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巌流島の選手選びのポイントとは? スターの条件は男のフェロモン!

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今週のお題………………………「1・3 巌流島・世界武術団体対抗戦の見所」

文◎谷川貞治(巌流島イベントプロデューサー)

文◎谷川貞治(巌流島イベントプロデューサー)

 

巌流島のコンセプト「武術」「武道」や「公平な異種格闘技戦」については、散々説明してきたので、かなり浸透してきましたが、その中で僕がどういう選手選びを考えているのか、少し説明しましょう。

僕は巌流島のコンセプトをイベントで提示していく上で、いくつかのキーワードを頭に描いて選手を選んでいます。

1、まず巌流島を認知してもらう上での「信頼感」。この信頼感はどんな選手を選ぶかでイベントのスケール感が決まってきます。僕はその信頼感について、一番に「田村潔司」と考えました。彼なら、きっと僕がやろうとしているコンセプトを理解し、面白がってくれるだろうと。他にも「ミノワマン」や「渡辺一久」「JZカルバン」や「マイティ・モー」「アンドレ・ジダ」なんかもそうですね。こういう選手はイベントに一人は必要だと考えています。

2、次に巌流島の一番の売りにしている「発掘」。巌流島は異種格闘技戦がコンセプトなので、とにかく未知の格闘技から選手を発掘する。それが巌流島のカギになると考えています。だから、セネガル相撲、クラブマガ、ジークンドー、カンフートーア、カマキリ拳法、太極拳、アメフトと、本当にいろんな世界の格闘技を闘技場に上げてきました。でも、よく考えたら、K-1のようにキックボクシングの強豪を呼ぼうとしても過去のK-1と比較されるし、MMAはUFCを筆頭とするアメリカと比較されるので、どうしても下のイベントに見られてしまいます。それでは日本の格闘技を復興させることは無理。だったら新しいジャンルを作った方がいいです。

3、「再生」。僕は現状の格闘技界を支えられる選手は、「再生」だと思っています。格闘技ブームに少し乗り遅れたり、実力やスター性がありながら、評価が低かった選手。それが「菊野克紀」だったり、「小見川道大」だったり、「町田光」だったりします。「選手を生かすも殺すもプロデューサー次第」と前回書きましたが、僕は自分が過去に触った選手、有名だけど過去のイメージが強い選手よりも、こういう選手の方がやり甲斐があります。彼らは実力はありますが、僕にとっては未知の強豪だからです。実力があるので、やり方次第ではいくらでも輝くと思っています。

4、そして最後が「新人」。これが巌流島ではまだできていないのですが、一番やらなければならないのはそこでしょう。巌流島で若くて超かっこいいスーパースターを育てること。それができて、ゴールデンタイムで勝負したら10年はいけるでしょう。しかし、そこが実は難しい。

スターの条件はいろいろあります。

・若くてかっこいい

・良い体をしている

・技術とスピードがある

・VTRを作りたくなるようなバックボーンがある

・全力で試合する

これが揃っていれば、スーパースターです。その中で一番難しいのが「かっこいい」ということです。これは誤解しないでくださいね。僕はスターになるヤツというのは、「男も抱かれたくなるようなフェロモンが出ている選手」だと思っています。極端なことを言うと、僕はそこだけで判断してしまうプロデューサーです。でも、誤解しないでくださいね。僕にその気はないですよ。

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でも、猪木さんやアンディ・フグ、ヒクソン・グレイシー、ピーター・アーツ、みんな、スターになる選手って、フェロモンの塊というか、凄く男の色気がある。顔がいいとか、そういう外見だけでなく、内面から発する色気。イケメンでもフェロモンの出てないヤツはダメなんですよ。結局、ファンはそういうところを見て、何かを感じ取っている。そこって凄く大切なんです。マッチメイクを並べた時に、そこに男のフェロモンを感じなかったら、ファンは集まりません。ガッカリするばかりです。90年代のK-1ファイターは色気ムンムンの選手ばかりだったので、本当にカッコよかった。TBSでも、僕が魔裟斗、須藤元気、KID、所、宇野といったところの選手を集めたのも、そういうところを意識していたからです。もしかしたら、強い選手は他にもいたかもしれません。

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僕はカポエイラのレロや喧嘩サッカーのミケーレなんかは、色気があるからスター性があると思っています。だから、年齢とか、ルックスだけじゃないですよね。そういうフェロモンを出せる可能性のある若い選手を発掘し、スターにすること。それをしないと格闘技の復興なんてありえない。そういう選手が出てくれば、今巌流島に出ている選手は全員もっともっと輝くのは間違いないです。特に海外の選手に言えますが、僕は強くても、色気のないヤツはあまり興味ないですね。

「こんな男だったら抱かれてもいい」と思うような試合をする選手。普段からそういうフェロモンたっぷりの選手。しかも、女性だけでなく、男性がそれを感じる。そういう選手にいかにストーリーを作って輝かせるか?  そういうところにジャンルの「未来」を感じるんだと思います。未来を感じなければ、これはもうダメでしょうね。

オリンピック選手なんかは、やっぱりそういう選手が多い。誰か、そういうファイターがいたら、ぜひ紹介してください。

でも、誤解しないでくださいよ。僕にそういう気はありませんから。

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