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3・25巌流島TDC大会の演出家はなんと! 人気俳優・小栗旬のお兄ちゃん!

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入場ゲートは鳥居! パーソナルスポンサーを急遽募集!

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…………小栗了さんは、あの人気俳優の小栗旬さんのお兄さんとお聞きしていますが、今回、なぜ巌流島の演出をすることになったのか?  その経緯を教えてください。

小栗   もともと僕は高校卒業後、映画監督になろうとアメリカのボストンの大学に入ったんです。やっぱり、映画監督になるなら、本場で勉強しなきゃということで。ところがその頃に弟の旬が『花より男子』に出て、急に売れ出しまして……。だったら、俺も役者で売れるんじゃないかという勘違いが始まっちゃったんです(笑)、それで日本に帰って役者になろうと思ったのが24歳。

…………お兄さんも役者志望だったんですね。

小栗     でも、24歳から取ってくれるタレント事務所なんて、なかなか見つからないんですよ。それでいろんな事務所を30歳くらいまで転々としてました。これでも、スティーブン・セガールのハリウッド映画にも悪役で出たこともあるんですよ(笑)。それで30歳になって役者をあきらめて、親父の会社で働くことにしたんです。僕の親父はオペラの制作会社という、日本では珍しい仕事をやってまして、僕も旬もそういう血筋なんでしょうね。僕はその親父の仕事も20代から手伝っていたんですけど、本格的に親父の仕事を手伝うことにしたんです。

…………なるほど。

小栗   それで、僕が親父の仕事に専念しはじめたちょうど同じくらいのタイミングで、シルク・ドゥ・ソレイユが日本で常設劇場をたてるという話が昔の父の知り合いづてに話がありまして、シルク・ドゥ・ソレイユにプレゼンしたところうちが選ばれて、「シルク・ドゥ・ソレイユシアター東京」という劇場で「ZED」というショーの運営を立ち上げからやっていました。そこでは最大で70人以上の弊社スタッフがバックステージクルーとして働いていました。そのシルク・ドゥ・ソレイユの「ZED」も震災の影響で終わりになってしまいましたが、本当に世界のエンターテイメントのレベルを知れる、いい経験をさせてもらいました!その後は、某舞浜の劇場の立ち上げをお手伝いさせてもらったり、内覧会の演出をやらさせて頂いたり、企業のイベント、最近ではクラッシックのコンサートなど、いろんな舞台演出をさせてもらってます。

…………どちらかというと、企業のイベントやクラシックのコンサートの演出がメインなんですね。

小栗   そうなんですよ。それで巌流島さんに知人がいまして、谷川さんを紹介され「巌流島の演出をやりませんか?」と声をかけていただいたんです。

…………その時はどう思いました?

小栗    格闘技のイベントを演出しようなんて考えてもなかったので、驚いたし、声をかけていただいたことはありがたいと思います。で、映像を見たら、今まで自分が見てきた格闘技とは全然違う。特に雲海は面白いなと思いましたね。

…………谷川からはなんと言われたんですか?

小栗   これはドラゴンボールの「天下一武道会」なんだって。確かにそうだなって思いました。あとは谷川さんには「格闘技のイベントなんてこだわらず、いろんな実験をしてください」って。谷川さん自身は「プロェクト・マッピングを使って、闘技場の場外を海に見せたり、火山に見せたりできないか?」と言ってましたね。ああ、そういうことまでアリなのかと。でも「お金がないんで、かからないように」と言われましたけど(笑)。

…………たしかに(笑)。

小栗    でも、K-1みたいなド派手な演出も見慣れてきてしまっているので、全く逆の方向に振り切るのはやり甲斐がありますね。谷川さんは「日本の和の世界を世界に発信したいんだ」とも言ってました。それで僕、すぐに下関のホンモノの巌流島に行ってみたんです。意外と何もなかったんですけど、船を降りたら、すぐに鳥居があって、小さな神社があった。そうかぁ、鳥居かと思って、今度は京都の伏見稲荷にも行ってみたんですね。今、日本に外国人観光客がいっぱい来ていますけど、人気ナンバー1スポットが伏見稲荷の鳥居がズラリと並んだところというじゃないですか。それを見に行って、巌流島の入場ゲートをまず鳥居にしようと思いました。帰って谷川さんにプレゼンしたら、「小栗さん、いいじゃないですか」と言われて。

…………入場ゲートは鳥居!

