アキラ・シット・レックはどういう気持ちで、システマの何を見せようとしていたのか?
お題………大反響! 1・3巌流島を総括する
試合でパウンドをするつもりはありませんでした。
攻撃を仕掛けてくる相手には反撃し制圧をする。
そして、上になった時点で自分には危険はないので、パウンドで相手に攻撃することはしない。
『護身』でいこうと考えていました。
しかし、左選手による顔面への突きにより出血してしまいました。
これ以上は攻撃をもらうわけにはいかなかったので、最終的にはニーオンの状態からのパウンドをしました。
柔道のような投げ技を出しました。
自分は柔道白帯です。
他流派全てを想定していますので、柔道の出稽古に行ったことは何度かありますし、今後柔道の技術は覚えたいと思っています。
あの程度は出来てあたりまえ最低限のことです。
野球は出来なくてもキャッチボール程度なら、という感じです。
魅せることが出来ませんでした。
もっとやりたいことありました。
自分はこんなもんじゃないです!
しかし結果が全て。アグレッシブなファイトスタイル。KO決着を求める方が大半です。
このような内容に申し訳なく思います。
試合前に巌流島に合わせたトレーニングを勧められました。
日頃から自分の技がルールなき場所や他流派で通用するのかを想像し想定していれば、わざわざ巌流島に合わせたトレーニングをする必要はないと思います。
ルールの中で強さを求めてる方は、ルールに守られたスポーツ格闘技をやっているスポーツマンだと思います。
そしてルールの中で強くなろうとしてる人は、実際には使えない技術を必死にトレーニングしている可能性があることを理解するべきだと思います。
矛盾と思われるかもしれませんが、巌流島に合わせたトレーニングはしました。
金的、目、喉などへの攻撃禁止、指関節禁止、肘、頭突き禁止など自分の動きに制限をして、そのような危険な攻撃がない安全な闘いを想定して。
その中で良いパフォーマンスが出来るように、トレーニングはしました。
貫手、中足蹴り、関節蹴り、立ち関節を多用する危険な空手家の平野先輩、ありがとうございました。
『巌流島』に多くの可能性を感じました。
体重無差別で闘える天才的な発明だと思います。
この度の試合は学ぶことが多く、勉強になりました。
このような機会をありがとうございました。
身体能力の高い方が有利なスポーツ格闘技では勝てなくても、実戦では誰にも負けない!
そんな達人になるために、これからもトレーニングしていきます。
そして『巌流島』を応援します!