ビビったら負け。無傷で勝とうと思うな。ドンと来い
8月3日(水)のブロマガ………お題「7.31巌流島・有明大会の感想」
「ビビったら負け」「無傷で勝とうと思うな」「ドンと来い」
沖縄拳法空手道「沖拳会」の師範、山城美智先生から学んだ闘いの極意です。
UFCで何も出来ずに2連続KO負けという高い授業料を払って、その重要性を腹の底から思い知りました。
試合まではどれだけビビろうが、欲を出そうが、不安になろうがかまわない。
でも闘いの瞬間にそうなったら命取り。
相手が見えず、力んでしまい、攻めることもできない。
だから前回のDEEPと今回の巌流島はそれだけ、己に克つことだけを考えて試合に臨みました。
正直相手がどうとか、ルールがどうとか、コンディションがどうとかどうでもいい。
勝つか負けるか、怪我をするかどうかもどうでもいい。
自分に恥じない闘いができればそれでいい。
あとは知らん。
そんな心で臨んだら結果としていい勝ち方が続きました。
この精神状態が僕には合っているようです。
大切にしていきたい。
誤解されないように書いておきますが、闘いに必要なのは心技体です。
心は重要ですが、技と体が伴わなければ当然勝てません。
ちなみに甲冑合戦は心と体は負けて無かったと思うのですが、技術に圧倒的な差があり歯が立ちませんでした。
UFCでは心が未熟で技と体の力を発揮する前にやられてしまった。
その後、試合がないなど地獄を経験し、またメンタルコーチングを受けたり、アライアンスから独立したりと、いろんなきっかけを経て成長し、いい心の状態を掴みました。
山城先生にご指導頂いている打撃技術、ブラジリアン柔術道場カルペディエムの岩崎正寛さん、伊藤健一さんからご指導頂いているグラップリング技術、フィジカルトレーニングジムCORESの為谷彰さん、高橋さんに磨いてもらっているフィジカルと神経系、横浜スポーツ接骨院の種市院長による身体のケア、休みを返上してミットを持ってくれた田野尻さん、出稽古させて頂いたジムの皆さん、そして柔道、極真空手で培ったもの、高阪さんをはじめアライアンスの皆さんに鍛えて頂いたもの。
それらが今の心と噛み合って、今回の結果が出たと思います。
今の自分が一番強いと心から思いますし、まだまだ強くなれます。
次を楽しみにしていてください。
今後の巌流島の展開にも期待!