小栗     あと、谷川さんが「お金はないけど、巌流島はファンと一緒に作り上げるイベントにしたい」と言ってたことが頭に残ってて、だったら神社の鳥居って、よく奉納した人の名前が刻まれてるじゃないですか?  僕は巌流島でも、パーソナルスポンサーを募って、お金を出してくれたファンの名前を鳥居に刻むのは、いいんじゃないかと思ったんです。最初は2~3本の鳥居ですが、その鳥居を大会ごとに増やしていき、その都度パーソナルスポンサーとしてファンに奉納してもらう。選手はそのファンの名前が入った鳥居をくぐって、闘技場に向かうわけです。いつか100回大会が続いたら、赤コーナー、青コーナーにそれぞれ50本ずつファンの名前が刻まれた鳥居を並べたいですね。そこをくぐって入場していく。それは面白いなと。

…………まるで伏見稲荷ですね。

小栗      そして鳥居の順番は常に今回のファンを一番前にする。やっぱり苦しい時に応援してくれたファンを一番大切にしたいじゃないですか。でも、実際は保管する倉庫の問題や途中壊れたりと、いろんな現実問題があります。だから、大会ごとに鳥居は数本しか並べられないかもしれません。でも、ファンの名前は永遠に残ると思うんですよ。いつか100本くらい鳥居を並べるビッグイベントをやる時に、今大会のファンの名前を一番前にして、歴史順に名前を連ねたら、巌流島はいかにファンの支えによって作られたイベントなのか、よく分かると思うんです。巌流島がいつか大きなイベントになった時、この人たちの支えがあったから今があるってなると思うんですよね。

…………それは素晴らしい!

小栗    あとは「巌流島は転落すれば死を意味する」というルールなんですが、入場の時にその雲海の中をまたいで闘技場に入るのは、よくないと思うんですよ。それで今回は太鼓橋を作らせていただきました。選手は太鼓橋を渡って闘技場に入る。また、前回は雲海のCO2で落ちたあと、みんな滑っていたんですが、今回は滑らないようにしたり、雲海に色をつけて1回目に落ちたら黄色、2回目に落ちたら赤と、ファンにもわかりやすくするとか、雲海の色で演出もしたいと考えています。

…………弟の小栗旬さんは巌流島について何か言っていますか?

小栗     話していますよ。弟も僕も格闘技は好きで見ていたし、弟は売れ出した頃、K-1の大晦日大会でリングアナウンサーもやらせていただいてて、滅多にないからって喜んでいました。僕もボクシングはビデオにとって見るほど、好きでしたし。巌流島に関しては、甲冑戦に興味を持ってましたね。「あれ、マジかよ。死んじゃうんじゃない?」みたいな。弟は馬に乗るのが得意なんですけど「馬に乗って戦ったら、オレ、最強だよ」と言ってましたね(笑)。

…………小栗旬さんの甲冑戦も見てみたいですね。ドラマでクラブマガも習ってましたよね?

小栗     そうなんですよ。縁がありますよね(笑)。だから、田村さんとの試合は楽しみですね。

…………最後にファンにこんなところが見たいというのがありましたら。

小栗     僕は格闘技の演出もやったことがないし、テレビの生中継も初めてです。そういう意味では不安もあるし、ファンの方は物足りないかもしれません。でも、他の格闘技イベントと同じことをやっててもつまらないので、僕は振り切ってやろうと思います。その中で日本人の美しさだったり、生き様だったり、道とか、厳かさが表現できればいいかなと思っています。

 

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【プロフィール】
小栗  了 (おぐり・りょう)。
1976年生まれ。東京都出身。俳優の小栗旬は弟。
3人兄弟の長男。舞台演出家。O型。

 

3・25巌流島入場ゲートの鳥居にあなたの名前を永遠に刻みます!  パーソナル・スポンサー大募集!!

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上記のインタビューにあったように、パーソナル・スポンサーをしていただければ、次回大会の入場ゲートの鳥居にあなたの名前を永遠に刻みます。パーソナル・スポンサー=奉納の種類は以下のとおり。

鳥居1(最大6名記入)奉納金10万円

特典:鳥居のお名前とステージ上で写真撮影、控え室で選手と記念撮影(事前希望提出要)、全選手サイン入りポスター

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特典:鳥居のお名前とステージ上で写真撮影、全選手サイン入りポスター

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お名前は先着順にて柱下のポジションから入れさせていただきます。

ご希望の方は、下記の問い合わせ先まで、お名前、住所、連絡先携帯番号、メールアドレス、鳥居の奉納金額、ご連絡を記入の上、ご応募ください。事務局から必ずご連絡させていただきます。

問い合わせ先 info@ganryujima.jp