「ソウザの写真を見ると血がたぎる！ 一年半やってきたことを信じて、己に勝ちたい」（菊野）

11月14日（月）、都内で巌流島の次回大会の会見が開かれ、対戦カード、イベント概要が発表された。次の大会名は「世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表 vs 世界選抜」。新年1月3日（火）に、ディズニーランドに隣接する舞浜アンフィシアターで開催される。

大会コンセプトの“日本代表 vs 世界選抜”で大将戦を務める菊野克紀は、2015年にUFCで対戦し1RKOで完敗したケビン・ソウザとの再戦に臨む。ソウザは3勝1敗の好成績ながら、2015年11月にUFCを離脱。一説によるとマネージメントの条件で合意に至らず、リリースされたといわれる。

菊野は「（記者会見場で）ケビン・ソウザの写真を見たら、急に緊張してきた。血がたぎるというか、高揚している。こんな相手を用意してくれた巌流島に感謝したい。去年の弱かった自分を超えたい。前回のソウザとの試合では勝ちたいがゆえに見てしまい、攻められず、プレッシャーをかけられて負けてしまった。この一年半やってきたことを信じて、己に勝ちたい」と、この一戦にかける思いを語った。

蟷螂拳の使い手・瀬戸信介は、カポエイラのマーカス・レロ・アウレリオと中堅戦で対戦。瀬戸は「従来の格闘技はお互いの良さを消しあう闘いだったが、前回大会の菊野選手と小見川選手の試合のように、お互いの良さを出しあって強いほうを決める闘いがしたい。それが巌流島の醍醐味だと思う。中国武術・蟷螂拳とカポエイラのいいところを出しあい、そのうえで決着をつける」とコメント。巌流島ならではの魅せて勝つ試合を目指す。

居合パンチャー・町田光が初参戦！ 巌流島の名物男・渡辺一久も復活！

次鋒戦には、居合パンチャーこと町田光がキックボクシング界から参戦。町田は居合斬りの格好で放つ“居合パンチ”など、独自の試合スタイルで人気が高く、巌流島参戦が待望されていた選手。前回から連続参戦となるインドのコシティ王者、アディチャ・カトカデと対戦する。

先鋒戦では、巌流島の名物男・渡辺一久が復活。約1年ぶりとなる試合で、韓国テコンドーの刺客を迎え撃つ。なお、副将戦のカードは近日中に追って発表される。

巌流島駅伝、新春ファンイベントも開催！！

また、今大会では、箱根駅伝に対抗して「巌流島駅伝・大学対抗戦!」を計画中。今回は公開検証的なプレ大会となるが、近い将来、地上波で放送され「箱根駅伝の次は、巌流島駅伝!」となるよう定着を目指していく。ルールは極真・柔道・相撲をベースに、安全性を考慮したルールにし、全国の大学生に一般公募する。

さらに、空手、少林寺拳法、山本千尋さんの開運演舞や、海鵬選手との餅つき大会、巫女との記念撮影、柔道大会の運営で忙しく今回試合に出られない小見川道大選手の開運巴投げなど、お正月ならではのイベントを企画している。

今大会はお正月開催ということもあり、より多くの人に見てもらうため、観戦チケットの料金を低価格化。リングサイド席を先行発売、選手応援シートとして6000円、S席を1万円に設定。さらに自由席を6000円で、小学生以下は1000円、中学生・高校生は3000円の特別価格で提供する。

2017年の初詣は巌流島！　1月3日、舞浜アンフィシアターに家族全員で集合だ！

■1.3舞浜大会 出場選手