と決意を語った。

田村が「仮想ブルース・リー」を体感！ 副将戦でジークンドーの刺客を迎え撃つ！

日本代表チームの参謀格として副将についた田村は、香港からのジークンドーの刺客ベルナルド・フンと対戦。謎の多い武術ジークンドーを迎え撃つ田村に、中国武術の達人・瀬戸信介が対策をアドバイスした。

瀬戸はジークンドーの基本テクニックとなる、近距離でのパンチの裁き方、最短距離を意識した打撃、サイドキックの活用について解説。そのうえで瀬戸は、ジークンドーの創始者ブルース・リーの言葉に“水のようになれ”とあるように、あくまで相手がどう来るかは分からないと話す。それに対して田村は「頭の中でジークンドーの幻想とも闘う。この試合は三次元の闘いになるだろう」と語った。

菊野にとって試合は修行。宿敵ソウザと対峙することで己に克つ。中堅・瀬戸の秘策は怪鳥音アチョー！

UFCで完敗を喫したケビン・ソウザに立ち向かう菊野は、瀬戸信介と手合わせ。長身でスピードのある瀬戸をソウザに見立て、自身の沖縄拳法スタイルの動きを確認した。菊野はリスクの高いソウザとの再戦を「僕にとって試合は修行。自分に克つためにソウザは避けては通れない。日本人の強さと心を見せたい」と話した。己のため、また大将として日本代表の勝利のために大勝負に臨む。

中堅の瀬戸信介は、カポエイラのマーカス・レロ・アウレリオと対戦する。名勝負製造機のレロを相手に、美しく魅せる試合をしたいと話す瀬戸は、さらに打倒レロの秘技を開発。それはなんとブルース・リーでおなじみの「アチョー」や「ホォー」といった怪鳥音。リズミカルに闘うレロに対し、怪鳥音をあげてリズムを崩し、パニックにさせるというまさかの心理作戦だ。実際にこの怪鳥音攻撃を受けたレロが、いったいどんな反応を示すか見物だ。

4人がそれぞれに重要なテーマを持って臨む今回の団体対抗戦。日本人ならではの闘いを見せ、世界選抜チームに勝利してほしい。

巌流島魂の収録では1.3舞浜大会の見所を解説！　放送は12/10（土）にフジテレビONEで！

公開練習の後には「激論！ 巌流島魂プレミアム」の収録も行われた。日本代表チームの4人に、論客のターザン山本、山口日昇が加わり、1.3舞浜大会の見所を解説。各試合の見所、さらにはこの大会の隠れたテーマ、意味性もズバッと定義されているので、どうぞお見逃しなく！　放送は12/10（土）23:00~24:00、フジテレビONEにて！

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世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