海外の格闘技サイト「シャードック」他で『巌流島』について、どんな書き込みが書かれているのか?
まだ海外ではほとんど映像も流れておらず、その存在も知られていないはずの『巌流島』。しかし、世界のどの国にも格闘技マニアは存在し、選手の売り込みはあるし、自力で『巌流島』の映像を見ているファンはいるようだ。彼らは『巌流島』をどう見ているのか? そこでアメリカの格闘技コミュニティサイトとしては最大手の「シャードック」の書き込みに書かれている『巌流島』に対する意見をまとめてみた。こういう海外のファンの声を聞くことも、巌流島を作り上げるとても重要な参考になるので、皆さんにもお届けします。
巌流島 Staging Tournament 公開検証(ディファ有明/2015年2月28日)
▼ 開催前の反応
- 円形の闘技場と聞いて最初に頭に浮かんだのは、チャック・ノリスのキックボクシング団体(WCL)だね
- このルールだとスモウ・レスラーが優勢なのではないか
- ここでの試合はMMAの公式記録になるのかな?
- リョート・マチダならハイレベルな打撃と相撲の経験で、このルールにぴったりだろうね
- 頭突きは試合を大きく変える。頭突きがあるなら見る
- 金的ありも試合スタイルをガラッと変えるね
- サブミッションなしにはガッカリだが、最高に奇妙な戦いを見られることを心待ちにしている
- 現実版バーチャファイターだね!
- レジェンド(谷川貞治)が帰ってきたぞ!
- なにか違うことをやろうとする試みは好きだ。格闘技業界に溢れている似たような代物にはウンザリしていた
- リングの際で見応えのある投げや押し出しの攻防が見られそうだね
- 妄想すればするほど興味をそそられる
- ゴロゴロしているだけの寝技をなくして、観客が退屈するのを防ごうとしているのには感謝。もし寝技をやるにしても柔道のようにすぐ立たせるべき
- 四点ポジションの膝やサッカーボールキック、踏みつけはどうなるんだろうか?
- ルールはよくわからないが、何かを変えようとしていることには大賛成だ
- 似たようなスタイル(ボクシングができるレスラー)、ケージへ相手を押し込む、ケージを使ってテイクダウンする、出血ドクターストップ狙いのエルボー、寝転がって相手にグラウンドへ誘う…… こんなのにはウンザリしている! ウンザリしているのは自分だけではないはず。MMAがつまらなく、腐ってきているとも言える
- 日本のプロモーターたちは、ルール調整が必要なところにはちゃんと調整をしてきた。官僚的でナンセンスなアスレチック・コミッションを通さずにすむ良い点だ
- 渡辺一久とアメフトと謎のデカイ中国人が出るのが最高!
- セネガル相撲が楽しみ!
- 寝技が使えないミノワマンに勝ち目はない
▼開催後の反応
- YouTube で第一回大会を見たけど、すごくおもしろい! 展開が早くてアクションがいっぱい詰まっている
- カポエイラ対セネガル相撲は最高だった!
- ケージを使って相手を押さえ込んだり、テイクダウンできないのがいい
- スタイルvsスタイル。これぞMMA
- アメフトは格闘技なの?
- 試合が進むにつれて選手がルールや相手に適応していき、この新しいハイブリッド・スポーツがどんどん進化していくのがわかった
- 素晴らしいフリーク・ショー!
- ボブ・サップをここで見たい
- やろうとしていることはおもしろい。種々の武術へのリスペクトがある
- 寝技の膠着があったらすぐに止めるルールはエンタメとしてよい
- 押し出しのルールは賛否両論だけど、それがこの競技の一番魅力的なところだと思う
- UFC.1を違う時間軸で見ているような気分になった
- アメフトの選手がCBSのNFLのテーマで入場してきたのがよかった(笑)
- 渡辺一久が一番よかった。すべての格闘技ファンは彼の試合を見るべきだ。彼にはその価値がある
- マーカス・レロ・アウレリオと星風の試合は巌流島ならではの攻防がたくさんあり興味深かった
▼課題は?
