NEWSニュース

格オタ激アツ! まさかの超大物ロバトJrが参戦表明! すごすぎて相手が全く思いつきません!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サムネ

MMA無敗の柔術世界王者、ラファエル・ロバト・ジュニアが参戦名乗り!

一昨日は「ミスターX」、昨日は「平成の借金王」安田忠夫を探せ! と連日、猪木ワールド溢れるニュースをお届けしたが、本日は180度変わって格オタにとって激アツの最新情報をお届けする。

なんとMMA無敗で、ブラジリアン柔術史上、BJ・ペンに続き、ブラジル人以外で世界を制した米国ファイター、ラフェエル・ロバト・ジュニアが12.28両国に参戦を表明してきたのだ。

1

事の経緯を簡単に説明すると、一部ネタバレになってしまうが、新鋭の宇佐美秀メイソンの対戦相手として、谷川プロデューサーが考えたのが、今やムエタイで世界的に最もビッグネームとなったブアカーオ・ポー.プラムック。それだけ宇佐美メイソンに期待していることもあるが、そもそもK-1時代、ブアカーオをK-1 MAXに紹介したのは、猪木さんだったのだ。

ブアカーオ魔裟斗

当時、猪木事務所という個人事務所があり、そこの社長の伊藤さんがタイに精通しており、ブアカーオは猪木事務所所属で出場することになった。ヒジやヒザ蹴りではなく、派手なミドルを中心としたファイトスタイルと甘いマスクに谷川Pもすっかり惚れ込み、K-1 MAXのムエタイ代表として育てることにしたのだ。

最近では三浦孝太や佐藤嘉洋とのエキシビションで圧倒的な力の差を見せつけており、「ブアカーオを令和猪木軍に」とオファー。これは面白い。そしていきなりデビュー戦のメイソンをあてるという、大胆なプランでいこうと考えた。

しかし、ブアカーオ・サイドは「いくらミスター谷川のオファーでも、猪木さんに恩があっても、残念ながら12月9日にラジャダムナンで試合が決まっている。ムエタイのルールでは、試合後45日間は試合ができないんです」と断られてしまった。マネージャー曰く「エキシビジョンでもできない。また、来年はセンチャイとの世紀の一戦も計画されているし、日本の団体からもオファーがある。それらを消化してからじゃダメなのか」と頑なだった。

そこで谷川Pは次にヴァンダレイ・シウバのようにガンガン攻めていく凶暴なアンドレ・ジダに話を振ってみた。ジダは巌流島にも出たことがあるし、K-1 MAXではMMAファイターでありながら、ブアカーオからダウンも奪っている。ブラジル人というのも、猪木さんをイメージさせる。しかし、ジダは「出たいけど、今、アメリカでグリーンカードを申請していて出国できないんです。ボクはオファーされれば、いつでも日本で闘いたいし、日本のラーメンがまた食べたい」と悔しがった。それじゃあ、仕方がないなと思っていたら、数日後に再びジダから連絡があった。

「ボクは今、アメリカから出られないけど、同じジムの仲間に話をしたら、巌流島にも、猪木メモリアルにもめちゃくちゃ興味があるヤツがいて、ぜひ彼を出してくれないか?」と逆オファーしてきたのだ。こちらとしてはジダに興味があるものの他のファイターには興味ないんだよ、と思いながらも、「とりあえずプロフィール送っておいて」と軽く返答。しかし、送られてきたプロフィールを見て、愕然とした。

ラファエル・ロバト・ジュニア。もちろん、谷川プロデューサーは全く知識がなかったけど、調べてみるとこれが凄い。1983年生まれの39歳。191センチ、88キロ。元々、ジークンドーやエスクリマといった武術を習っていたが、本格的な活躍はブラジリアン柔術の大会に出るようになってからで、ホーレス・グレイシーにチョークで一本勝ちしたり、ムンジアルやブラジレイロといった黒帯の世界大会で、ブラジル人を破って何度も優勝。

MMAではこれまた10戦無敗で、ベラトールのミドル級という激戦区であのゲガール・ムサシを破ってチャンピオンに輝いている。しかし、2020年に海綿状血管腫と診断され、王座を返上して、今は後進の指導に当たっているという、伝説的な大物中の大物だったのだ。しかも、日本人にとっては、まだ見ぬ強豪。

2

「いやいやいや、話はありがたいけど、こんな大物に払うファイトマネーなんてないよ」と返答。しかしジダは「ベラトールではミリオンファイターだったけど、そのへんは分かっているよ。本人、日本で試合したがっているし、巌流島みたいな武術は好きみたいだから」。

しかし、この手のファイターは今回、全く考えていなかったから、相手なんて全く思いつかない。互角の勝負ができる選手は、おそらく全米の相場から言ったら、億のファイトマネーはかかるだろう。全く予想もしていなかったから、アイディアが浮かばないので、断ろうかと思ったが、本人はやる気満々らしい。

その昔、猪木さんはラッシャー木村率いる国際軍団に対し、1対3で闘ったことがある。本当にラファエルクラスになると、1ラウンドごと3人と3ラウンド闘っても負けそうだ。

というわけで、現時点で本当にアイディアはまるでなし。我こそはと思うファイター、あるいは良いアイディアがあれば、Twitter等のSNSで教えてください。格オタ激アツの未知の強豪まで飛び込んでくる『INOKI BOM-BA-YE』。猪木さんの偉大さを改めて思い知らされた次第だ。

あー、どうしようかな?

12.28チケット情報⇒ 『INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国