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【3.25巌流島速報】KO連発! 大混戦もあり! 公開検証3はどうなった!?

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325日(金)、東京・水道橋の東京ドームシティホールでおこなわれた「巌流島STARTING OVER 公開検証3」で、田村潔司がイスラエルのジャッキー・ゴーシュに判定で敗れた。クラブ・マガと呼ばれるイスラエルの護身術を学ぶゴーシュは32歳。子供の頃、イスラエルで放送されていたUWFインターのテレビ番組を見ていて、田村にも憧れたそうだが、長いリーチをいかしたロングフックでメインイベントを快走。田村も必死の形相で反撃したが、ゴーシュの打撃を主としたMMAの技術に完敗した。 
 
セミファイナルの第7試合では、モンゴルの星風が南アフリカ・ズールー族の雄、ボンギンコシ・マドンセラに、闘志むき出しの喧嘩マッチを仕掛け、試合は大荒れ。星風の場外での反則パウンド、マドンセラの噛みつきまで飛び出し、2R130秒、最後はマドンセラのセコンドのボビー・オロゴンがタオルを投げた。負傷もおい、マドンセラは気持ちが折れかけていたが、アフリカ側のセコンド陣がエキサイトしており、乱闘になりかねない状況だった。 
 
6試合には、セネガル相撲の王者グリス・ブドゥではなく、実弟のグリス・ブドゥ2(ツー)が登場。星風の兄、バル・ハーンと組み合い、振り回すように投げて3度場外転落させ、2R28秒、TKO勝ちした。 
 
5試合ではブラジルのアンドレ・ジダが、ロシアのコンバットサンボ選手、ビターリ・クラットに、3R012秒で逆転勝ち。右フックからの1本勝ちだった。 
 
4試合まではいずれも速攻が功を奏し、1Rで決着した。勝者はいずれも抜群の技の切れ味をみせた。詳報は後日掲載。(文/安西伸一)