- レフェリーがマウント状態の相手を立ち上がらせたり、そのまま続行させたりしていてルールに一貫性がなく、困惑した
- 誰もアナウンサー席や鉄の柵に激突しなかったのは奇跡だね
- 渡辺一久の相手が自分でドロップキックしてわざと自滅したのには笑った
- ただの寝技なしのMMAに思える
- キックボクシングが見たいならGLORYを見る
- 関節技なしなんてつまらない
- なぜアメフトが武術扱いなんだ!? 次はゴルファーvs柔道家か
巌流島 Staging Tournament 公開検証2(両国国技館/2015年7月18日)
▼感想
- 巌流島に否定的なやつらはUFCでも見てろ! 俺たちがよりイケてる格闘技イベントを見ている間にね!
- 寝技15秒では何もできやしない。せめて30秒はほしい
- 堀と霧の演出が雰囲気があっていいね!
- 場外への押し出しルールに改善が見られてよかった。こういう微調整をしてくれるのはうれしい
- このイベントではMMAと相撲を合体させてるから寝技はないのだと思う。ここから力士が国際的なスターになればいいね
- 渡辺一久の試合は今回も素晴らしかった
- ジミー・アンブリッツはまた見たいな~
- あの老人(渡辺剛)はいったい何を考えて出てきたんだ?
▼課題は?
- もっと簡単な視聴法があればいいのに
- 英語のサイトはないのか? 海外での巌流島の報道がない
- 誰か対戦カードも翻訳してくれないか。写真で判断する以外に情報がない
- 誰もがMMAを知っているなかで、どうやって自分たち独自のスタイルを表現していくのか? 結局MMAの経験が一番重要になってきそうじゃないか?
- 英語の解説つきでDVDが出ることはないのかな?
- 異種格闘技は異種格闘技だ。統一のルールなんかいらない
- まだMMAっぽいね。どうせ違うことをするのであれば思いっきり違うことをしてほしい
巌流島 Staging Tournament 公開検証3(TDCホール/2016年3月25日)
▼感想
- 純粋なマーシャルアーツを見られるから、この団体は大好き
- 巌流島はRIZINより長く続くと思う
- 彼らがこの競技を「立ち技格闘技」であると定義したのはいいことだ
- あのオープンな闘技場は本物の男が戦う場所だ。この新団体のことを知ったら、たくさんの外国人ファイターが谷川さんと契約したがるはずだ
- 谷川さんがアシスタントとともに未開拓のジャングルや砂漠、隠れた寺院などへエキゾチックな格闘技を探しにいき、巌流島で紹介する番組をやるべきだ!
- トーナメント形式にしても結局勝ち上がるのはMMAみたいなファイターばかりになりそうだから、彼らはトーナメントをやめたのだと思う。MMAよりも違うスタイル同士の戦いが見たい
- ひそかに巌流島の次のイベントを待っていた。田村潔司がクラヴマガと巌流島ルールで闘うなんて最高だね
- 今回も渡辺一久が出るじゃないか! 絶対に見なきゃ!
- 桜庭和志も認めたアンドレ・ジダをまた見られるのがうれしい。ジダはK-1でブアカーオ・ポー・プラムックといい勝負してたからね
- (柳龍拳と岩倉豪の決闘動画を貼り)みんな、この動画を見たことがあると思う。この決闘で勝った男が岩倉豪だ。今度はカマキリ拳法のやつと闘うようだ
- カマキリ拳法が実際に戦うところを絶対に見なきゃ!
- (マーカス・レロ)アウレリオのキックやばいな!
- ムエタイの選手(クンタップ・チャンロイチャイ)のKOはえぐかった!
- 次はグリス・ブドゥと星風がやるべき
- ブライアン・ドゥウェスに戻ってきてほしい
- クンタップ・チャンロイチャイ対バラット・カンダレが見たい
- 星風がヒールターンしたことについて怒りは感じない。むしろ彼はここからおもしろく展開できる気がする
▼課題は?
- すべてのファイターに公平なルールと言っているが、本当にそうなっているだろうか?
- ちゃんとした名前をつけたほうがいい。GANRYUJIMAという名前では意味がわからない
- ネットで視聴しようにもニコニコ動画のシステムがよくわからない。海外のファンはどうやって観たらいいんだ?