巌流島出場の渡部秀一が空道全日本大会、体力別選手権を制覇!!
昨年9月17日に舞浜アンフィシアターで開催された巌流島『全日本武術選手権 2018』に出場した空道の渡部秀一(大道塾岸和田支部)が、本分である空道の全日本選手権(5月12日開催『2019全日本空道体力別選手権』体力指数-260クラス)で初の優勝を果たした。
渡部は相手を寝技に引きずり込んで絞め技・関節技で仕留める術に長けている分、それが決まらないと立ち技では判定負けしてしまう「ホームランか空振り三振」タイプの選手。今大会では2戦目は膝十字固め、準決勝は腕ひしぎ裏十字固め、決勝は腕ひしぎ三角固め…と、ホームラン(一本)連発であった。
9・17『全日本武術選手権』では、1回戦は一本勝ちしたものの、2回戦で、優勝したプロレスラー奥田啓介のタックルにより場外に3度押し出され、敗退していた渡部。実は、巌流島からオファーがあった時点で、そのルールがグラウンドに入ってからの絞め技・関節技が禁止であることを確認せぬまま出場を快諾し、大会直前になって「あれ? 絞め・関節技なしなの? ま、いいか」と笑い飛ばしたという豪快な漢である。
そんな渡部の快進撃は6月16日26:00~27:30にBS11で放送される「2019全日本空道体力別選手権大会」で全国にオンエアされる。BSさえ映る環境であれば無料で視聴可能な局なので、ぜひご覧あれ!