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『巌流島 手合わせ稽古会&トライアウト』大反響! ロッキーも、シュレックもキターっ!

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サムネ

512日(土)、舞浜アンフィシアターで行われた『巌流島 手合わせ稽古会&トライアウト』には70名の参加者がGWを挟んだ、わずか一週間で応募。さらに当日飛び入りで8名の参加者が集まり、大盛況のもとで行われた。

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プロ選手も、発案者の菊野克紀選手をはじめ、ロッキー川村、シビサイ頌真、原翔大、岩崎徳正、左禅丸、蓮見隆太らが自主的に参加。稽古終盤にはアキラ・シット・レックと、関根シュレック秀樹選手がわざわざ静岡から新幹線に乗って駆けつけてくれた。これらのプロ選手も、巌流島事務局からあえて「来てほしい」と声をかけたのではなく、自発的に参加してくれたもの。このあたりに巌流島の特徴がある。巌流島の未来を感じさせてくれる凄くありがたい話だ。

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『手合わせ稽古会』は、まず立ち技に限定したライトスパーを1時間。一回1分間のスパーと20秒のインターバルで代わる代わる手合わせを行っていた。その後、休憩を挟んで、第2部では寝技ありのスパーを21ラウンドで1時間。もちろん、途中で休んでもいいが、出来るだけ多くの人と手合わせ出来るように短い時間でどんどん展開していった。

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一人「70人組手」さえも可能な展開に、参加者は第2部が終了した時点で、すでにバテバテ。しかしそんな中、第3部では谷川プロデューサーがプロと一般参加者を混ぜて即席でマッチメイクした対戦カードで、1試合ずつトライアウト。ライトスパーながら、プロを圧倒する選手や互角に渡り合える選手もいて、他の参加者をどよめかせた。これが本当にレベルが高かった。

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菊野選手は「トライアウトといってもルールの中で勝つことが目的ではない。自分の流派のスタイルをいかに生かした闘いができるのか? そこを見たいんです。空手家が押し出しばかりで勝っても意味がありません」と強調。

谷川プロデューサーも、「自分の流派にこだわった面白い組手をする選手がいっぱいいた。ジークンドー、合気道、空手、柔道、ボディガードと凄く個性的な選手がたくさんいました。次回あたりに史上初の全日本武術選手権大会を企画していますが、今日の中から何人か選ばせていただくと思います」とご満悦。

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また菊野選手は「手合わせ稽古会にこそ、巌流島の未来がある。埋もれたいい選手はたくさんいます。そして、ここに集まった人たちは、武道を追求していく仲間です。その仲間意識を持っていただいて、普段から交流を深めていただきたい」と熱く語る。ただし、菊野選手は6月「ノックアウト」での初のムエタイの試合を控えて、緊張感からか、珍しくいっぱいいっぱいの感じだった。

新しい試みの「手合わせ稽古会」。みんな礼儀も正しく、一番のルールは「ケガをしない。ケガをさせない」こと。今回は一週間で80名ほど集まったが、これが数ヶ月も募集すれば、100名以上になることは間違いなし。もちろん、あくまでも「稽古会」なので、レベルは関係なく、今回も2人の子供も参加していた。この輪を全国に広げていきたい!

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