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「何やってるんだ、俺!」と終わったあと、 悔しさで涙が止まりませんでした

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お題………巌流島トライアウト参戦の感想

 

文◎向井正志(沖縄拳法空手)

文◎向井正志(沖縄拳法空手)

 

巌流島トライアウトに参加させていただいて…。

沖縄拳法空手道(沖拳会)を学ばせていただいている向井正志と申します。

巌流島関係各位の皆様、先日はトライアウトに参加させていただき、ありがとうございました! 良い勉強をさせていただきました。また、お相手いただいた戸津龍佑選手、ありがとうございました。

まずは、この場に立たせていただくまでの経緯を少し…。

私が初めて武道に触れたのは、小4の時でした(近所の合気拳道の道場)。
その前年の小3の時、体格の大きな同級生からブロックで頭をカチ割られそうになり、命の危機を感じ 、身を守るためにどうしよう? と幼いながらも考えを巡らせ、一念発起!

その後、『空手バカ一代』のTV放映、『地上最強のカラテ』の映画、第10回全日本空手道選手権大会を観戦し、翌年 中2の夏より極真会館へ(本部直轄大阪道場、後の関西本部)入門。

時代はウエイト・トレーニング重視の流れ、機関誌で黄帯の道場生(後の全日本チャンプの大西靖人さんでした。)がスクワットで180kg上げているのを見て、自分も…と取り組むも数ヶ月後に腰の痛みが…。
検査結果は椎間板ヘルニア、キツイ時は痛くて夜も寝られず(半年程度)、人生を諦めかけそうになりました(自己流で行った代償はとんでもなく大きかったです)。

その後、高2で泣く泣く道場を離れ、痛みが少し落ち着いてからは、高校のレスリング部で高3の半年ほど、減量&試合の日々。

高校卒業後、1年間悩み抜いて空手の道は諦めて、美容師の道へ。24歳で店を構えさせていただき、数年後ハワイへ社員旅行に行った時、衝撃の出会いが…。

第25回全日本空手道選手権大会のトップ3 数見選手、田村選手、岡本選手の3名とハワイのホテルでバッタリ! そのご縁で再入門。

同級生で大阪で稽古する機会もあった三明広幸師範に師事し、全日本大会、全日本ウエイト制大会出場〜第2回JFKO全日本大会まで21年間大会へ、挑戦出来るチャンスをいただきました(この経験はとても大きなものでした。言葉では伝えきれない感謝があります)。
その間、腰部椎間板ヘルニアの再発、バージャー病、頸椎ヘルニア等、何度も引退を考える身体の状態に陥りましたが、42歳に転機が訪れました。

SATO-SPORT’Sの佐藤義人先生との出会いでした。
カリスマ治療家&カリスマトレーナーの手による施術とトレーニングで腰は完治、怪我からの復帰もとても早く出来ました(姿勢や身体の使い方がとても重要な事に気づかせていただきました)!

その後も、試合と仕事の両立をする中で 、社会人空手家として挑戦を続けさせていただきましたが、新しく開設したSPED’Sジム(スーパーバイザー佐藤義人CH)のトレーナーとして様々な選手のサポートをさせていただく中、長年の想いがある決断を…(ちょうどその頃、刃物による殺傷事件をニュース等で見聞きする事が増えた事もその一因です)。

以前MMAにカラテが負けた事に端を発し…、
顔面への手による攻撃や投げ、関節、締め、武器…、
様々な心の引っ掛かりが積み重なり、数年前より知己のあった山城美智師範に弟子入りを志願し、沖縄拳法空手道を学ばせていただける事になりました。

学び始めて1年…。

同門の菊野克紀選手より、思わぬお話を伺ったのが、今回のトライアウトでした。

頭の中を様々な想いが駆け巡りましたが、答えは一瞬で…(柔道、極真、MMA、UFCで活躍されていた菊野克紀選手の新たな舞台の巌流島大会は、私の理想に近い戦いの場でもありました)。

『私で良ければ ぜひ挑戦させて下さい!』

結果…

チャンスはピンチに!

終わった瞬間、『やってしまった』

チャンスを与えていただき、協力していただいた皆様の顔が浮かんで、申し訳ない気持ちと、『何やってんだ俺… 』という想いが込み上げ、負けた悔しさも相まって、涙が止まりませんでした。

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しばらくは夜も眠れず…。

ピンチはチャンス!

なんて、思える訳もなく…。

翌日より稽古して、鼻が折れ、肩が外れかけ(沖縄拳法の稽古ではありません)、そのまま稽古して1〜2週間が経ち心身共に擦り減って…。
『自分の限界ってこんなもんかなぁ〜』
と、思ったより低い自分の限界に気づいた頃に 、ようやく これはチャンスかも… と思えるようになってきました(何度経験したら分かるのかなぁ〜って感じですが…)。

まだまだ初心者ではありますが、沖縄拳法空手道を体現出来るよう精進してまいります!

今後ともよろしくお願いいたします。
 

巌流島事務局では、「巌流島トライアウト」に出場した皆さんの感想をお待ちしております。
info@ganryujima.jp までお寄せください。

 

9・2のレポートはコチラ⇒
『ADAUCHI 2017 in MAIHAMA』