キミは喧嘩フットボールを知っているか?イタリアのカルチョ・ストーリコの選手まで参戦表明!!
世界一過酷な球技「カルチョ・ストーリコ」の猛者ミシェル・ヴェルギネリが巌流島に参戦する!
アジア一過激な格闘技がミャンマーラウェイだとすれば、ヨーロッパで最も過激といわれるのが、この「カルチョ・ストーリコ」。素手で殴り合い、蹴り合い、投げ合って、負傷者が続出する過酷なイベントだ。
“古式フットボール”を意味するこのカルチョ・ストーリコは、16世紀にイタリア・フィレンツェで始まった歴史ある球技であり格闘技。現在は年に一度、トーナメント戦が行われていて、選り抜きの格闘家やアスリートたちが、一年を通してトレーニングを積み、このトーナメントに臨む。
巌流島は始動した2015年当初からこの喧嘩フットボールに注目しており、プロモVやトーク番組「巌流島魂」等で何度も取り上げてきた。ただ、ファンや関係者から大きな反響を得ていたとはいえ、遠く離れた異国から届いたトンデモなネタとして終わるものと思われていた。
だが、しかし、巌流島は独自のグローバルネットワークを駆使し、この喧嘩フットボールの現役選手との接触に成功! 交渉の末、なんと巌流島参戦へとこぎつけたのだ。
しかも参戦する選手は、カルチョ・ストーリコで英雄的な人気を誇る大物ミシェル・ヴェルギネリ。2006年からカルチョ・ストーリコに参戦していて、これまで7度もトーナメントに選抜されてきた、この競技を代表する選手だ。ボクシング、キックボクシング、カンフー、散打、レスリングを体得してきた格闘技マスターでもある。
カルチョ・ストーリコでは、死角から不意打ちで放つ頭部への攻撃は禁止だが、それ以外は素手でのパンチ、キック、ヒジ、頭突きに関節技まで認められている。ひとチーム27人で行われ、フィールドの最後部に設置されるネットにボールを投げこみ、その得点を競うわけだが、選手たちはボールそっちのけで闘いに没頭しているようにも見える。
複数対複数の集団戦ではあるが、攻撃が認められるのは一対一の闘いのみで、前述のとおり不意打ちも禁止。イタリア男たちが正々堂々と闘い、勇敢さを競い合う場なのだろう。
巌流島参戦が決まったヴェルギネリは「対戦相手を選んだりはしない。強い相手であれば誰でもいいのでそっちで決めてくれ」と言ってきている。とにかく強気で、恐れ知らずだ。
世界一過酷といわれるカルチョ・ストーリコの勇猛な戦士は、巌流島でどんな試合を行い、また、どのような“闘う者の姿”を見せるのか。7.31有明は前代未聞の異種格闘技の祭典になる。
- ▼ミシェル・ヴェルギネリ(カルチョ・ストーリコ/イタリア)
- 1973年生まれ
- 175cm/85キロ
- ボクシング戦績:19戦15勝3敗1分
- キックボクシング:9戦9勝
- 散打:39戦35勝4敗1分
- グラップリング大会イタリア王者
- ●ミシェル・ヴェルギネリの動画(カルチョ・ストーリコ)
→ https://www.youtube.com/watch?v=SdEklKmkH4o
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