GANRYUJIMA BLOG巌流島ブログ

「武術は弱者が強者に勝つためにある!」が証明できて、大満足の酔拳野郎・手記

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文◎酔拳野郎・今野淳(酔拳)

文◎酔拳野郎・今野淳(酔拳)

 

酔拳野郎、今野淳です。

今回の巌流島出場に際し、改めて、谷川プロデューサー、柴田さん、巌流島大会関係者の皆さん、対戦相手の大ももち選手、本当にありがとうございました!!

すでに瀬戸師兄と山田編集長による、とても分かりやすい解説をいただいておりますので、自分から話すことはあまりないとは思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

4/18にオファーをいただいてから大会当日までの24日間、まるで夢のような日々でした。

大会当日まで、ワクワクと緊張で夜中に何度も何度も目が覚め、そのつど、酒をあおって寝るのが習慣になっておりました。

仕事終わりの夜中に近所の公園で修行するのが日課でしたが、戦法が決まってからは、円状にぐるぐる走り回ったり、ガンガン早歩きしながらパンチの連打を出すなど、近隣の方には相当な恐怖感を与えていたかと思います……

迎えた当日、前日計量がぼっちだったので、瀬戸師兄に会えた時の安堵感はハンパなかったです。

いざ、1Rが始まると、大ももち選手は大きく見え、闘技場は真っ白で眩しく、主審の平直行さんからは戦場とは思えないような、めちゃくちゃ柔らかいオーラが出ており、いろいろとカオスでした

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大ももち選手は本当に強く、パンチ数発でけっこうな量の鼻血が出てしまいましたが、かえってジャッキー魂に火がつきました(ジャッキー・チェンと鼻血は切っても切れない関係にあります!)。

1Rは文字通り何とか逃げ切ることが出来、インターバルでは『酔拳2』ではお馴染み、工業用アルコールの入った竹筒で給水し(お客さんには伝わりづらかった上に、飲みづらくて大半こぼしてました)、酔拳スイッチを入れ、2Rは突っこんでいきました。

結果としては勝つことが出来、

『武術は弱者が強者に勝つ為にある』と

証明出来たのが、何より嬉しかったです。

閉会後、瀬戸師兄と舞浜駅前で呑んだビールは、今まで生きてきた中でぶっちぎりで一番美味しく、涙が出そうになりました(ボディガードの冨岡選手にはお恥ずかしいところを撮られてしまいましたが)。

皆さんに会場で観ていただいたものが、現時点での自分なりの酔拳となります。

これからも生涯、酔拳の道は追い求めていきます。

さらに功夫を積んでいき、仮にバチバチ打ち合ったとしても、酔拳の技を用い、地力で闘いに勝てるような、そんな酔拳ファイターを目指していきます。

カンフーロードに終わりはありません!!

最後に改めて、瀬戸師兄、山田編集長、植田豊選手をはじめ、これまで携わってきたすべての方に感謝します。

自分のような普通人が、夢の巌流島の大舞台に参戦することが出来、本当に本当に感謝です。最高の想い出をつくらせていただきました。

本当にありがとうございました!!!!

5.11巌流島の大会情報はコチラ⇒ 『世界武術王決定戦 2019 in MAIHAMA