巌流島・生観戦皆勤賞のファンが力説! 「会場で“伝説”を目撃した証人となるんですよぉぉぉ!!」
お題………1・3 巌流島の私的な見所とは?
“島民“第1号を自称している蜻蛉切です。“島民“とはなんぞやと思ったかもしれませんが、「巌流島」ファンのことを“島民“と言います。民明書房刊『世界のファンの呼び方–もののふ–』にそう書いてありました。
私は2015年2月に開催された第1回から巌流島の全興行を現地観戦しており、もちろんすでにチケットを購入しているので今回の1月3日も現地に行く予定です。ちなみに毎回『刃牙』の地下闘技場にいるお客さんのようなテンションで見ています。
そんな私が会場に行く理由は、異種格闘技を見たい純粋な欲求も当然あるのですが、とある2つのプロレス・格闘技の興行に関するコンプレックスを解消するため、もあります。
1つは「1995年10月9日(東京ドーム)」、もう1つは「2000年5月1日(東京ドーム)」。
この年月日を見てなんの興行なのかすぐわかった方はプロレス・格闘技ツウですね。前者は「新日本プロレス vs UWFインターナショナル」、後者が「PRIDE GRANDPRIX 2000 決勝戦」(桜庭和志vsホイス・グレイシー)。どちらも今でも語り草になっている伝説的な興行、試合です。
95年当時はプロレスが好きな田舎の中学生でしたし、2000年5月は上京したての学生で、お金がなくテレビでしか格闘技を観戦することが出来ない状態でした(余談ですが、谷川さんが関わっていた番組『SRS』の「格闘ビデオ道」大好きでした)。
今でも、この興行の関連記事を読むたびに「興奮・熱気を会場で体感したかったな……」と思う時があります。言い換えれば、あの興行・試合を生観戦した人は、今後ずっと誇っていいと言っても過言ではありません。
時を経て、経済的な余裕が(わずかながらも)出来て、格闘技ロマンが好きな私が「巌流島」発足のニュースを見た時は、「これだッ!」と思いました。まさに運命、デスティーノですよ。
正直、ディファ有明で行われた第1回は完成度が低く、手探り状態が否めなかったのですが、「格闘ビデオ道」に通じるロマンは得られることができました。
回を重ねていき、大相撲vsバレーボール、喧嘩フットボールvsカポエイラなどの他格闘技団体では見られない唯一無二のマッチメイク、そして沖縄拳法空手・菊野選手vsネオ柔道・小見川選手の名勝負……。「巌流島」はどんどん面白くなっています。
飲み屋などで格闘技の話になったら、古流柔術の渡邉選手の「伝説」の試合も含めて、「あの会場にいたんだぞ、この目で見たんだぞ」と一生語れる試合ばかり。かつてのあの興行を目撃できなかったコンプレックスを解消しつつあります。
「伝説」と言えば、舞浜アンフィシアターはそこまで大きくない会場ですので、“レジェンド“格闘家が近くで観戦していることがあります。
第1回は、ピーター・アーツ選手が観戦しに来ていました。普通に会場の廊下を歩いていましたし、ファンによる写真撮影も応じていました。
今回は、空手の数見肇さん、CACCの宮戸優光さん、キックボクシングの前田憲作さん、柔術の中井祐樹さんなど、90年代に活躍していた“レジェンド“格闘家が、弟子選手のセコンドや観戦で来場するそうです。
一つの会場に全く異なるジャンルのファイターが集い、自身が研鑽してきた格闘技を披露する。言わば「巌流島」は異種格闘技界のお祭りです。お祭りは参加するからこそ楽しい。
アンフィシアターの近くには超有名な某施設がありますが、激アツなお祭りは「陸(ランド)」でも「海(シー)」でもなく、「島」で行われるんですよぉぉぉ!!
1・3巌流島の大会情報はコチラ⇒
『OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA』