「準備万端は稀、準備不足は常」出場は締め切り5分前に決めました!
お題………巌流島トライアウト2の帰還者たち

文◎KENGO(現代空手道研究会)
この度は巌流島トライアウト2へ出場させていただき、誠にありがとうございます。
実を申せば、トライアウト出場を決めたのは、申込み締切日の日付が変わるギリギリ5分前、試合当日の約1週間前のことです。
スポーツなら準備不足という事になろうかと思います。
師匠より日頃から言われている「準備万端は稀。準備不足が常」という言葉が念頭にありました。
これは「今、与えられた状況で出来る限りのことを考え実行することが大切」という意味として理解しております。
今、何が出来るかを試してみたかったわけです。
今回トライアウトへ参加させていただいた目的は主に二つありました。
ひとつは、空手の研鑽のため。
此方の目的は対戦相手の柏木選手のお陰もあり、自身の足りない部分、弱点となる部分を多分に知り、これからの稽古の指針となる良い経験をさせていただきました。
もうひとつの目的は、微力ながら巌流島という武道イベントを盛り上げる一助となればとの思いからです。
今、空手界はオリンピックへの参加が決まり、大変な盛り上がりを見せています。
それ自体は歓迎すべき事かもしれませんが、武道である空手がスポーツの祭典であるオリンピックに「入れて貰っている」雰囲気に少なくない危機感を感じております。
ここでスポーツと武道との優劣を言うつもりはありません。しかし、その概念と目的が異なる物だとは認識すべきと感じます。
今、この時期、巌流島という武道をコンセプトとしたイベントがある事は、武道の未来にとって何か意味がある事に思えてなりません。
今回の出場を許可いただいた、
所属する現代空手道研究会の会長・園田先生、
セコンドについていただいた滑川さん、大越さん、
強く参加を誘ってくださった菊野選手、
お相手いただいた柏木選手、
いつも共に稽古をしてくださっている皆様、
谷川プロデューサーはじめ当日の運営をしていただいた皆様、
私の家族、
皆様に伝えきれないほど感謝をしております。
ありがとうございます
押忍!
[谷川プロデューサーより]
答を先に言っちゃうと、今回の巌流島トライアウト2で一番いい選手がKENGO選手でした。強いし、武道的! 試合後、「現代空手道研究会ってどんな空手ですか?」と質問。元々は剛柔流だけど、顔面アリのグローブ空手もやっているという。実に興味深いです。