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あのカポエイラの強豪レロ戦を前に、菊野克紀の心境は変わりつつある!

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お題………9・2巌流島・舞浜大会の見所

 

文◎菊野克紀(沖縄拳法空手)

文◎菊野克紀(沖縄拳法空手)

 

年々心の在り方、闘う意味が変わっていきます。

ここ一年は試合毎に別人のように変わっています。

格闘技を初めた頃は、弱い自分が嫌いで、単純に強くなりたい!という思いでした。

プロの格闘家を志してからは競技者として結果にこだわるようになり、試合に勝つこと、相手に勝つことに全てをかけてきました。

それが出来たのは血の気があり、闘うこと、相手と殴り合うこと自体が楽しくて価値があったからです。

30歳を過ぎたあたりから血の気が薄まっていき、結果にこだわる、闘いを楽しむというモチベーションに限界を感じてきました。

結果も出ずに苦しい時期でした。

地獄を抜けて辿り着いたのは

強くなりたい!

なりたい自分になる!

己に克つ!

という初心でした。

それで巌流島に参戦して一年、挑戦、トーナメント、リベンジ、無差別と走り抜け、自分の内にある欲求も落ち着いてきました。

闘いに臨むには強烈なモチベーションが必要です。

相手に勝つこと、自分に克つことにそれが見出せない今、

自分が求めるのは「何を伝えられるか?」です。

もちろん今までも闘いを通していろんなことを伝えられたと思うし、だからこそお金を払って観に来てくれるファンがいて、プロが成り立つのだと思います。

でもあくまでそれは相手に勝つため、自分に克つために闘った副産物で目的ではありませんでした。

僕の中で今、それが目的になろうとしています。

良いものを作り、伝える。

それは巌流島の武道精神の発信、「親が子どもに見せたい格闘技」という志と交わります。

偶然なのか必然なのか、こういうタイミングで巌流島の中心にいるというのはご縁を感じずにはいられません。

格闘技はバイオレンスです。

恐怖、痛み、疲れといった本能的なストレスと向き合います。

だからこそ、心の在り方が問われるし、他のスポーツには伝えられないことを伝えることが出来ると信じています。

巌流島はそこに「道」も求めます。

強い、弱い、勝った、負けた、面白い、面白くないだけではなく、選手が何を感じ、どう闘い、どんな風に成長するか?   観てくださった人がそれを通して何を受け取ってくれるか? 社会に良いものを発信できるか?

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9/2巌流島ADAUCHIでカポエイラのマーカス・レロ・アウレリオ選手と闘います。

彼の試合を観たことがある方は彼の強さは重々承知だと思います。

あの身体能力に変幻自在の蹴り、今回も無差別でレロの方が体重もパワーもある上にたぶんスピードも上。

前回、あの強い鈴木信達さんがレロのお兄ちゃんのヴィニシアス選手にあんな負け方をしたのは衝撃でした。

怖いですね。

足の骨折もまだ完治はしてないのでさらに怖いです。

だからこそ、伝えられることがある。

そもそも仇討ちって「勇気」がいります。

自分の仲間やバックボーンが負けているところ、すでに先を取られた状態、精神的プレッシャーを受けた状態から始まりますから。

「仇討ちは勇気!」

それと僕の沖縄拳法空手の同門の種市純也も出場します。

僕と同い年で、沖拳同期であり、接骨院院長として僕をサポートしてくれる恩人であり、なんでも話せる友人です。

種市はアマチュアのキックとMMAの経験はありますが、プロの試合は初めてです。

それでいきなりムエタイ王者のクンタップ選手と闘うのがキツイのは重々承知です。

でも種市なら勝ち目があると思って、声をかけたら彼は悩んだ末に受けました。

とんでもない勇気です。

尊敬します!

そんな巌流島ADAUCHIを楽しんでください。

そして良いものを受け取ってもらえたら嬉しいです。

巌流島は大会以外にも志に向けて進んでいきます。

8/5は格闘技情報サイトINAZUMAさんが主催する「勇気の授業」に巌流島ファイターの小見川さんと原くんと一緒に出演します。

格闘家は元から強かったわけでもないし、怖いもの知らずでもありません。

必死に勇気を振り絞ってるんです。

そんな格闘家の体験や想いを間近で聴いてもらえれば、他では得られないものを得られると思います。

皆さんの勇気の種になり、人生のお役に立てたら嬉しいです。

8/19は巌流島トライアウトが開催されます。

これをきっかけに巌流島アマチュア大会にも力を入れていきます。

いろんな武道・武術・格闘技の方々が各々の特性を活かして闘えるルールの中で、一緒に研鑽し交流出来る場を作れたらと思います。

柔道、空手、レスリングなどのキッズ達が同じルールで闘うのを想像すると楽しそうですし、大きく成長出来ると思います。

うちの長男5歳はめちゃくちゃ出たがってます(笑)。

他にもいろいろ構想しています。

全ては武道精神の発信、「親が子どもに見せたい格闘技」という志に向かってです。

巌流島とともに光がある方へ、楽しくて清々しい方へ進んでいきたいです。

9・2巌流島の大会情報はコチラ⇒
『巌流島 ADAUCHI 2017 in MAIHAMA』

 

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