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7・31巌流島のオープニングは武人画のライブアート! 巌流島・初の公式グッズとして会場でTシャツも販売!

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武人画の裏テーマは、サムライたちの『覚悟』です!」(こうじょう雅之)

7月31日(日)、有明コロシアムで開催される『巌流島・公開検証Final』。そのオープニングを飾るのは、若手の武人画師として、最近脚光を集めている「こうじょう雅之」の武人画のライブアートに決定した。フジテレビCS放送の『激論! 巌流島魂』のバックに飾っている武人画といえば、思い当たる人も多いだろう。しかも、このこうじょう先生の武人画がTシャツとなって、巌流島・初のオフィシャルサイト・グッズとして発売されることも決定した。7・31巌流島を行う会場の有明コロシアムで初出荷。将来的にも値打ちがつきそうなこのTシャツを発売記念特別価格(4,200円・税込み→4,000円・税込み)で販売されるので、ぜひこの機会にお買い求めください!

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——–凄い迫力の武人画ですが、この武人画を描き始めたはいつからなんですか?
こうじょう    実はプロの武人画師になって、まだ1年7ヶ月なんですよ。もともと子供の頃からなりたかったのは、野球選手か漫画家。それで、実家が理髪店を経営していて、あとを継がなくてはならなかったんですが、続かず。それからサラリーマンをやったんですが、続かず。夢を捨てきれずに、35歳になる手前で決心しました。

——–きっかけはなんだったんですか?
こうじょう     そりゃあ、もう『バガボンド』の井上雄彦先生の影響ですね。3年前くらいに日清のカップヌードルのCMで、井上雄彦先生が墨ででっかい宮本武蔵の絵を描いたことがあったじゃないですか?  それを見て身震いして、やっぱり俺は自分の夢を追いかけようと、脱サラしました。それまでも街でよく見かける似顔絵書きとか、ビジネスイラストを描いていたんですが、そのCMを見て武人画を描くようになりました。

——–誰かに絵を習ったとか、美大出とか、漫画家のアシスタントをやってたとか、そういうバックグラウンドはあるんですか?
こうじょう     いや、全くの独学です。あのCMを見て、最初に宮本武蔵と佐々木小次郎を描いたのがきっかけです。それで、知り合いの居酒屋でライブアートをやらせてもらったら、これが凄く評判になったんです。京都に住んでいるんですが、アトリエを借りて個展を開いて30作品くらい飾ったら、これもすぐに完売しまして、やっていける自信がついてきました。ただ武人画を描くだけでなく、ライブアートもよくやらせていただいています。

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——–それで巌流島の仕掛け人・谷川貞治の目に止まったと?
こうじょう    知り合いを通じて谷川さんを紹介してもらったら、「いいじゃないですか、凄い迫力がある!  今度の巌流島で何か描いてくださいよ。Tシャツも出しましょう。会場にもでっかい絵を飾りたい」と初対面で言われまして、それからトントン拍子に話が進んでいったので、自分自身も驚いています。

——–そもそも巌流島って見たことがあったんですか?
こうじょう    最初はよく知らなかったんですが、仕事柄「巌流島」というキーワードはネットでよく検索するじゃないですか。その時に「巌流島・新しい格闘技」というのが出てきて、「なんだ、これは?」と。見たら、K-1の時に大好きだった渡辺一久選手が出ている。ますます興味を持って、動画を何本か見ました。渡辺一久選手は他の選手にはない、闘いっぷりが好きですし、僕もスキンヘッドなので親近感が湧くんです(笑)。

——–巌流島を見た感想は?
こうじょう     いやぁ、今までの格闘技にない、ホント僕が武人画で描きたいような世界、それこそ巌流島が言っているように「武道」というものを強く感じて興奮しました。だいたい巌流島は舞台で闘っているじゃないですか?  だから柔道や相撲を見ている感じにも似ているし、他の格闘技みたいにロープや金網がない分、より生々しく感じますね。ロープや金網があるだけで、あっちのプロの世界という感じがするけど、巌流島は何もないので路上で刀を抜きあっているような生々しさを感じますね。凄く斬新なイベントという感じがします。

——–今回は巌流島とコラボしてTシャツも出されるんですね?
こうじょう      巌流島ではオフィシャルグッズを作りたいと考えていて、それを何にするか、ずっと迷っていたみたいなんです。谷川さんたちは「和の世界を世界に発信したい」ということで、着物や甲冑まで売りたいって言ってましたね。その中で、自分の武人画を選んでいただいたのは光栄なので、むちゃくちゃ気合いを入れて描きました。

これが巌流島初の公式グッズ・武人画Tシャツだ!

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超かっこいい!  Tシャツなイメージはこんな感じ。乞うご期待!

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——–いやぁ、凄い迫力ですね。でも、こうじょう先生は井上雄彦さんとは違い、あまり顔を細かく描いていないですね。表情というか。
こうじょう     僕の武人画は全体の勢いで表現したいと考えているんです。裏のテーマは「覚悟」です。僕らは体験できませんが、人を斬る覚悟、戦場に行く覚悟、死ぬかもしれないという覚悟、それは相当のものじゃないですか?  その覚悟を全体の勢いで表現したいと思っています。

——–なるほど、この迫力は「覚悟」かあ。7・31巌流島・有明コロシアム大会でのオープニング・パフォーマンスも期待しています。
こうじょう      7・31巌流島では、オープニングセレモニーということで、闘いの神に奉納する儀式のようなつもりで挑みます。いつも以上に気負わず、これから神聖な闘いが始まるんだってものを武人画で見せられたら、いいですね。

image8こうじょう雅之、1978年7月24日生まれ。京都在住。武人画師