——参戦してみていかがでしたか？

僕はデビュー戦だったんですけど、大舞台で試合できることに喜びがあって、支えてくれている仲間や友人、職場の仲間に感謝したいです。

——闘ってみての感想をお願いします。

新しい格闘技なんで、やはりすごい展開が多くて。押し出しがあるんで下がれなくて、前へ出過ぎてもすかされて自分から外へ出ちゃうこともあるんで。考えながら闘わないとやっていけないと思っていたんですけど、それでも難しかったです。

——レスリングのテクニックは？

レスリングは下がらずに前へ出る感じなんですけど、巌流島も同じようなところもあって。でも、ちょっと違うのは、レスリングはテイクダウンして終わりなんですけど、巌流島はその先もあるし。新しい格闘技のスタイルだなと思いました。

——闘いやすさは？

僕はレスリングしかやったことないんで、闘いやすさとかはないです。ただ、レスリングに近い感覚はありました。

——対戦相手はいかがでしたか？

ものすごいタフな選手で気持ちも強くて、オファーを受けてくれたことに感謝しています。

——相手は打撃勝負をかけてきました。

そうですね。僕はタックルからテイクダウンしてパウンドを狙っていたんですけど、相手は打撃で圧力をかけて最後に右ストレートを打ってきました。打撃で場外へ出せるポイントになっていますね。レスリングだけをやっていても勝てないと思いました。

——また出たいですか？

ぜひ。やってみて、勝ったらすごい嬉しいですね。周りの声援とか、大舞台とか。日本の格闘技は前よりも盛り上がりが少ないかなと思っていますが、巌流島が盛り上がり、また格闘技が盛んになってほしいなと強く思います。

――盛り上がる試合とは？

やはり互いの長所が出ることですね。自分は、無差別ででかいやつ同士の迫力のある試合を見るのが好きでした。階級のある試合も面白かったですね。

——大きい選手と闘うのは？

僕はどうですかね（笑）。とりあえず、勝ててよかったです。

——最後にメッセージを。

巌流島で初プロデビュー戦を勝つことができました。ここまで来るまでに、周りのサポートが重要な部分を占めていました。励ましの言葉をもらうとモチベーションを上げて、また次にがんばろうと思うはずなので、些細なことでもかけてくれるだけでもいいと思います。